かつて札幌市東区中沼に君臨していたが、一昨年9月に惜しくも閉店してしまった、マイフェイバリットラーメン店「拓味」。
そして、そのお味を受け継ぐということで開店したお店。それが、当別町太美の「ラーメン仙」である。
サンデイ・アフタヌーン。つけ麺が喰いたくなった私は、そこに1年半ぶりに、潜入した。
13時27分、カウンターに着席。
私のオーダーは、「しおちゃん」(税込790円)である。
13時33分。それは、リーズナブルな待ち時間で、供された。
具は、チャーシュー2枚・メンマ・海藻類・長ネギである。
ゆず胡椒が、ほのかにかほる、塩味のつけダレ。
冷たい麺を、熱いタレにつけていただくのだ。
とりあえず、麺とチャーシューを、つけダレにインストール。
麺は「北海道熊さん」から「森住製麺」製に替わったようだが、その黄色味とぴっちぴちの質感が、極めて好印象。
塩ダレについては、辛さも酸味も抑え目で、「拓味」時代のそれよりもマイルドで万人向きになったような印象である。
つけダレを割るスープがデフォルトでついており、すべてをあますことなくいただけるのは、見逃せないチャームポイント。
13時42分。満足のうちに、全てを喰い尽くした。
いやあ、これから夏に向け、ウマいつけ麺が喰えるというのは、よろこばしいことおびただしい。
次回は「ゴマちゃん」をいただいてみようと思う。
時は1991年9月。私はその年に社会人になったが、バブルは、すでに、崩壊しはじめていた。
そんなおり、タイミング悪くスバルからリリースされたスペシャリティ・カーが、この「アルシオーネSVX」だった。
カタログ表紙の凝った紙質が、バブル時代の残り香を感じさせる。
「私生活の王道を行こう」。
向って右ページには、篠田桃紅氏作のリトグラフ「道」が掲載され、王道を視覚から表現。
「90年代グランドツーリングの見識」。
500マイルをいっきに駆け抜けることのできる快適さ。
VTD-4WDシステムによる、かつてないスタビリティ。
じつに大人っぽく、洗練されたイメージの、コピーが続く。
かのジウジアーロがデザインしたという、グラッシーなキャノピー・キャビン。
このガラスの曲面を、生産車としてリリースすることが出来た事実に、スバルの航空機メーカーとしての気概を感じる。
ただし、フロントドアガラスの開口部はかなり小さく、スモーカーが乗った場合、煙を外に逃がすことが難しそうだが・・・
つるんと面一なボディは、なめらかで、おまけにグラマラス。
いすゞ・ピアッツァに相通じるイメージの、美しいクルマであった。
先代にあたる「アルシオーネVX」が、カクカクのペキペキな70年代アニメ調スタイルだったのに対し、このSVXは、まさに目を見張るほどの進化ぶりだった。
余談だが、高校生の頃の私は、スバルのクルマが大嫌いだった。
アルシオーネVXとか、当時のレオーネとか、妙に四角くてカッコ悪く思えたのだ。
30年経った今では、ああいったデザインも、個性として、大いに認めてしまっている私なのだが・・・
先進的なスタイリングに対し、インパネは意外にオーソドックスである。
この辺は、デジタルメーターを与えるなど、なにかシトロエン的な遊びゴコロがあってもよかったと思う。
先代のアルシオーネVXは、結構派手にやってくれていたのだが、もしかしたら、その反省もあったのかもしれない。
また、与えられている「木目調パネル」は、このクルマにはあまり似合っていないと、私個人は考える。
ブラックの本革シートが、スペシャリティ感を演出。
このクルマ。インテリアカラーはブラックしか無かったようだが、アイボリーあたりもきっと似合ったことと思う。
スバルが説く、5つのグランドツーリング哲学。
それは、「大人の感性を愉しませる、スポーツの資質」「VTD-4WDによる、スタビリティ&ファンtoドライブ」「500マイルをいっきに走り切る、快適性への見識」「走りへのロマンをかきたてる、豊かさの新表現」「高速グランドツーリングへの、安全性の基準」なのだ。
低重心・低振動・低騒音の、水平対向6気筒エンジン“BOXER-6”。
この時代。現代のスバルのキャッチフレーズである「シンメトリカルAWD」の表現は、まだ産まれていなかった。
ちなみに、カタログ上の10モード燃費は、7.0km/L・・・この頃のスバル車は、燃費においては、あまり芳しくなかった。
ガソリンタンク容量は70Lだったので、500マイル(≒800km)を走破するには、最低1回の給油が必要だったと思われる。
