6時15分。
石垣島滞在2日目の夜が明けた。
7時06分。
まずは、朝食バイキングで、腹ごしらえである。
7時13分に、1巡目のプレートにありつく。
大皿に載せたのは、「ベーコンonゆし豆腐のパンケーキ」「ソーセージ」「ラフテー」「ゴーヤチャンブルー」「クロマチのおろしあん」「ハッシュドポテト」といったラインアップ。
脇を固める別鉢も、「八重山そば」「石垣島産 冬瓜」「ナーベラのおひたし」「セーイカのセロリ和え」と、バラエティに富んでいる。
そして、7時28分。
2順目は洋食系で固めた。
「クロワッサン」「チョコデニッシュ」「黒糖サンターアンダギー」「マチェドニア」に加え、「パイナップルwithまあじゅんチーズ工房のヨーグルト」!
おおよそ30分間の、満足いく朝食バイキングでありました
朝食を終えた後。
8時22分に、レンタカーのフィットに乗り込み、「石垣島ビーチめぐり」へと出発。
この時点で、車載の外気温計は、なんと37℃を指し示していた(^^;
8時46分、緑地公園駐車場に車をパーキングさせ、
そこからてちてち歩くこと、数分。
8時53分に、フサキビーチに到着した。
透明感あふれる海の水と、サンド・ベージュ!
この美しさに、ハートは洗われ、私は純粋無垢な少年のココロを取り戻した。
再びレンタカーを走らせ、「石垣 やいま村」に入村したのは、9時17分のこと。
「おーりとーり」とは石垣島の方言で、「ようこそ、いらっしゃ~い」の意味なのだそうだ。
この島の伝統的建築様式である、「瓦屋根1階建」の家屋が、立ち並ぶ。
場内に、「リスザルの森」があるのが、見逃せないチャームポイント
この、リスザル君たち。
油断すると、通行人のポケットに手を突っ込み、財布等を奪い取るというのだから、留意が必要である。
「ヤエヤマヤシ」をはじめとして・・・
異国情緒溢れるというか、まるでジャングルに来てしまったかのような、錯覚にとらわれる。
また、家屋内では、地元の大道芸人さんの、伝統音楽&一升瓶ショーが、繰り広げられていた。
右のオバサンが頭に乗せた一升瓶は、どんなに激しく動いても、絶対に頭から落ちない!
その卓越したバランス感覚に、我々夫妻は驚愕したのであった。
実に愉しかった。
夫婦そろって、大満足である
「やいま村」を出たのは、10時23分。
「沖縄伝統の味 さんぴん茶」でノドを潤しつつ、次の目的地へと向かう。
そして10時56分に、「石垣御神埼灯台」に到着。
ココからの眺めは、北海道でいえば積丹というか、それを上回るスケールの荘厳さ&美しさ!
透明すぎる海水は、海底の地肌を露わにし、絶妙なグラデーションを描く。
そして、川平湾に着いたのは、11時36分だった。
ココでの主目的は、「グラスボート」。
11時52分に、それに乗船した。
海の色は、まさに「マリナ―ブルー」
お魚たちの遊泳や、珊瑚礁を眺めつつ、グラスボートは、沖へと向かう。
そしてなんと、ウミガメさんと、感動の出逢い
律儀なウミガメさんは、わざわざ海面まで上がってきて、我々夫妻に「歓迎のあいさつ」をしてくれたのだった。
12時18分。
グラスボートから降りた私は、興奮と外気温の熱さで火照っていたため、「島バナナ生ジュース」で、クールダウンを試みる。
乾いたノドを潤すのに夢中で、その「新鮮で甘さが尾を引かない極上なジュース」の写真を、私は撮り忘れてしまった。
つくづく、無念である
そして、お昼時でもあったことから、そこにある「R's Cafe」にて、ランチとすることに。
12時39分に、そこに潜入。
我々夫妻は、ご当地メニューの「八重山そば」を、ご注文。
オーシャンビューというか、ビーチビュー席に陣取り、待つこと9分。
それは目前に、供された。
卓上に置かれた薬味は「島とうがらし」&「ピパーチ」。
これらは共に、「かりゆし 代表者 島尻えつ子」氏の手によるモノであった。
この手のモノは、何も考えずに、ドバッ!とぶっかけるのが、私のたしなみである。
その麺の食感は、ラーメンとうどんが結婚して産まれたような「しなやかさともっちり感」を併せ持ち、歯応えしっかり。
豚・鰹・昆布等からダシを取ったというスープは、スッキリ旨いあっさり系。
そこに島とうがらしとピパーチが、やんちゃな辛さでメリハリを加える。
トッピングの豚角煮&八重山かまぼこは、力強い存在感で、君臨!
「八重山そば」は、石垣島に行ったなら必食の、ご当地グルメといえましょう
至極満足のランチのあと。
「底地海水浴場」に到着したのは、13時39分だった。
浅瀬の透明な海に、ココロが洗浄されるのを、リアルタイムで感じるひととき。
ココには、狡猾なカラスが縄張りを張っているらしいので、留意が必要なようだ。
また、沖縄の海と言えば、やはりクラゲには要注意である。
「ハブクラゲ」に刺された場合は「酢をかける」のが有効なようだが、「カツオノエボシ」の場合は逆効果な模様。
そもそも、刺されたクラゲの種類を、冷静に判断できるスキルが自分にあるのだろうか!?
なので、チキンハートな私は、今回、海には入りませんでした。どうせカナヅチだし・・・(^^;
そして14時29分。
「米原海岸」に到着。
ここは珊瑚礁の群生地らしい。
それでいて、ほとんど海水浴場と化しているのが、不思議といえば不思議である。
それにしても、6月下旬から海水浴が出来るとは・・・!
我々道産子では、まず、あり得ない感覚である。
日本は、世界の目から見ると小さな島国なのかもしれないが、そこに住んでいる自分の感覚では、「日本はじつに広い」としか、言いようがない。
ここのビーチも、キレイだったなぁ・・・!
とにかく。クルマで数分走れば、次々と違うビーチが出現するというのも、道産子の私には新鮮な驚きであった。
石垣島、凄い
レンタカーのフィットを走らせ、次に訪れたのは、「バンナ公園」。
15時03分に、そこに到着。
そこにある「エメラルドの海を見る展望台」が、我々夫妻のターゲットだったのだ。
東西南北、違う景色が望める、この展望台。
ひょっとしたら夜景もキレイに見えるかもしれないのだが、やはり白昼にきて、美しい海の青と樹木の緑を愉しむのが、王道と思われる。
燃えるように紅い、ハイビスカスの花。
15時09分にこの公園を後にし、我々夫妻は・・・というか私的に、今回最大の目的地に向かったのであった。次回につづく。
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