あの魅力的なアルファロメオの「MiTo」の試乗車が、札幌に存在するという。私は友人の尾車氏と共に、いそいそとアルファのお店に出掛けた。
ドアを開けると、インフォメーションパネル内に、アルファのお面がアニメーションのように浮き出して出迎えてくれる。この演出はなかなか楽しい。
試乗車は、右ハンドルかつ、6MT!これまた嬉しいじゃありませんか!
MT車というものは、その個体によってクラッチのミートポイントが異なっており、中には乗りにくいクルマもあったりするのだが、この「MiTo」のクラッチについてはまるで神経質なところはなく、非常に運転しやすかった。フィアット製の4気筒ターボエンジンは、野太い音を室内に侵入させるが、それがまたイイのだ。走り出すと、このクルマの全体的なフィールは、軽快感というよりも、どちらかといえば重厚感の方が強い。とはいえ、やはりMT車は運転して楽しいのである。
また、このクルマには「アルファDNA」という、スバルでいえば「SI-DRIVE」のようなモノが装着されていた。これをD(ダイナミック)に切り替えると、これまた痛快で愉しい。
日本車では絶滅したと言っても差し支えないコンパクト3ドアハッチは、欧州車ではこの車の他にも、「ミニ」があり、「フィアット500」もある。それらを日本で購入できるということは、とりあえず素晴らしいことである。価格がちょっと高いけどネ・・・
お次は、尾車氏のドライビングした「VWシロッコ」の助手席に座ってみての感想を記しましょう。
インテリアの質感は、近年のVWの例に従い、極めて高い。
これは、言ってみれば、「ゴルフのクーペ」のようなモノなのだろう。クルマとして悪いワケはないのだが、スタイリングがスペシャルティ感に欠けるというか、やや面白みが無いと思う。私が買うんだったら、これよりはボルボC30にするだろう。そっちの方が、お安いですしネ・・・
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