だから、「500マイルをいっきに走り切る」ことは、事実上、無理だったのである。
蛇足ながら、現代のスバル車は、「無給油で500マイルOK」です。
アクティブセイフティの核としての位置付けである、4WD。
それは、思いがけなく出会う雪やダート・高速走行中に気になる雨の路面や大きなわだち・アクセルワークに神経をつかう急コーナー・・・に悠然と対処するためのマストアイテムと、スバルは考えていたのである。
その思想は、現在のスバルにおいても、まったくブレていない。
「500マイルにおよぶロングツーリングをいっきに走りきるためのクオリティとしてATは不可欠な選択である」
・・・この当時は現代よりもMT比率がずっと高かったので、ATが4速しかなくても、コンプレインを述べる方はほとんど居なかったようだ。
また、ステアリング操作に応じて後輪も舵角を持つ「4WS」も、プレリュード等を筆頭に、当時流行の技術であった。
脚回りは、ダブルウィッシュボーンを凌駕するレベルまで高められたという、スバル熟成の「ストラットサスペンション」。
荒々しいスポーツではなく、しなやかさを磨き上げた、サスチューニング。
全面3次曲面UVガラスで構成される、360°ラウンドキャノピー。
ルーフのみは、製造上の難しさから鉄板製ではあるが、一見ではそれを感じさせない仕上がり。
キャビンの内装材にはエクセーヌを使用。
その他、「8ウェイ電動パワーシート」「フルオートエアコン」「CDオートチェンジャー搭載高性能オーディオ」等、快適装備にもぬかりはない。
4チャンネルABSは、「Version L」に標準装備だが、「Version E」はメーカーオプション。
SRSエアバッグは、運転席のみで、しかも全車メーカーオプションだった。
ここいらあたりに、流れた月日を感じずにはいられない。
そして、装備品の数々。
電動サンルーフは、魅力的なメーカーオプションだ。
ステアリングは、チルト&テレスコ付き!
分割式でないのが惜しいが、トランクスルーも装備。
4WDであることも相まって、ゲレンデ・エキスプレスとしても活躍できそうだ。
グレードは、シンプルに、2つ。
「Version L」は、豪華仕様である。
本革シートが奢られるのが、最大の相違点でありましょう。
「Version E」も、装備は充実。
ABSがメーカーオプションとなるのが惜しい。
だが、「4WSが付かない」ことは、むしろこのグレードを積極的に選ぶ理由になるかもしれない。
また、汗っかきの必需品「本革巻ステアリング」も、標準装備である。
全長×前幅×全高は4625mm×1770mm×1300mm。
登場した当時は大きいと感じたものだが、現在の水準では、なかなか扱いやすいサイズかもしれない。
アルシオーネSVX。登場から四半世紀近くが過ぎたが、そのスタイリングは美しく、今なお輝きを失っていない。
このような孤高のスペシャリティ・カーは、おそらく日本からは、もう二度と出てこないであろう。
程度のいい中古が存在するうちに、一度は手にすべきクルマなのかもしれない。
維持費は、かなり掛かりそうだが・・・(^_^;)
そして、我が家に現存する、「モーターファン別冊 アルシオーネSVXのすべて」。
これも、今となっては、貴重なお宝である。
あらためて読んでみて驚いたのが、カーライフエッセイストの吉田由美さんが、この時代からモデルとしてこの本に登場していること!
いやあ、吉田さん、今もお若いですよね。参りました。
3月にカルディで税(5%)込198円で購入の、「京丸のうなぎボーン」を、おつまみに食した。
カルシウムが豊富で、ご老人はもとより、子供や妊産婦、そしてビール・お酒のお供に、大変喜ばれているという、この製品。
カリッとスナック的な食感に、表面にまぶされた「辛し」が、ピリッと刺激を添える。
なかなか食べやすく、ものの数分で、一袋を喰い尽くしてしまった。
実にイイあんばいでカルシウムを補給し、これは私の骨と歯の健康に、資すること請け合いであろう。
若干気に掛かるのは、そのプリン体含有率が、かなり高そうなことではあるが・・・
スーパーで100円で購入した、オクラ。
これを用いて、「おつまみオクラ」の自作にチャレンジ。
オクラを洗ってヘタを取り、エバラ「浅漬けの素」に、丸一日漬けてみた。
ををっ、そのルックスは、まさしく、あの「ピックルス おつまみオクラ」そのもの!
