気ままなひとこと

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久し振りのクラシック・コンサート

2013-04-22 15:07:04 | 音楽・映画
昨日は久し振りにクラシックのコンサートを楽しみました。
2年前の大地震の翌週に予定していたコンサートの会場(ミューザ川崎)の天井が地震で落ちたため中止となり、以降、何となく足が遠ざかっていたので、凡そ2年半振りになります。同じミューザ川崎の会場が修理を終えて今月リニューアルオープンしたばかりなので、こちらも何となくフレッシュな気分でした。

 
元々傾斜のある観客席は以前のままだと思います。多分、天井が新しくなったのでしょうが、気のせいか、新築の匂いがするような・・・(笑)我が家からは電車の便がいいので以前から何度も通っている会場だけに、お久し振り、帰ってきました、といったところでしょうか。

演奏は東京交響楽団、演目はモーツアルト特集のようで、「戴冠ミサ」と「レクイエム」という教会音楽の代表曲、どちらも大合唱団を並べてものなので楽しいです。ミサ曲はこれまでバッハのものしか聴いたことがありませんでしたが、モーツアルトのものは彼らしく明るかったですね。入場時にいただいたプログラムにラテン語の歌詞の日本語対訳がついていたので、歌詞を見ながら「レクイエム」を聴くことができました。そしてアンコールが大好きな「アヴェ・ヴェルム・コルプス」! となると、「戴冠ミサ」を除いて先だってフィレンツェ滞在中に聴きに行った教会コンサートの演目と全く同じ!期せずして聴き比べる機会となりました。

演奏の技量についてはよく分かりませんが、石造りの教会と、ウッドづくりのコンサートホールの違いが印象的でした。昨日の演奏会ではオーケストラ演奏とコーラスが正面から堂々と聞こえてくるものでしたが、石の教会では球体の中にいるように、全ての音がどこからということなく、周り全体から波のように迫ってきたのが強く記憶に残っています。どちらがベターということではありませんが、モーツアルトがイメージして作曲したように聞こえる教会と、現代的にブラッシュアップして「奇麗な音色」を伝えるホール、それぞれの違いを感じながら楽しむことが出来ました。帰宅してレクイエムをCDで聴いてみたら、うん、CDはやっぱりCDでした。生演奏とCDは比べるものではないですね。(^o^) 

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1 コメント

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モツレク ()
2013-04-22 17:32:15
JR川崎駅近くですよね。
私も行った事あります^^。
駅近くで、反響もよく素敵なコンサートホールですよね。

それに昨日はモツレクだったのですね。
良かったですね。

何とFirenzeでのコンサートと殆んど同じステージだったなんて、呼ばれていったようですね。
帰宅されて復習されるとは・・・さすが!です。
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