日曜日。
あまりパッとしない天気だったが、雨の合間を縫うように、例によって「鳥見」にでかけた。
場所は、これまた例によって「あいの里公園」である。
8時38分。
比類なき安定感で「トンネウス沼」を回遊する「マガモ♂」くんを、まずは撮影🦆
9時01分。
雨がやや強く降ってきた。
マガモさん夫妻は、沼の木陰で、雨やどり。
「バン」さんの背中を見ると。
撥水加工したクルマの窓のごとく、雨滴がまあるく粒だっていた☔
9時15分。
樹上の「ヒヨドリ」さんも、濡れネズミ状態に。
9時22分。
「カワラヒワ♂」くんは、夢中で、木の若芽をついばんでいる🍃
9時32分。
「アオサギ」さんは、「いつもの木柱」にすっくと立ち、沼内を監視🔭
そうすると、9時35分。
沼にやってきた「ダイサギ(もしくはチュウサギ)」さんを、アオサギさんは追いかけ始めた。
「縄張りから出ていけ!」とのことなのであろうか。
サギ同士の「バードチェイス」が、私の目前で展開されたのである
追われたダイサギさんは、沼のほとりの茂みに、辛くも着地。
アオサギさんの方は、なにか勝ち誇ったような表情である。
9時44分。
マガモさん夫妻は、牧歌的に、沼の中心を回遊。
10時過ぎ。
バンさんは、沼のほとりを、闊歩。
いつもながらの「トンネウス沼の風景」である。
10時10分。
アオサギさんの横顔というか喉元は、どことなく「ペリカン」風である。
分類上「ペリカン目サギ科」であるのも、うなづける。
真正面から見たその姿は、どことなく「綿棒」を思わせる。
10時12分に、木柱の上に戻り。
またまた沼上の監視を始めた、彼(もしくは彼女)でありました。
10時25分。
地上では、「ハシブトガラ(あるいはコガラ)」さんが、なにやら綿毛にまみれていた。
それを咥えて、ちょこまかちょこまかと歩く、その姿。
巣の暖房用に持ち帰ろうとしていたのだろうか・・・謎の行動でありました。
10時37分。
沼のほとりの植樹から、横顔をのぞかせていたのは、「ニュウナイスズメ♂」くん。
まさに「栗色」のあたまに、白いほっぺ。
あらためて見てみると、フツーの「スズメ」さんとは、結構、違う。
ニュウナイスズメさんは、本州以南より飛来する、夏鳥。
つまり「渡り鳥」である。
この小さな体で、よくぞ津軽海峡を越えてくるものだと、感心してしまう。
そしてこちらは、「ニュウナイスズメの♀」ちゃん。
「雌雄異色」であるというのも、フツーのスズメさんとの、大きな違いなのだ。
11時03分に見かけた「カワラヒワ♂」くん。
なぜか、羽毛が「毛羽立って」いた。
その理由は、永遠の謎である。
このカワラヒワくんを撮影後。
私は昼食を摂るため、一時帰宅したのでありました。
そして、昼食後の、「バードウォッチング午後の部」。
「アオジ♂」くんが、いつものように木のてっぺんでさえずっていたのは、12時56分。
そして、12時57分のアオサギさん。
なにか、「岡本太郎氏作のオブジェ」のような、様相である。
その大きな翼を広げた姿は、優雅というよりは、なにか攻撃的だ。
13時21分。
マガモさんご夫妻は、岸辺で仲良く休憩中。
アオサギさんが、木柱から飛び去って行ったのは、13時23分だった。
13時28分。
「あいの里公園のスーパーアイドル」である「エゾリス」ちゃんを発見。
樹上で、なにやらお食事中であった。
私がカメラを向けると、彼女は警戒したのか、さらに高い木の上に、移動。
かなり乳首が張っているので、妊娠中か子育て中の、どちらかでありましょう🍼
13時35分。
アオサギさんが戻り、トンネウス沼の主として、再び君臨していた。
水面に狙いを定めて・・・
顔面ダイブ
みごとに小魚をGETして、
ごっくんと、ひと呑み。
獲物を狙うその表情は、まるでカマキリのようである。
続いて、13時36分に、
2匹目GET。
お次は、態勢を低くして・・・
13時37分に、3匹目の収穫。
その後も、アオサギさんの狩りは続き・・・
13時38分に4匹目を捕獲。
あらよっと、といった感じで・・・
やっぱり、丸吞み。
そして、胃袋的に満足したのか。
アオサギさんは、13時53分に、飛び去っていったのでありました。
「篠路のコロニー」に、戻ったのかなァ・・・
数日前に仕事で田舎の方を車で走っていたら、そろそろ田植えの準備が始まっていて、水がはられた田んぼにはシラサギさんが数羽いて、何かを捕食していました〜🍀
授乳中?のエゾリスさん😊珍しいですよね✨
アオサギさんとエゾリスちゃんには、この「あいの里公園」に行けば、ほぼ毎回出会うことができるのです。
この恵まれた自然環境。
いつまでも、残っていてほしいと、切に願います