モノに関しては、捨てるという言葉はよくないけれど、使わないものはおさらばしたい方。そんな私でも待った~、捨てないでと思うのが食べ物。
先日青ネギのクラッカーを来客時に出したら“青い部分は捨てちゃうもんね”と言われてびっくり。待って待って青い部分のほうが薬効高いのよ~。でも、私もキャベツの外葉や芯、レンコンの節は捨てたもんね。もっとヒドイのは働いていたときは、結局外食続きで使いきらなくて、まるまる野菜を捨てた過去があり。大きなことは言えないね。
年末まで通っていたお料理教室の先生は自然療法の東城百合子さんのお弟子さん。だからお野菜は基本的にぜえんぶいただきます。レンコンの節もそこに栄養が一番あるんだとか。冬瓜のワタまでお好み焼きに混ぜ込んでいただくんだから徹底したもの。キャベツの外葉はクラッカーに混ぜ込んだり、ペーストにしたり、芯だってあんなに美味しいダシになるとは。考えてみれば、食べ物に限らずなんだって根っこが一番重要で支えてるんだものね。葉はその先に出てきたもので、ある意味薄っぺらい。そう思うと奥が深いわ~。
さてさて、活用法はいっぱいあるものの追いつかなくて、告白すると捨てていたことも多かったのが米ぬかでした。米ぬかクッキーはよく焼いていたけれど、正直飽きてしまった。
糠ふりかけは美味しいのだけれど、基本的にチビにはふりかけがないとご飯が食べれないという風になってほしくない+ふりかけがあるとご飯がいくらでも食べれちゃうというので我が家ではキケン、キケ~ン。ちなみにそんなチビ、糠ふりかけのみをおやつとして喜んで食べてました。お友達のS君と二人でお目々閉じておやつのふりかけが出てくるのを待ってるのはかなり笑える光景。喜んでおかわりする二人。しかし、これ、ふぅ~っと息ふきかけると飛び散るんだな。髪の毛まで糠だらけ。ということでやっぱり固めることにしました。
木のひげの“ツーロング”という塩味の手びねりクッキーが大好きなのだけれど、これをイメージして試作。ツーロングは材料はいたってシンプルだから材料勝負。あれは天然酵母のじっくりとした旨味なので近い味にはならなかったけれど、それでもかなり好みの塩味クッキーができました~。チビのおやつ用に、と焼いたのにほとんど夜相方と完食。だって、止まらない~。
材料勝負だからお粉は思い切っていいものを。普段は使わない金子製麺の地粉、なんとたったの500gで326円を使いました。きゃ~ん、太っ腹。糠は新潟の瀬谷君のところの有機のお米。美味しいのは当たり前か。レシピをどうぞ↓
≪米ぬかクラッカー≫
・米ぬか(生でOK)・・・ 2カップ
・地粉・・・1カップ
・塩・・・小さじ1
・植物性油・・・大さじ4(オリーブオイルなどお好みで)
・お湯・・・大さじ5
1.粉類を混ぜ合わせ、そこに油を入れて手でポロポロにする
2.お湯を注いでこね、麺棒で2mmくらいの厚みにして切る
3.170度オーブンで20分
※ 我が家は米ぬか:地粉=2:1にしてますが、これだと糠の味がしっかりするので、1:1にするなどお好みで。
何かいいね。よくわからないけど、ツボにハマったよ~ん。
いやーいつもは生活クラブの国産小麦だけれど、ストックがなくてあれは急遽ウィンディーで買ったの。あんな高級小麦私使ったことありません(笑)。エンロハさまに使ってもらえて本望です(笑)。
でも、糠も余って捨ててました~。
一手間加えて別の形に変える、っていうのを難なく出来るようになりたいですわ…(^_^;)
そうなのよ~、地味ぃで忘れられがちだけれど、
全ては根っこなのよね。葉っぱや枝はあくまで
もその結果として出てきたもの。人も人生も
同じで、根っこを見なければ問題は解決しない
そうな。奥が深いなりよ~。
≫MaoMaoさん
いや~、あれは高いよね。素材はよいものに
こだわりたいけれど、あのお粉はさすがに
高級品だわ~。だからこのレシピ、失敗が
許されずドキドキの試作だったのよ~(笑)。
≫たらさん
お目々閉じて、外で待ってる二人、かなり
笑えたね。はい、師匠、また来てくださいっ。
≫yukikoさん
お~、精米機デビュー!五分づき美味しい
よね~。チビは白米食べないもの。
米ぬかクッキーのレシピだったら、以下のが
甘くて一般受けするわよん↓
http://www.hirorocooking.com/recipe/1279-16-01/index.html
≫空模様さん
いや~、でも働いてたらなかなか難しいよね。
私もいっぱい腐らせて捨ててたもの。しかし、
糠は香ばしくて美味よ♪糠ふりかけもお試し
あれ。