マンゴーしいたけのつぶやき

いわゆる団塊の世代です。40年余の東京暮らしを経て、生まれた古里で織りなす珍道中の「つぶやき」になりそうです。

渋谷・新宿・西小山

2011年06月17日 19時48分16秒 | 日記
♪男心の未練でしょう 東京恋しい 西の都♪
「北の宿から」に合わせて、長女夫婦が贈ってくれたカラオケマイクで時々歌っております。
未練でしょうか? 未練です。

ということで今日は「渋谷・新宿・西小山」、もう一度行きたい場所です。

渋谷は道玄坂のクラシック喫茶「ライオン」
デモ帰りの仮眠場所に最適でした。
「造反有理」とか叫んで、この時とばかりに日帝の権化、東大駒場に石を投げていた時代。
“止めてくれるな おっかさん 背中(せな)の銀杏が泣いている”
幻だった昭和維新を信じ、高倉健の任侠映画に自分を重ねていた時代。

新宿は歌舞伎町の歌声喫茶「カチューシャ」跡と、はす向かいの「鶴亀食堂」
「カチューシャ」はアコーディオンと仲間で歌う一体感に、明日の勇気をもらった時代。
「鶴亀食堂」は貧乏学生のオアシスでした。
安くてボリュームがあり、カツ定食といえば鯨が当たり前だった時代。

西小山(目蒲線)は上京してタコ部屋を経験した「毎日新聞販売店」
6畳間の3段ベッドに3人、約200部の朝刊配って学校へ。
夕刊配った後は、集金と拡張(営業)、休日は年6日もなかったかも。
これが新聞社の奨学金で通う学生の、平均的な生活スタイルでした。
これは厳しいと長原駅前の「朝日新聞販売店」に移るのですが、待遇変わらずガマンの3年が始まります。

振り返れば懐かしい思い出のアルバムです。

写真はJR肥薩線、宮崎の真幸駅
みなさまにさらに真の幸せが届きますように

コメント
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