故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.488 「鬼太鼓」のお話。

2015年05月03日 | 日記

我が家でいつも買い物に行っている「イトーヨーカドー丸大新潟店」は開店38周年を記念して、いくつかのイベントを開催した。その中のひとつに新潟県佐渡に伝わる勇壮な伝統芸能「鬼太鼓」があった。この「鬼太鼓」は約500年前に佐渡に伝わり、能の舞に太鼓と独特の振付けをし、現在の「鬼太鼓」として完成された。

 

この「鬼太鼓」は悪魔を払い、商売繁盛や五穀豊穣を祈って神社の祭礼に奉納される。会場で私は提灯を持った「鬼太鼓」の踊り手にお聞きしてみた。佐渡の島全体では120組ほどの「鬼太鼓」があり、それぞれの地域で踊る形式などが異なっているという。私が初めて見たのは“鬼”のほかに2頭の“獅子”が登場してきたことである。

 

中には“巫女”や“猿”“豆まき”などを組み合わせたものもあるという。“鬼”が裏太鼓に合わせて髪を振り乱して踊る姿に、買物客などから大きな拍手が送られていた。また“獅子”に頭を噛まれるとご利益があるということで、踊り終えた“獅子”の前には長い列ができていた。なかなか迫力のある楽しいイベントであった。

 

“鬼”が裏太鼓に合わせて踊る姿に買物客などから大きな拍手が送られていた。

踊り終えた“獅子”の前には長い列ができていた。

 

 

 



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