猫と雀のいる絵日記

野良猫上がりの家猫ニ匹との日常生活、
そして雀が同居している非日常的生活

余談

2016年11月29日 | 日常
法事の前日、実家に行った時、近くの画廊で父の小品展をやってると聞き
私達夫婦と次兄夫婦で画廊に見に行った。結構私の見たことのない作品も
あり、また改めて父の力量に感心した。でも一点、気になる作品。
「あれ、これ、親父の絵じゃない。俺の絵だ」
「あ、ほんと、お前のサインだ」
ひそひそ話。
悪いことに、売約済みマークがついている。

私の学生時代は油彩を親父のアトリエでよく描いた。かなりの作品があって、
それはそのままアトリから蔵に仕舞われ、父の絵と混ざってしまった。その後
私が田舎に帰った時かなり処分したつもりであったがまだ残っていたらしい。

結局、購入した方にその旨を話し、それより大きい作品を同じ値で販売ということに
なった。しかしその後の余談。でもやっぱりあの絵が気に入ったから購入したいと
いうことになって、父の絵の何分の一かの値段で売れたらしい。
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法事

2016年11月29日 | 日常
27日(日)父の三十三回忌、長兄の十七回忌の法要のため田舎に帰った。
26日の便で行き、その日は一泊。次の日11時から法要。
いつもの親族のところに座るのかと思ったら向かい側の親戚の席に座布団があった。
上の兄(次兄、私は三男)が小声で
「おい、何だか格下げされたみたいだな」
「世代交代...」
何か寂しかった。
でも法事の後の食事会で子供の頃の昔話などが出てきて懐かしかった。
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