8月3日に、旅立ってしまった、チャロ君。
だが、亡くなる前々日までは。
体調に波はあったものの、おおむね普通に過ごしていた。
その記事をアップしようと準備している間に。
彼は、突然この世を去ってしまった。
亡くなる直前まで、彼が元気だった姿を、この場に残しておきたい。
7月6日。
次女がチャロ君を抱きかかえて、妻が足毛をカット。
これをやらないと、フローリングの床で、彼が滑って足を痛めてしまうのだ。
彼が心疾患を患って、トリミングに行けなくなってから。
おおむね2週に1度の、「足毛ケア」タイムだったのである。
7月7日。
お気に入りの犬用ベッドで、うとうとする彼。
最近、食が細くなってしまった、彼。
そこで妻が取り出したのが。
長女よりの誕生日プレゼントである、ワンちゃん用の「やわらか鶏肉」である。
かぼちゃにそれを混ぜて、与えてみたところ・・・
まさに彼は、犬まっしぐら状態
キレイにペロペロして、おおむね完食してくれた◎
7月9日の朝食も、同様のメニュー。
お皿の淵も、なめなめ。
だが、この時は。
「鶏肉」は完食したものの、「かぼちゃ」は残してしまった(^^;
また、同時にあげてみた「ドライフード&ウェットフード」は、ほとんど手つかず。
給餌の難しさを、いつもながら、思い知らされたのであります。
その日の19時過ぎ。
和室の窓から、お外を眺める、チャロ君。
私は、この素朴な彼の後姿が、好きだった。
7月12日の夕方。
体調が良さそうだったので、「松一周」のプチお散歩。
夢中で匂いを嗅ぎ嗅ぎし、
進んでいった彼なのだが・・・
木の枝に引っ掛かってしまい、おっとっと状態(^^;
しばらくぶりのお散歩だったがゆえの、ミステイクでありましょう。
その日は、お庭にも行ってみた。
久々にお外の空気を吸って、ほっこりとした表情の、彼。
その日の夕食は。
ウエットフードの「腎臓サポート」を中心に。
ドライフードの「腎臓サポート」を水でうるかして。
心臓薬・腎臓薬・利尿剤のトッピングである。
久々のプチお散歩で、彼はお腹が空いたのか。
しばらくぶりで、「吠えておねだり」し、犬まっしぐら状態
お皿をしっかり舐めまくって、ピッカピカ
お薬も含めて、「完璧な完食」である👏
そして、その日のデザートは、妻が剥いてくれたリンゴ🍎
カリカリとかじって、ご満悦のデザートタイムだったようだ(^^)
7月13日は、定期通院の日。
妻に抱かれ、神妙な表情で、診察の順番を待つ彼。
この日は、院長先生に診察していただいた。
体重は4.3kgで、熱は38.2℃。
特に変わった所見は無く、経過は順調であった。
診察が終わり、心なしかほっとした表情の、彼。
処方されたのは、「いつものお薬5種」である。
しかしながら。
それから数日経過の、7月19日朝。
彼は食欲がなく、これまでは必ず食べていた「鰹節」も口にしなかった。
加えて、肩で息をするような状態だったので、しばらくぶりで酸素室へ。
それから翌朝まで、「酸素ケア」のチャロ君だった。
翌、7月20日朝。
長女よりの差し入れである「エゾシカやわらかステーキ」。
これを食べて、チャロ君に元気になってもらおうと、考えた。
前日から酸素室で療養中の彼だったが・・・
この「エゾシカステーキ」は、夢中で食べる
食が細くなったチャロ君が、なんとか食べてくれるようにと、取りそろえた食材たち。
「いなばの総合栄養食ツインズ」に・・・
長女からの差し入れの「ふんわりチーズたら」である。
しかしながら、翌7月21日。
チャロ君は、またしても食欲不振・・・
なので、いつの動物病院に駆け込み、診察してもらったところ・・・
肺の状態が、真っ白
👆の写真の左が今回のもので、右が前回撮ったもの。
