LOHASな日々@湘南

日々の暮らしの中にあるLOHASのヒントやちょっと素敵なことを徒然なるままに綴っていきます

カリール・ジブラン

2009-03-01 20:49:17 | 本・映画
昨日は1ヶ月検診に行ってきました~
生まれたての新生児ちゃんと比べると我が子の大きいこと。1ヶ月でこんなに成長しちゃうんですね~。我ら大人がたいしたことをせずぼーっと過ごしてる間にどんどん子供は成長しちゃう。追いついていかねばっ

以前友達が子供を産んだとき、”さずかった、ではなく、預かっちゃった、と感じた”と話していたのですが、上の子を産んだとき私もまさにそう思いました。自分たちに全然似ていないというのもあったけれど、我が子というより宇宙人を預かったような感覚。今度の子もしかり。そうよね~、子供は親の所有物じゃないもんね。
そんなとき知ったのが、カリール・ジブンランの詩。今回もまたこの詩を噛み締めています。
カリール・ジブランはレバノン生まれの詩人&哲学者。彼の著書『預言者』は世界的大ベストセラーだそうで、「人生にまつわる26のものごと」が預言者によって語られるというもの。図書館で借りてきたので、これから他の章は読むのですが、その中で子供という詩がうんうんととても納得させられるものだったのです
余談ですが、以前相方とはまりにはまっていたイギリスのドラマ“マンチェスター・ラプソディー(原題:Cutting it)の中にもこの詩の朗読が出てきて、おおこんなドラマの中にもと感激したものでした。長いのですが、とある本の中で引用されていた意訳をご紹介しまーす。

~あなたのこどもたちは、あなたの子どもではありません。
彼らは生命が、みずからを待ちこがれて生みだした息子、娘たちなのです。
子どもたちはあなたを通して生まれてきたけれど、
あなたが生みだしたのではありません。
あなたと一緒にいますが、あなたのものではありません。
あなたは子ども達に愛を与えるかもしれませんが、
あなたの思考を与えるわけではありません。
なぜなら、子どもたちには子どもたち自身の思考があるからです。
あなたは子どもたちの肉体を宿すかもしれませんが、
子どもたちの魂を宿すわけではありません。
なぜなら、子どもたちの魂が宿っているのは明日の家、
あなたが夢の中でも訪れる事のない場所だからです。
あなたが子どもたちのようになろうと努力することもあるでしょうが、
子どもたちをあなたのようにはしないように。
あなたは弓であり、あなたの子どもはそこから放たれる、命ある矢なのです。
弓であるあなたが、引き手によって、喜びのうちに曲げられますように。~


そう、だから自分の思い通りにいかないとき、方向性を見失いそうなとき、この詩を思い出したいと思います。


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