獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

クラリティPHEV同乗記

2018年10月25日 | CARS&F1


 その日、尾車氏の進言により、立ち寄ったのはホンダのお店。
 ターゲットは、プラグインハイブリッドのエコカー「クラリティPHEV」である。
 全国メーカー希望小売価格は、税込5,880,600円。
 「クラウン」よりも、ちょっとだけ、安い。


 空力重視の、ファストバック4ドアセダン。
 エッジの効いたウインドウグラフィックス&メッキモールが、印象的だ。
 まさにそれは、「21世紀のシトローエンCX」であると、私個人は認定したい。


 履くシューズは、235/45R18の、ファットなBSエコピア。




 今回は尾車氏が運転し、私は、はにかみながら助手席に佇んでいた。
 その同乗インプレッションを、あるがままに語ろう。


 ベージュ基調のインテリアのしつらえは、まさに「上質」。
 プラグインハイブリッドゆえ、エンジンが存在感を示すことはほとんどなく、「ほぼ電気自動車」といったイメージ。
 ロードノイズも風切り音もよく遮断されており、エンジンが表だって主張しないだけに、その静粛性は「ほぼ完璧」である。
 その水を打ったような静けさは、日本の伝統美というか、「観劇の合間の静寂さ」を感じさせる。


 メーターに目をやると、EVでの航続可能距離は17.7kmで、ハイブリッドでのそれは330kmと表示されていた。
 しかしながら。その表示数値以上に、このクルマは、「EV感」が濃厚である。


 トランクルームも、まさに広大。
 そして、奥に開けられた上方の窓は・・・


 実際の後方視界確保の一翼を担っている。
 このあたりの気配りは、なかなか心憎く、日本車ならではの「おもてなし」を感じさせる。

    
 ともあれ、「クラリティPHEV」は、ホンダ渾身の力作と思われる。
 やはり、照れずに、運転させてもらうべきだった・・・と、いまさらながら後悔している、いくじなしの私なのだった。トホホ。 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ミスターカレー」の「ザン... | トップ | 例によって、今年も早めのス... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
何れ電気自動車って言うけど災害時はどうなの? (アウトバック2.5XT乗り)
2018-11-03 16:09:54
こんにちわぁ~。
ご無沙汰しております、
今年は2011並みの自然災害の多い年でしたが
そんな時に、電気自動車ってインフラ的に
どうなの?って疑問に持ちました。
まず、大雪で立ち往生してしまったら、
水害で流されたら・・・
電気が止まったら・・・
使えませんよね(苦笑い)。
映画のトランスポーターでアウディが
湖に落とされ、エンジンや水に浸かった
部分を搔き出して、悪人を追う場面が
ありましたが、内燃機関の車は
完全に無くさないで欲しいですね。
返信する
内燃機関 (獅子丸)
2018-11-03 21:17:38
アウトバック2.5XT乗りさん、こんばんは。

今年、北海道は地震で全域停電になってしまいました。
その際私も、「純粋な電気自動車の時代が来るのは、まだ先だろうな」と、思いました。
「クラリティPHEV」は、「駆動バッテリーがカラになっても、ガソリンを入れれば、ハイブリッド・カーとして走行可能」という点に、一日の長があると思います。
ホントに、内燃機関は、電気が止まった時にありがたみを感じますネ(^^)
返信する

コメントを投稿