獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

茨戸川緑地でバードウォッチング '20.04.18~19

2020年04月26日 | バードウォッチング

先週の週末も、カメラ片手に、妻とバードウォッチングに出かけた🐦
向かった先は、いつもの「茨戸川緑地」である。


まずは、4月18日(土)。
家事をすべて終えた後の、14時45分に、そこに到着した。



15時。
まず我々夫妻を出迎えてくれたのは、この「ツグミ」さん。


その、ごまだら模様が、地味ながらも、お洒落。


余談だが、「つぐみ」は、長女誕生時に命名候補に挙がった名前である。
実際には、「やや違う名前」を付けたのだが、結果として、それは正解だったような気がしている、そんな21世紀の私である。



そしてほどなく15時03分。
シジュウカラ」さんに、お会いできた。


なにやら、お花そのものを、ついばんでいるようだ。


白と黒のモノトーン基調ながらも・・・




首の後ろに纏う、ワンポイントの黄緑が、粋でいなせなアクセント。



さて、この日は曇りがちだったことと、時間的に出遅れたことが重なり、カメラに収めることができた鳥さんは、この2種だけでありました。



そして、4月19日(日)。
天候は快晴の、バードウォッチング日和である


我々夫妻は張り切って、7時12分にココに到着した🚘





7時32分。
まずは「カワラヒワ」さんと、ご挨拶。
しっかと見開いたその眼光は、まるで女優さんのように、凛としている。



続いて、7時34分。
ブラック基調に髪の毛が逆立ったこの鳥は・・・
ヒヨドリの幼鳥」ではないかと、気弱に、思う(^^;
違ったら・・・御免m(__)m



さらに、7時54分。
初めてお目にかかった、この鳥さん。


おなかは黄色で、背は黒っぽい。


さらに、くちばしは、グレー。


おそらくこの方は、「アオジ」さんの♂だと、思われます。



そして、なぜかカラスさんが5羽佇んでいる木を見つけたのは、7時59分。


おでこの突き出したこの横顔から推測するに、これは「ハシブトガラス」でありましょう。


そして、こちらは、カラスの巣。
建築材に、針金のハンガーや金属廃材らしきものを使用しているのが、知的でアートだ。





8時34分に、「カワラヒワ」さんと、本日2度目の出会い。





8時39分。
「茨戸川」に目をやると、そこでは「ウミネコ」さんのペアが、悠然と浮かんでいた。



そのすぐそばの木で羽を休める「トンビ」さんを見つけたのは、8時42分。
さすがに猛禽類だけあって、そのくちばしは、鋭く曲がって尖っている。
これで、獲物の肉を切り裂くように、ついばむのだ。







8時52分。
青空に、その白と黒が映える、「シジュウカラ」くんを、ふたたび発見。



そして、9時10分に出会った、このグレイッシュというかブラッキーな鳥は・・・
家にある書物や、WEBで検索しても、なんという種類の鳥なのか、断定できませんでした。
ひょっとして、新種だったりして



ともあれ、我々夫妻は、満足を胸に、帰路についたのでありました🚘


バードウォッチングの愉しみというのは、「どの種の鳥に出会うかわからない」という、期待感。
それを上手くファインダーに収めることができた時の、満足感。
そして、この日も、撮り逃してしまった鳥が数種いたのだが、次回こそは「しっかり撮ってやろう」という、追求感。
この3つの「感」を、湧き立たせてくれる、素晴らしいレジャーである。



さて、ここからは、番外編です。
7時38分。ふと電線に目をやると、仲睦まじげに肩を並べる、スズメさんのペアがいた。
観察していたところ、その2羽は、まだ朝だというのに、交尾を始めたではありませんか💛


大きな♂が♀の上に乗り、♀は従順に、受け入れ態勢である。


そして、♂は大きく翼をばたつかせ、愛の儀式を遂行した。


・・・かと思いきや。
♀ちゃんは物足りなかったのか、さらに♂さんにおねだりをする。


「よーし、わかった!」という表情で、


2回目のラヴ・アフェアー




しかしながら・・・
♀さんは姿勢を低くし、「もっと、もっと~」と誘いかける。




そして、男気溢れる♂さんは、彼女の期待に応え、3回目の愛の儀式を開始。
♀ちゃんは、なにか恍惚の表情である。


そして、事は終わった・・・かのように見えたのだが。


なんと♀ちゃんは、またしてもおねだりポーズ


責任感の強い♂さんが、4回目の仕事をしっかりとこなしたのは、7時39分だった。


しかしながら。
この♀ちゃんは、「もう1回❤」とリクエストしたようで・・・


彼女は5回目の儀式に、浸りきった表情である。


さーて、いくらなんでも、これで終わりかな~と、♂さんも、私も、思っていた。
しかしながら♀ちゃんは、「もっかい!」とリクエストするかのごとく、腰を低く据えたままの態勢を保持。


そして、従順に、♂さんは♀ちゃんのわがままを受け入れ、6回目のラブ注入。


そしてどうやら、全ては、終わった。




♀ちゃんは、まだ腰を低くし、「いらっしゃ~い」状態だったようだが・・・
♂さんは、さすがにやや疲れたというか、「もういいよ」といった、あからさまに渋い表情。




そして♂さんは、巣穴らしき場所に、逃げるように撤退したのでありました。



その一部始終を、「家政婦は見た!」のごとく凝視していたのが、このカラスくん。

鳥の世界も、人間の世界と、かなり似通っていることを、あらためて感じた私でありました


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