茶白

その後も茶白と黒白猫は餌を求めてやって来る。特に茶白の方は
玄関脇のオジサンが使わなくなった猫ハウスが気に入ったらしく
寝泊まりしている。最初の頃は玄関を開けて新聞取りに出ると
大慌てで猫ハウスから逃げていたが段々逃げないでこちらの顔色を
伺うようになった。私が新聞取った後餌をくれるのが判ったらしく
最近は新聞取った後、顔を見ると「にゃ」と啼くようになった。

夕方仕事場の庭に来たオジサンに餌を与え、自宅に帰ってくると
茶白が伸びをして遅いぞと言うように「にゃ」と啼いた。

びわ2

夕方帰宅したら、こうなってました。
「葉っぱ、邪魔だもの」
ま、テーブル一杯に占拠してましたから。

枇杷

「枇杷食べますか?うちの木に沢山なったから」
「ええ、食べます。一房だけ絵を書きたいから葉の付いたものを」
という会話の後、2,3日して一抱えもある葉っぱつき枇杷の束を頂いた。
枇杷の葉って結構大きい。イメージしてたのとちょっと違ったが
とりあえず1枚描きあとデジカメ。
昔、実家に大きな枇杷の木があって、この木に登って食べるのが
楽しみであった。懐かしい味、堪能。

けんか

いつの間にかまたchichiが飛ぶ力が回復して来た。カーテンレールまで直接飛び上がるのは
まだ無理だが、カーテンを伝って上がって行く。今まで遠慮して喧嘩を仕掛けなかった
momoがまた仕掛けるようになった。時々二羽でくんずほぐれつしながら落ちてくる。
カーテンレールまで飛んで逃げるmomoをchichiはカーテン伝いで追いかける。
「やめなさい、やめなさい、二羽ともいい加減にして」
「これっ」
妻と私の怒声が飛び交う。

納戸

夜中の3時頃、夢うつつの状態で、「がりがり」いう音を聞いた。
何の音だろうと夢の中で考えた。はっと気がついた。
隣の納戸からの音だ。ドアを開けると同時にniniが飛び出して来て
猫部屋へ走り去った。私が寝てから妻が納戸に入り、その時一緒に
niniが入り込んで気がつかなかった妻はそのままドアを閉めたらしい。
次の朝。
「誰？納戸の猫餌の袋食い破って、食べ散らかしたの。おまけに
　2ヶ所もゲロしてる」
妻怒る。

親子

古いファイルをひっくり返してたらこんな画像が出て来た。
kikiと母猫の貴重画像。貴重と思ってるのは私だけですが。（笑）
華奢な母猫でした。kikiと茶ちびを残して忽然と消えました。

立ちん坊

「今日は午後からずっと仕事、で、晩ご飯の用意は出来てない」
妻の宣言で夕飯は外食。帰宅途中、猫の集会場となっている一画を
通ると、角々に猫が1,2匹ずつ息を潜めて（餌を持って来てくれる人を？）
待っている。私は見た経験がないが、昔、娼婦が街角でお客を待っている
様子ってこんな感じだったのだろう。
「オジサン、いないでしょうね」
「いるかも」
「あ、いた。みっともない。そんなところで何してるの。うちにいらっしゃい」
妻の勢いに、オジサン渋々付いて来た。
「うちにくれば餌あるんだから、みじめったらしくあんな所にいちゃだめ」

でも野良には野良の付き合いもあるのだろう。