SHOじいの独り言

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貴重な体験

2018-04-21 09:46:22 | 日記・エッセイ・コラム
 

 支援ボランティアをしている関係で視覚・聴覚障がい者向けの映画会
「家族はつらいよ2」にアイマスクを持参し、貴重な経験をしてきました。
 結論から言うと、普通の映画に字幕と音声ガイド(今回はライブ)が付いて
いるものです。音声ガイドはセリフの合間に簡単な状況説明があり、画面が
変わった時には必ずその場面の説明がされます。これは急に場面が変わると、
障がい者は付いていけなくなるからとのことでした。
 ガイドの簡単な説明から、自分の実体験(先天や中途失明者などの事情)を
踏まえて想像するしかないそうです。だから、映像を共有していないので、
各人が個別の情景を思い描くことになるのだと思います。また、配役と演ずる俳優の名前を冒頭に読み上げてくれるのですが全部憶えられるはずがなく、私の場合にはあの小林稔侍さんが
途中から登場したのに判りませんでした。
 なお、あの素晴らしい音声ガイドをするには、視覚障碍者のことをよく理解したうえで
最低でも2回くらいは映画を見ておかないと不可能だと感じました。