LOHASな日々@湘南

日々の暮らしの中にあるLOHASのヒントやちょっと素敵なことを徒然なるままに綴っていきます

いつくしみ屋 in 白浜

2009-04-05 01:30:56 | Shops
  

下田でオーガニック系のランチができるところをネットで探していたら、ヒーリングプレイスいつくしみ屋というのがヒット。白浜だけれど、みかん畑の山奥にある・・・ふむふむ、なんだかのんびりできそう。ブログを見てみると、いかにもって感じの人たちがやってる(笑)。こういう場所に両親を連れて行くと浮きそうだな~、と多少躊躇しつつ、ほかに選択肢がないので決定

美しい白浜を背に山道を登っていくと・・・いや~な予感。はいっ、キターっ対向車が来たらアウト。いや自分たちの車だけでもかなりギリギリの狭い狭い山道。あ~ん、なんでこんなところ選んじゃったんだろう。また車内が険悪モードになっちゃうぅぅぅ、とドッキドキ
スリリングな道をなんとか切り抜けるとみかん畑が広がり、たどり着いたときには安堵、安堵。多分こういうところに来るお客さんってみなアースデイ系なんだろうな。頭にバンダナ巻いてなきゃダメですか~?草木染やヘンプの服着てなきゃダメですか~(笑)?両親もいたし、見た目あまりにもフツーな私たちのこと向こうは最初自分たちのお客さんだと思ってなかったみたい!?
すみません、私ってばかなり偏見持ってますね。ちょっと構えながらお店の人たちと話しはじめれば、これが気持ちのいい好青年たちなの。話し方もとても丁寧で、両親も感心してました。自給自足が好きな人たちってやたらとフレンドリーで初対面なのに距離が近すぎるか、逆に内輪だけで盛り上がって、部外者にはよそよそしかったりすることが多いのだけれど、ココの人たちは違いました。

建物は別荘だったところを、自然素材を使って自分たちで改装したそう。まだ改装途中という部屋もあったけれど、どこも狭いながらユニークで面白い。ここでジャンベをはじめとするさまざまなライブやワークショップが繰り広げられているそうです。
ジャンベが好きなのでアフリカっぽくしたかったのに、仕上がってみたらニューメキシコになってたんだとか(笑)。

自分たちで手を加えた家っていいなあ。あたたかみがある。立派で個性的なテーブルは何十万もするものに見えるのだけれど、数千円で木材倉庫に眠っていたものを自分たちで削って作ったんですって。エンロハ一族で感心ひとしきり

さて、肝心の食事は!?
土曜日は日替わりランチで2種類のみ。相方が頼んだピタパンサンドには地産地消がテーマで庭で採れた野菜と地元の川魚のフリッターが。私たちが頼んだのはベジマーボー丼。しっかり玄米でおなかいっぱい。玄米、山芋、人参から起こした酵母で作ったという大きなカンパーニュは石釜で焼いたもの。スライスしてトーストし、バジルソースを塗ったものをいただいたのですが、噛み応えアリ、もっちりでこれまた味わい深く、美味でした~。ちなみに日曜日は石釜ピザが味わえるそうです。

いや~、面白い異空間でした
“あんな風に気楽に生きる生き方もあるのねえ”
と母。気楽・・・かどうかは分からないけど。でも、こういう風にも生きられるんだぁ、ということを教えてくれる場所でした。

ヒーリングプレイスいつくしみ屋
■静岡県下田市白浜3166-3
■TEL :0588-27-3886
■営業時間 11:00~15:00 定休日:火曜日