日産のブルーバード・シルフィは、実は結構好きなクルマだった。
なによりも、そのスタイルが好ましい。5ナンバー枠に収まるサイズなのにもかかわらず、その優美で張りのあるヒップラインや、ティアナとも共通するサイドウィンドゥのグラフィックスは、なかなかいいデザインだと思う。今回、そんなシルフィに乗ってみることが出来た。試乗させていただいたのは、「15M FOUR」(4WD・4AT:税込車両本体価格211万6800円)だった。
室内に入ると、まずはそのインパネのプラスティックや、木目調のパネルの質感が、意外にも貧乏くさいことに驚く(カタログの写真で見る限りは、そんなに悪くないのに・・・)。こんなことなら、無理して木目調パネルなんか付けない方が、むしろ良かったのではないかと思うのだが、ターゲットとするユーザー層が、こういうモノを求めてしまうから、仕方ないのだろう。
走り出すと、視界良好で、十分に静かで、なんの不足もなくすっきりとした走りをする。まるで運転していることを忘れてしまうかのような錯覚に陥ってしまうほど、極めてフツーに走る。クルマにハンドリングだとか、ステアリングフィールだとか、乗り味だとか、そういった細かい要求を出すことよりも、しゃなりとこのようなクルマを淡々と乗りこなす方が、見識のある大人のすることのように思えたりするほどだ。
このクルマ、販売台数ではプレミオ/アリオンに大きく差をつけられているが、そのスタイルは圧倒的にシルフィの方がイイと思う。ただ、やはり、あのチープなインパネ周辺の仕上げは、やはりなんとかすべきだろう。プレミオ/アリオンのインテリアがイイとは決して思わないが、シルフィの木目調パネルは、あまりにも悲しい。
また、4WD同士で比べるならば、細かい装備の差があるとはいえ、このクルマの価格に8万8500円を足せば、あの素晴らしいレガシィB4の2.5iが買えてしまうのである。こうして考えると、やはり新型レガシィは安いなぁ・・・
シルフィのスタイルは、なかなかイイですよね!
T社の同クラスセダンよりも、ずっと魅力的に見えます。
そのスタイリングは、もっと評価されてもいいクルマだと思っております。
あと、電気というエネルギーは、おっしゃられるとおり、廃棄処分までのトータルコストを考えると実際にはあんまり効率が良くないんですよね。原発がその最たる例ですが・・・
やはりガソリンを上手に燃やす方が、エコであると私も思っております。
獅子丸さんがおっしゃられた通り、外観もT社勢より素敵だと思います。
ただ、いかんせん販売力の差や認知度が今一つな点もあり、売れていませんね。
ミニバンブームやハイブリットブームで、仕方ない面もありますが。
リアも広くトランクも広いので、5名乗車までならミニバンよりセダンのこの車を押します。
ハイブリットの電池交換代や廃棄時の処分先などを考えると、エコでもないような気も?
走行距離が知れている方は、まだ高燃費のガソリン車を押します。
シルフィのスタイルは、5ナンバーセダンの中では、かなりイイ線いっていると私も思っております。ですが、やはり乗ると、急造感は否めず・・・これに乗った日に、私もレガシィ2.5iのSパッケージに乗ったのですが、もう歴然とレガシィはいいクルマでした。価格差をはるかに超えて、まったく出来が違いました。
新型は、素の2.5iでも十分素晴らしいと思いますが、「Sパッケージ」は、さらにヨイですね!本日中に、試乗記をまとめあげて、アップしようと思います。
かつてのブルーバードというブランドは、コロナに対しては走りの良さというかスポーティなイメージがあって、学生時代は結構好きでした。910系とか、U12系は、当時若かった私もあこがれたものです。
ですが、今の「シルフィ」は、なんでも40代以上の女性がターゲットとのことで・・・全体のスタイルは悪くないと思うのですが、乗ると、走りはともかくとしても、内装の質感には落胆しました。
かつて私があこがれた頃のブルーバードの立ち位置にいるのは、今でいえばレガシィのように思えます。かつての日産はどこに・・・
でも、街ではトヨタのプレミオが目立ちますね。
先ほど新型レガシィの18インチタイヤを履いた2・5Sパッケージを試乗してきました。
外観は立派になったなー!!が第一印象で大きさより厚みが増したことにより印象がこれまでのレガシィの変化を感じました。
内装はシックでとても好感を持ちました。豪華絢爛が好きな方の反応は?と感じてしまうのかな!!
実際に車を運転してみると2・5+CVT(CVTのイメージが変るほどよかった)で低速のトルクも厚みを増しエンジンの良さが引き出されている印象でした。また、足回りもしっかり感+しなやかさで大人の車?を感じてしまいました。
総評としては、かなり良い車です。
これまでのレガシィファンの評価はサイズ等で分かれるようですが、新しいレガシィファンは確実に増えるのではないでしょうか。
GTも試乗したい気持ちになってきました。
サニー・エクセレントから始まって
スタンザ、ローレルスピリット、プレセア
と名前を変え、販売店を変え
連綿と続けてきた訳ですけど
個人的にはシルフィは
その最新型ではないかと思います
既にサニーが無い訳ですけど(MF誌みたいですネ)
私も、一見悪くなさそうだナと思うのですが
見れば見るほど安直と言うか、手抜きと言うか
なんかニセモノ臭い感じが漂ってきて、ちょっとネ
という感じに思えてしまいます。
更には、ブルーバードを名乗るのは
系譜的にちょっと。とも思える訳で・・・
再編を重ねて結局差が無くなってしまった
日産のディーラー網のようですナ。
徳小寺無恒さんじゃないですけど
歴史を見直して
きちんとしたブルの後継車を出して欲しいもんです。
セダン不況で、プリメーラさえ無くなってしまった
現状ではムズカシイとは思いますが。