2008年のF1最終戦ブラジルGPは、天候のイタズラもあってか非常に緊迫したレースで、ファイナルラップの最終コーナーまでハミルトンとマッサのどちらがチャンピオンになるのか分からないという、スリリングな展開であった。なんせ、マッサがトップでチェッカーを受けた瞬間にはまだワールドチャンプは決定せず、その数秒後にハミルトンがグロックを抜いてチャンピオンを決めたのだから。
ブラジルGPは時差の関係もあって、ここ数年は録画して見ていたのだが、今年は月曜が休日ということもあって、この歴史に残るレースを生放送で観戦できたのは、実にラッキーなことだった。ホント、凄かったネ。
地元ブラジルGPで完璧な走りを見せて、ポディウムの中央に立ったマッサ。このレースの勝者でありながら、敗れてしまった彼の表情が痛々しい。思えば、トップを走りながらラスト3周でのエンジンブローに見舞われたハンガリーGPや、楽勝の展開でありながら給油のトラブルで後退してしまったシンガポールGPのノーポイントが痛かった。今年ライコネンを寄せ付けなかった彼の速さは、本物だと思う。潔い、素晴らしい敗者だ。地元ブラジルでチャンプにさせてあげたかったが、これもレースというものだ。また、来年も楽しませてほしい。
私は影ながらフェラーリを応援していたのですが。ハミルトンがチャンピオンですか。ここ数年はF1のTV中継も観なくなりましたねー。以前は眠い目をこすりながらもよく観ていたのですが・・・。先日古いVTRを整理していたなら、重ね撮りしたテープの中に、セナVSマンセルのモナコGPの録画の一部があって、懐かしかったですね。
それにしても、WRCはスバル絶不調だし、プロ野球は我らがホークスは最下位だったし・・・。来年は期待したいものですね。
ですが、このブラジルGPは面白かったです。’92年のモナコGPや’93年のヨーロッパGP以上に興奮しました。
マッサ・ハミルトンはもとより、トロ・ロッソのマシンでマクラーレンを抜いたベッテルが、やはり凄いですね。また来年も楽しみです。
一生の不覚でした!まぁ来年も面白いレースを期待しましょ。
もうジャパンパワーもそろそろ土俵際。頑張って欲しいですね。
来年、ハミルトンはチャンピオンらしい走りが出来るでしょうかね。
それにしても、ホンダは、今年とうとう浮上しなかったですね。来年こそは「ロスブラウン効果」が結実して、表彰台争いをしてくれることを期待したいものです。
ハミルトンは、今回のブラジルはレース前のコメントと裏腹の萎縮したレースをしてしまったと思います。それに対して、マッサの走りとレース後の彼のスポーツマンらしい振る舞いは、私の胸を打ちました。マッサは今回のレースでタイトルは逃しましたが、大いに男を上げましたネ。