自作のコレは、若干塩加減が濃いめだった。
だが、七味唐辛子をまぶせば、よりおつまみ感が、増長する。
この手法は、ニンジンあたりにも、応用できそうだ。
エバラ浅漬けの素。素晴らしい。今後は、菜食おつまみ三昧を、愉しもう。
妻が単身赴任地に持たせてくれたのが、この「燻味塩(SMOKED SALT)」である。
ステラプレイスの「TOMIZAWA」で、税込140円だったとのこと。
非常に薫りが強く、封を開けていないにもかかわらず、スモーキッシュなスメルが、風に乗って鼻腔をくすぐる。
日本語訳がカタコトっぽいのが、なんとも微笑ましい。
セイコーマートで豚串を購入し、振りかけて食することに。
単身赴任地宅での秘密兵器「炉ばた大将 炙家」にて、じっくりと焼き上げる。
じゃがバターとともに、いただいた。
いやあ、この「燻味塩」。実に薫ばしく、気高く、そしてワイルドである。
肉系料理にはベストマッチで、素材を引き立てるどころか、よりプレミアムにしてしまう。
これが140円とは!それ以上の交通費をかけてでも、入手する価値はある。
個人的には、「桃ラー」を初めて食した時以上の、衝撃であった。ワンダフル!
歳をとる度に、素直になれない自分がいる。
人の意見に流されたり、逆に変に意地を張ったり、取り繕ったり・・・どうにも軸足が、定まらない。
自分の気持ちに素直になったなんてことは、もう何十年前のことだったろう?
自分の素直な気持ちそれ自体が、いったい何なのかさえ、分からなくなりつつある、今日この頃。
「自分らしさ」を模索する旅が、これからも続くのだ。
だから今夜は、思い切り、酔っぱらおう。
「サッポロ・ドライ」じゃなく、「アサヒ・アクアブルー」なんだけど・・・
「マルちゃん 炒飯の素 ソース味(やきそば弁当風味)」をパスタソースとして活用してみた。
具材には、粗挽きウインナー・ニンジン・タマネギを使用し、栄養バランスもバッチリ。
トッピングの「桃ラー」は、お約束である。
当初の予想通り、ストレートで芯のあるアルデンテなパスタと、このソース味との相性は、決して悪くない。
そしてもちろん、デフォルトで付いてくる「中華スープ」の存在も、見逃せないチャームポイント。
ところで。乾燥パスタは、日持ちする上に、市販されている種々の「ふりかけ系」や「炒飯の素系」との相性がイイので、飽きることなく、イージーに愉しめる。
さて、次回は、なにで味付けしようか・・・気絶するほど、悩ましい。
この度、「馬刺し」をいただいた。
にんにくとしょうがを薬味に、正油でいただく。
ナチュラルにお口の中でとろけるような脂に、赤身の柔らかい歯応えが、ハイブリッド。
ああ、もう、たまりませんワ!
私の記憶が確かならば、現在生食OKな「肉」というのは、基本的に馬肉のみだったハズ。
今夜も、コレと発泡酒で、酩酊です(^_^;)
谷村新司氏が司会を務める、BS日テレの「地球劇場」。
この番組に、なんと、ゲストとして吉田拓郎氏が登場するとのこと!
かつて「ハンド・イン・ハンドは大嫌い」と公言していた拓郎。
だが、それから幾星霜を経て、谷村氏とがっちりハンド・イン・ハンド!
みんな、歳を取って、丸くなった。
オン・エアは19時から!コレは、見逃せない。ブルーレイ、準備せねば・・・!
単身赴任地より自宅に戻ると、妻よりの嬉しい手土産が!
それは、「小樽なると屋 元祖若鶏半身揚げ」である。
ををっ。鶏とはいえ、このヒップラインは、グラマラスかつセクシーで、なんだかそそられる。
身は、じゅわっとジューシー。
皮は、パリッと香ばしい。
ちなみに、「なると屋」と「ニューなると」は、似ているが、違うお店である。
それは、「メンソレータム」と「メンターム」との関係に、似ているかもしれない。
まあ、とりあえず旨かったので、そんなことに悩む必要はないであろう。大満足のフライデイ・ナイトであった。
角谷商店で発見した「銀がれい塩ダレ」。
税込218円とお値ごろだったので、夕食のおかずにと購入。
例によって、調理には、フライパンを使用。
オリーブオイルを熱し、皮目から、弱火で焼く。
身の表面が汗ばんできたら、裏返すのだ。
若干崩れてしまったものの、いいあんばいで、焼き上がった。
淡泊ながらも、ジューシィなその白身。
塩だれはそこはかとなくバター風味で、まるでムニエルのよう!
