節電国立新美術館

日本画教室お休みして国立新美術館に公募展を見に行く。地下鉄のエスカレーターは節電のため
見事なくらい運転停止。老骨に鞭打ってえっちらおっちら長い階段を上る。国立新美術館に入って
最初のエスカレーターは運転停止。ここ階段あったけと思ってたらエレベーターが動いていたので
これに乗り3階まで。館内も節電で何となく薄暗い。さすがに会場はいつも通りの明るさであった。
水彩連盟展を覗く。Aさん、Hさん、Kさん、Oさん、Tさん、Yさんの力作を拝見。知った方の
作品を探しながら歩くのは結構運動になり楽しい。「本日は4時にて閉館します」のアナウンスで
あわてて創元展へ。目指すMさんの絵はすぐ見つかった。「俺が俺が」の自己主張の強い絵では
ないのだが不思議とすぐ目につく。しばらく鑑賞した後、追い立てられるように地下鉄に向かった。
地下鉄は蒸し暑く一人で汗を拭いていたが、外に出たら今度は冷たい風、気をつけないと風邪をひく。

爪切り

「memeの爪が伸びて止まり木によく引っ掛けてるから爪切ろ」
「いいよ」
この時は夫婦の共同作業。私が捕まえてて妻が爪を切る。
「あ～、怖かったわね。しばらく外で遊んでなさい」
「そういえばkikiも爪が伸びてる」
「それはあなたが、やったら」
猫の爪はniniの時もkikiの時も私一人でやる。
ぷちん、ぷちん。

久し振り、地震がらみではない日記になった。

ガソリン

13日の日曜日に銀座に出かけたが画廊が閉まっていて見られなかった。その水彩人同人展が29日まで
延期になったとのお知らせを頂いたので一人で出かける。公募展のような大作ではなく小品であったが
充実した内容で満足。天気は快晴であったが行き帰りの風の冷たい事、強い事。
帰途、ふと思い立ってガソリンスタンドに寄ってみた。一週間前は車の長い行列で1台1000円だけとか
話に聞いてたのと全く違って、すんなり入れて満タンOKであった。
「もう今は大丈夫なの？」
「ええ、もう問題ありません」
被災地の方はどの程度燃料は行き渡ってるのだろうか。

原発

いつまでも収束の方向に向かわずいつまでも燻り続け放射性物質を撒き散らしている。
水をかけて、はいお終いといかないのが厄介な所。廃炉にするには大変な費用が必要。
一基あたり5000億から6000億、これが日本に約50基あるらしい。全部が耐用年数が来て
廃炉にすると天文学的数字、更に長い年月が必要。知らなかったでは済まされない。
破綻した年金制度、コントロール出来ない原発と厄介な物を次の世代に残して行く事に
なる。スーパーマンでも現れて一気に解決してくれないかとパソコン見ながら萎縮した
脳で考えている。

節電3

夕方になって
「そろそろ電気つけようか」
「まだ、だめ。ご近所つけてない」
薄暗い中でしばらく我慢。
「前のアパート、マンション、電気つけたよ」
「そろそろ、つけていいわよ」
節電競争になって来ている。無駄な電気を見直すのには
良かったかも知れない。

CM

個展中止のお知らせをメール、電話、Twitter、Faxでせっせと送った。住所しか分からない方には
一部ハガキを出したが間に合わないかもしれないし全部出し切れなかった。もし連絡行かなくって
画廊にいらした方には平謝りするしかない。でもこの「想定外」の事態、お許し下さい。

救援活動は夜も昼も絶える事なく行われているようだが、原発は一進一退。いろいろな物の
放射能汚染やら不安の種は尽きない。でもあの100年は草木も生えないといわれた原爆被災地は
あっというまに元に戻った。今は決死の原発処理にあたっている方々の努力を見守るしかない。
民放テレビのCMにパチンコのCMが途絶えてから9日間経った。代わりにAC機構のCMばかり。
おかげで仁科亜紀子さんが38歳の時子宮頸癌になった事は衆知の事実となった。
彼女もこれ程CMが流されるかとは思っていなかったに違いない。

個展中止

今回はやっぱり無理なので中止します。
画廊のオーナーさんから5月の空いてる週に延期させて頂けそうです。

参った

個展やると決めたけど、まだ絵のタイトルも決めてない、芳名録は？
何せ引っ越し中、頭の中が混乱して来た。こんな時に個展やるのは
やっぱり非常識。でもハガキは出しちゃったし、中止のハガキ又出すのは
もう無理。
さあ、どうなりましやら。今晩最終決断。

個展

3月10日に個展用の額縁を頼んだ。その後、3月11日のあの大地震と大津波。
日本があの一瞬から奈落の底へ突き落とされた。被災地の悲惨な様子が毎日
テレビで放映される。今、私の出来る事は節電と寄付だけ。
さあ、個展どうする。こんな時に個展等開いていいのだろうか。開くべきか
止めるべきか。悩んだ結果、やろう、開こう。個展のテーマも、まただけど
「いきもの賛歌」、元気出しましょう。
すずめさんから、「ポスター作りますか」とメール。「作ります、やります」
画廊のオーナーから「おやりになりますか」と電話。「やります」と返事。
午後に額縁が届いた。

節電2

妻が節電に協力しなければと言って便座の暖房を切った。
おかげで朝のトイレでぱっちり目覚める。