お茶

「まさかこの私にお茶を入れろはないわよね？」
「はい、コーヒーがいい？それとも日本茶？」

我が家では雀がいた方が勝ち。

うどん

「やっぱり、うちは変わってるわよね。
　人間が食べてるうどんの丼を覗き込む
　雀がいるなんて」
「んー、あまり普通じゃないな」

聖歌隊

我が家の祖父母は熱心なクリスチャンで、クリスマスイブには
教会の聖歌隊がクリスマスイブには回って来て、玄関で聖歌を
歌った。皆、起きていてそれを聞いて聖歌隊に熱いお茶を振舞う
のがしきたりだった。.....ような記憶。
何せ無宗教の私ですから、記憶も定かではない。

クリスマスイブ

23日に我が家では一日早いクリスマスイブ。
シャンパン飲み過ぎて早めにダウン。
プレゼント交換会の時は「あら、お父様は？」

「kiki、ちょっと静かにしててくれ」

猫の毛

猫部屋で寝転がってたら掃除に来た妻が
「また、niniを抱いてたでしょう。毛だらけ」
と言いながらローラーで毛の掃除。
冬になると黒いものを着る事が多くなるので
niniの白い毛は目立つ。

「この女の毛、誰の？この口紅、誰の？」なんて
修羅場は今までなかった。って事はもう一生ない
って事か。

忘年会

今日は職場の忘年会。
「あら、お刺身食べないの？食べてあげる」
「だめ、オジサンのお土産」

持って帰る。待っている。喜んで食べる。
見ている幸せ。

ありえない会話

「お前らばかりサンタ帽冠って”かわいい”って言われてるのは
　しゃくだから我々も冠ることにする」
「似合わなーい」
「やめた方がいーい」
「ぴい」
「ちく」
「ぱあ」
「ちく」
「おい、nini何か言ってやれ」
「zzzzzz」

うたた寝

我が家で唯一、床暖房のある部屋はアトリエ兼猫部屋。
寝室に行く前に猫とじゃれる。床暖の心地よい暖かさと
アルコールが程よく混ざりあって一瞬微睡む。
「そんなとこで寝てたら風邪ひくわよ。ベッドに行ったら」
そこで一句。　”猫の尾を　掴んで　うたた寝”
昔、自由律の尾崎放哉に凝って
　”屁をしても一人”（完全なパクりである）
　”連れ立って夜の厠”（最初は「猫と」が付いてたが
　　　　　　　　　　　　絵があるんだから「猫と」は
　　　　　　　　　　　　要らないと自由律をやってる
　　　　　　　　　　　　方に直された。）
等の句を作っていた。

匍匐前進

腹ばいになって動いているものがいる。
「何やってんだ、お前」
「頭を低くして入って行くとkikiが逃げないのよ」
オジサンに私がやったのと同じ事を妻はkikiにやっている。
kikiや、いい加減、妻に馴れてやれ。

12月

「あいつらカミングアウトしたらしいよ」
「じゅくじゅくぴいちくぴいちく」
「もうクリスマス気分だぜ、あいつら」
「じじじぴぴぴぴぴぴ」
「あ、帽子落とした」