パリッと焼けた皮の塩加減が、これまたご飯を進ませる。
こいつは、まさに、「プアマンズスズキ」である。ごっつあんでした。
6月としては、厳しい暑さの、北海道。
そんな時に食べたいのは、やはり冷たいお蕎麦である。
ダイソーで税込108円で購入の、「めん一筋 更科蕎麦」を、いただいた。
3食入りなので、(タレ別で)1食当たり36円と、財布の軽い私にとって、じつに喜ばしい。
5分ほど茹でて冷水で流せば、ベビースターラーメン並みの価格で、ざるそばをおうちで愉しめるのだ。
海苔をちぎって散らせば、更科気分。
タレには定番の「キッコーマンめんみ」を使用。
薬味のネギとワサビは、爽やかに初夏の訪れを告げる。
私は蕎麦のお味にはあまりうるさくないというか、正直よくわからないので、これで充分満足できる。
何と言っても、タレ&薬味込みでも、一食当たり100円アンダーなのは、間違いない。
実にCP高き、満足の一品であった。
単身赴任地の漁港にある直売所で、300円で購入の「アブラコ」が、その日のおかず。
結構大きかったので、4つに切り分けた。
そして、単身赴任地宅の秘密兵器である「炉ばた大将 炙家」を用いて、弱めの中火でじっくり焼き上げる。
皮目から焼き、身の表面が汗をかいてきたら、裏返す。
そこが、いわゆる、ひとつのポイントだ。
「アブラコ」という魚を食するのは、生まれて初めての体験であった。
そのお味は、「コマイ」に非常に近い。
おかずというよりは、七味マヨネーズを付けて、酒の肴として食するのが、似つかわしい。
しっかり火を通せば、皮はもとより、骨までバリバリと喰える。
いやあ、ささやかに贅沢なひとときだった。コレ、また買おう。
マルヤマクラス1Fの「これっと九州沖縄」にて税込184円で購入したのが、この「味のマルタイ 長崎ちゃんぽん」。
別袋は4種。
先入れの「かやく」「スープ」と、後入れの「調味油」「ミックススパイス」である。
作り方はやや煩雑なので、おうちでゆっくりと味わうタイプの、カップめんだ。
待ち時間は5分と、カップめんとしては、やや長め。
ちゃんぽん麺を戻すのに、必要かつ最低限の時間なのであろう。
色彩感も鮮やかに、それは出来上がった。
ソーセージのように見えるピンク色のモノは、カマボコである。
もっちりとした太めの麺は、ちゃんぽん麺をうまく再現していると思われる。
とんこつベースに魚介の風味のあるスープは、日清シーフードヌードルのそれに近い印象。
棒ラーメンのトップメーカーであるマルタイだが、その繰り出したカップめんも、なかなかの水準である。
また、「調味油」が油膜のフタで、熱さを逃さない点も、見逃せないチャームポイント。
個人的には、ここにエビが入っていれば、スカーッと満点パパだったのだが・・・
単身赴任地の駐車場は、屋根無しで未舗装である。
ゆえに、砂ぼこりや鳥のフンで、くすんでしまい、お肌のハリとツヤを失った、レガシィ2.0i(5MT)。
そこで本日。天気も良かったので、本年初洗車&ワックスがけを、敢行。
ワックスは、3年前に購入の、リンレイ「超艶クリアコート」。
「面倒なふき取り不要!」が、そのキャッチフレーズである。
・・・ふき取り不要なのはイイのだが、この製品。ムラなく塗りあげるのには、けっこうな労力を要する。
加えて、仕上がり具合も均一とは言い難く、じつに不満である。
さて今回。めでたく、この製品を使い切ることができた。
リンレイさんには悪いが、私個人は、この製品を2度と買うことはないと断言する。ご、御免。
さて、5月18日~6月1日の間の燃費です。
走行パターンとしては、自宅と単身赴任地の往復2回が主体で、買い物等でのちょこちょこ移動少々。
燃費計数値は14.7km/Lと、順当な数値。
満タン法では、カタログ上の10・15モード値と同数値の14.0km/Lでした。
若干安くなったとはいえ、レギュラーガソリン157円・・・今後も、速いクルマにお尻をつつかれながら、エコ運転に努めます。