その日は、石狩市の「瑞祥庵」でお昼とすることに。
12時01分に入店した。
お蕎麦は【田舎】と【更科】から選択可能である。
12時02分。
私は数秒の熟考の末、〈温かいそば〉の「鴨南ばん」を【更科】でご注文。
税込1100円という、チャーシュー麺に匹敵するお値段の、プレミアムランチである。
12時05分に、まずはお茶&お水が供され、
主役のお蕎麦は、12時15分に運ばれてきた。
色白でしなやかな、更科そば。
個人的には、もう少しコシが強めの方がタイプだが、するりと瑞々しく、私の咽頭を洗浄するかのように通り過ぎた。
おつゆも、私の好みからいくと、やや淡泊に感じられたが、上品な味わいである。
鴨肉は、あえて表現するならば、「鶏」よりも「豚」に近い、食感&噛み応え。
咀嚼すると、旨さがじゅわっと口中を潤す。
鴨が背負ってくるのが、やはり長ネギである。
それは苦みや辛さ皆無で、おつゆとともに、イイ感じの甘みを抽出。
12時26分に、毎度のことながら、完食。
チャーシュー麺もいいが、たまには、こういう昼食も、有りだろう・・・と、私は自らに言い聞かせたのでありました。