気ままなひとこと

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クラシックコンサートを聴いて思ったこと2題

2014-04-06 10:52:30 | 音楽・映画
先週末クラシックコンサートに行ったのですが、今回特に印象深かったことが二つあったので、それを記しておきます。演奏は東京交響楽団@ミューザ川崎でした。


前半の演目はベートーベンのピアノ協奏曲5番“皇帝”。ピアニストはドイツ人男性、これまで私が知らなかった、かなり高齢と見受けられるピアニストでした。日頃からCDで馴染んでいる曲目なので楽しみにしていたのです。ピアノの演奏が始まって驚いたことは、そのピアノの響き、クリアーで、軽やかで、実に奇麗な音色でした。強調された部分は当然ですが、ささやくような部分も静かながらもしっかりとした音を響かせてくれるのです。これには感激しました。日頃聴いているCDのきれいな音とは違った、楽器の生の演奏の音の魅力を痛感させられました。弾き手のピアニスト、弾かれるピアノ、そして音を伝えるコンサート会場、三者が巧みに手を取り合っての成果なのでしょうが、久し振りに生のコンサートの魅力に浸ったひと時でした。「やはりCDと生演奏とは違う

後半はシューベルトの交響曲2番、これは全く馴染みのない演目でしたが、聴衆を退屈させないような賑わいのある曲で、結構楽しめました。オーケストラの中で管楽器のソロがいくつかあるのですが、その中でフルートの音色を楽しく聴きました。今ではすっかり止めてしまったのですが、数年前まで4年ほどフルートを習っていたことがあるので、オーケストラの中でもフルートが耳に入り易いのです。特に演奏会では、ついついフルートパートを目で追うことが多いです。ソロの部分だけでなくとも、あの小さな楽器の音が耳に入ってくるというのは、それだけでも数年間フルートに接したことのご褒美かもしれません。前半のピアノ協奏曲でも、ピアノとフルートの掛け合いのような箇所もあり、いつになく楽しんだ演奏会でした。「自分が練習した楽器はよく耳に入る」

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