その違いは、明白だった。
この日は16時まで、動物病院の酸素室にて「酸素ケア」で、体調を整えることとなった。
7月23日朝。
朝食メニューは、「鰹節ごはん」「かぼちゃ」「ウェットフード」「ドライフード」の4種混合。
なにか、どれでもいいから、好きなモノを食べてくれれば・・・という我々夫妻の思いである。
しかしながら。
この日もチャロ君の食欲不振は続いたのだった・・・
7月24日。
ウェットフードはなんとか食べてくれたものの。
この日も完食には至らず・・・
酸素室で寝てばかリの、チャロ君だった。
7月25日朝。
この日は、割とよく食べてくれたのだが、惜しくも完食できず。
なにか喜んで食べてくれないかなぁと思案した私は。
食パンをあげてみようと、思い立った。
パンの欠片を彼に見せると。
最初はやや警戒していた彼だが。
やがて、おずおずと近づいてきて・・・
まさに「パクパク」と、それを食べてくれたではありませんか👏
私が、大いに安堵した瞬間だった。
7月27日の早朝。
私がトイレに起きると、チャロ君はお気に入りの犬用ベッドで、丸まってうとうとしていた。
その日の朝食は、「鰹節ごはん」と「ウェットフード+いなばのツインズ」。
それに、パンをちぎって、プラス。
喜んで食べてくれた(^^)
その日の朝ご飯は、完食である◎
そしてその日は、定期通院の日だった。
この日の、院長先生の診察。
体重は3.86kgと、かなり落ちてしまった・・・
パンを与えることについて、院長先生に尋ねてみたところ。
「食パンは塩分があるので、あまり良くないです。砂糖はOKなので、むしろ菓子パンをあげたほうがいいです。」と、アドバイスをいただいた。
そして耳に「食欲の出る薬」を、塗ってもらったのだった。
13時半過ぎ。
おやつのかぼちゃを、喜んで食べる彼(^^)
そして、ここで登場したのは。
1995年から我が家に君臨する、もはや骨董家電の「うちのパン屋さん」。
それを用いて、妻が「塩分抜きのパン」を、焼き上げてくれた🍞
そして、その日の夜のおやつとして。
彼は、パンをまたまたパクパクと食べてくれた◎
そして、7月30日の朝食。(^^ゞ
彼がこの日喜んで食べたのは、「ドライフード」。
毎日、好んで食べるものが変わるので、困ってしまう(^^ゞ
朝食後は、いつものソファー&長女特製チャロ君柄毛布の上で、まったりと過ごしていた。
そして、この日の夕食。
朝と同じように、ドライフードは「ほぼほぼ食べた」ものの。
ウエットフードは、残しがち。
そこで、その上に「鰹節」を乗せてみたところ・・・
鰹節は、完食。
ウエットフードも、少しは食べてくれたようだ。
8月1日の、夕食。
エゾシカ&ツインズのミックス・鰹節・パン・ドライフードの、豪華4点盛りである。
19時47分に。
「エゾシカ&ツインズのミックス」以外のものは、どうやら食してくれた。
それからややしばらくの、20時半。
彼は、「エゾシカ&ツインズのミックス」を、思い立ったように食べ始め・・・
20時39分には、👆のような状態に。
翌、8月2日の朝。
お皿ピカピカで、それは完食となっていた👏
しかしながら・・・
この日の19時過ぎに、彼は心臓発作で倒れ。
一旦、20時には、酸素室で夕食を食べるまでに持ち直したのだが。
その翌朝、旅立ってしまった。
「僧帽弁閉鎖不全症」という持病を持っていた、彼。
獣医師さんから、「突然死」のリスクの説明は、確かに受けていたのだが。
それが現実のことになってしまうとは、その時まで思っていなかった。
命のはかなさというか、運命の非情さを、実感させられたチャロ君の旅立ちだった。
せめてあと2ヶ月。
16歳の誕生日を、お祝いしてあげたかったなぁ・・・