変身

秋も深まり、いつの間にかカラ変身。頭と喉のところが真っ黒。
漆黒といっていい見事な黒。喉から続く黒帯はお腹のあたりで
ぼやける、ってことは雌？雄雀4羽の中で腕白カラは自由奔放。
雀達がいまだ止まっていない止まり木にも自由自在。
長年使って来たマッサージチェアがとうとう故障してこの間
買い替えた。雀達は警戒して一度も止まっていないのにカラは
全く無警戒に新しいマッサージチェアの上を飛び跳ねている。

蚊

あと3日で11月だというのに庭に出ると蚊がまだ出て来る。
オジサンに餌をやったあと、気をつけていないと蚊が一緒に部屋に入って来る。
老眼と瞬発力の低下のせいでなかなか捕まえられない。
今回もまた逃げられた。
出てくるまで待とう。眼鏡つけたり、外したり。

映画

久しぶりに妻と映画を見に行った。「ヘアスプレー」
シニア割引で2人で2000円。「何か証明するものは？」とも言われなくなった。
ちょっと寂しい。でも映画は面白かった。人種差別問題等の重い内容も含むが
肩の凝らないミュージカル仕立ての映画。普通の値段でもお勧め。
それにしてもジョン・トラボルタ、出演者の中に名前があったので何処で出てくるのかなと
思っていたら、主演のお母さん役とは！しばらく見てて「もしかして」「えっ？」
すごいメイクだった。

ところが映画を見てた時ふと頭に触ったら、ごわごわ。雀の糞が固まってくっついて
いた。頭に雀の糞を付けたまま渋谷の街を歩いてたことになる、電車の中も。わあ。

餌

また飛べるようになる子もあれば食べられなくなる子もあり、
いろいろ悩みの種はつきない。
外猫のオジサンがこの夏頃からあまり食べなくなった。暑さの
為だろうと思っていたが涼しくなっても変わらない。朝晩、きちんと
来て餌を待っていたのが時々朝来なかったり夕方来なかったり。
来た時、餌を与えてもちらと見て気に入らないと黙って横に座っている。
「食べろよ、それシニア用の高価な猫缶だぞ」
ブラインドを閉める。
しばらくして気になるからブラインドの間から覗くと同じ姿勢で待っている。
「知らないよ、それ食べろ」
しばらくしてやはり気になるからブラインドの間から覗くと同じ姿勢で待っている。
「分かりました、じゃあ、こっち」
別な猫缶開けて、マタタビの粉末振りかけて与える。食べた。

手つかずの餌は庭の真ん中の踏み石の上に置いておくと次の朝までには他の野良や
カラス、スズメが来て綺麗に掃除してくれる。

chichi飛んだ

chichiの羽がこの間から少し増えたように感じていたが、それと同時に
飛距離も増え、行けなかったエレクトーンの上にも、テーブルを超えて
長椅子までも飛べるようになっていた。但し水平に飛ぶだけで上に向かっての
飛ぶ力は今だしという感じであった。
それが今日、出窓からカーテンレールまで飛び上がれたのです。
凄い凄い。
今日は祝杯だ。

ね、ね、

「見て，見て、トレーニングの効果出てきたと思わない？」
ジム通いしている妻が鏡を見ながら言った。
確かに上腕の筋肉、付いて来ている感じ。
「なんか、貧弱。あなたもジム行かない？」
「いいです、私は普通の年寄りになるから。それなりに動けなくなって、
　それなりに惚けて」

幸せ

「あ、髪洗ったばかりなのに」
「あ、糞した～」
「いてっ」
「あっ、あっ」

「何言ってるの、幸せでしょ、皆に囲まれて」

視線

朝6時頃トイレに起きたが、日曜日だしそのまままた寝込んだ。
心地よい微睡みの中に数時間。切羽詰まった思いのこもった
視線を感じ目を開けた。niniとkikiが私の顔を覗き込んでいた。
時計を見たら8時半。わかりました、起きますよ、餌ですね。
はい。

水浴び

「また、水浴び？今、水替えたばかりなのに」
換羽期なのか、放鳥タイムの水浴びだけでなく籠の中の飲み水でも水浴びをする。
尖っているものに興味があって、餌箱の留め金を引っ張り上げては餌箱をひっくり返す。
おかげで鳥籠の掃除は雀の倍以上やらなければならない。と言ってもやるのは妻なのだが。

放鳥タイム終了時の捕り物からは解放された。その時間帯になると鳥籠を開けて
餌を入り口に置いておくと、それをくわえて中に入る、入り口を閉めて、はい終了。
「カラちゃん、お利口ねえ」