故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.1.313 「免税店」のお話。

2017年08月04日 | 日記

今回の中国旅行は、元黒龍江大学日本語教師の大島先生と私の二人旅である。中国の友人や教え子に贈呈するため、新潟空港の「免税店」で新潟の地酒やビール、チョコレートなどを買い込んだ。


なぜか「免税店」の中心部に置いてある商品は、新潟県産のものではなく、北海道で有名なチョコレート菓子の“白い恋人”であった。中国人観光客の要望に配慮したのだろう。


そういう私も中国人に人気のある“白い恋人”を購入することにした。この「免税店」では資生堂の“化粧品”や“炊飯器”それに“日本酒”などが売れていた。


現在の“新潟➡ハルビン間の定期航空路は、毎週月曜日と金曜日の週2便体制に減便された。一時期、毎日飛んでいたこともあった航空路が、更に減便とならないよう祈るばかりである。


「免税店」の中心部に置いてある北海道産の“白い恋人”。

資生堂の“化粧品”や“炊飯器”それに“日本酒”などが売れていた。


No.1.312 「中国旅行」のお話。

2017年08月03日 | 日記

一昨年の「中国・内モンゴル自治区」、昨年の「遼寧省大連・瀋陽」の旅に続いて、今回は「黒龍江省ハルビン・大慶」の旅を楽しむことになった。


旅行目的は(1)私が黒龍江大学に勤務していた時にお世話になった先生方と再会すること。(2)新たに開通したハルビン西駅から大慶西駅までの新幹線に乗り、温泉や博物館などの観光スポットを訪れること。


(3)教え子に再会すること。この3点。私が新潟空港の国際線ロビーに到着した時、荷物検査場所には既に多くの中国人が並んでいた。夏休みに入ったため、小学生などが一緒の家族連れの姿が目についた。


この日の新潟空港発・ハルビン空港行きの飛行機は「満席」という情報が入ってきた。今回はどんな旅が待っているのだろうか?


小学生など家族連れの姿が目についた。


No.1.311 「夜の千灯まつり」のお話。

2017年08月02日 | 日記

午後5時30分に「万代太鼓」によるオープニング・セレモニーが終わると、午後6時から約6.000個の「灯篭」の中にセットされたローソクに一斉に火がつけられる。


この日、私は所要のため、イベント会場には午後8時30分過ぎに戻ってきた。そのため点灯の様子は拝見することができなかったが、道路上に川の流れのように並べられた「灯篭」の光には、幻想的な空気が漂っていた。


私はユックリとこの川の流れに沿って本町通り商店街を散策してみた。普通の四角形の「灯篭」以外にも「鯛車」と呼ばれる鯛の形をしたものにも人気が集まっていた。


また、白龍権現神社の前では白い龍の形をしたものなどが私の目に留まった。楽しいイベントはいつまでも継承していってもらいたいものである。


人気の高い「鯛車」。

白龍権現神社の前では白い龍の形をした灯篭。



No.1.310 「千灯まつり」のお話。

2017年08月01日 | 日記

わが家から5分ほど歩いて「千灯まつり」の会場に到着した。この祭りは新潟市中央区の本町通5番町商店街と6番町商店街、それに人情横丁商店街の3つの商店街が合同して毎年、開催されている。


約6.000個の灯篭にメッセージを書き、それを道路上に並べ新潟の夜をユックリと楽しむイベントである。夜になると灯篭の中に入っているローソクに一斉に火がつけられる。


この「千灯祭り」のオープニング・セレモニーに、私の孫が「万代太鼓部」の一員として演奏を披露することになっていたので、会場まで応援に行くことになった。

 

定刻の午後5時30分に元気のいいリズムで太鼓の演奏が始まった。嬉しいことに今年で17回目を迎えたこの祭りも、年々、その規模が大きくなっていくようだ。

 

 


No.1.309 「誕生会」のお話。

2017年07月31日 | 日記

先日、例のメンバー7人が集まり恒例の「誕生会」が開催された。会場は新潟市中央区万代の「万代シルバーホテル」の3階にある“銀鈴”。ここは新潟の旬菜と地酒の店として人気を集めている。

 

“銀鈴”では8月までの毎日“マグロ祭り”が開催されている。90分間ではあるが、大人3.500円(税込み)で、焼き物・煮物・揚げ物・デザートなど≪30品目の中から自由に選んで注文できる。

 

7月末に誕生日を迎えるメンバーには“花束と“記念品が贈られた。当然のこととはいえ、毎年1歳ずつ高齢化していく例のメンバーであるが、健康で楽しく飲んだり食べたりできる喜びを感じている。


90分間、マグロ料理をタップリと味わうことができた。次回の「誕生会」は9月に開催の予定。



 

 


No.1.308 「表彰式と送別会」のお話。

2017年07月30日 | 日記

先日、私が日本語を教えている中国人留学生・董紅超さんの「送別会」が開催される前に、新潟国際交流会館の“交流ホール”で関係者による彰状の授与式が行われた。


毎回、意欲的に学習に励み、優秀な成績を収めた董さんに記念品を添えて「表彰状」が交付された。私のほかに董さんにレベルの高い日本語を教えてくださった元黒龍江大学日本語教師の大島先生からもご出席していただいた。


新潟市国際交流協会からも中国語を流暢に話される近藤館長さん、大野さん、国際交流員の楊金玲さんも授与式に立ち会っていただいた。「送別会」はすぐ近くにある“寿司割烹いかだ”で開催された。


寿司屋のご主人にお願いし、新潟県で採れた魚や野菜、枝豆などを使った郷土料理を作ってもらった。新潟の地酒で乾杯を重ね、心温まる「送別会」となった。


彰状の授与式

記念品は燕三条地区の特産「ぐい吞み」。

“寿司割烹いかだ”での送別会。


No.1.307 「ナスは豊作」のお話。

2017年07月29日 | 日記

最近の天気は想定外だ。真夏日が続き、その後、豪雨が続いた。私は久しぶりに家庭菜園を楽しんでいる畑に行ってみた。畑では濃い紫色の「ナス」を15個ほど収穫することができた。豊作である。

 

「ミニトマト」は40個ほどが赤くなっていた。まだ緑色の実も見られるが、あと1週間もすれば赤くなり、食べ頃を迎える。「ピーマン」は苗が枯れてしまったが、1本だけ生き残った苗には4個の実が付いていた。

 

当初、生育不足の「ゴーヤ」もやっと2mほどの高さまで伸びてきた。「瓜」はこぶし大の実が56個、畑の雑草の陰から顔を出してきた。皮が黄色くなれば食べ頃を迎える。期待しないで甘い「瓜」の収穫を想像することにしたい。

 

「スイカ」は花が咲いていた。趣味と実益を兼ねた家庭菜園を今後とも楽しむことにしたい。




 


No.1.306 「上杉家御廟所」のお話。

2017年07月28日 | 日記

先日、写真を整理していたら、私の「ブログ」に載せ忘れた写真が出てきた。それが山形県米沢市にある「上杉家御廟所」を参拝した時の写真であった。ここは米沢藩主であった上杉家の墓所として、巨大な杉林に囲まれた清閑な環境の中に建てられている。


拝観料350円を支払って一本道の参道を100mほど歩くと、正面に上杉家初代の「上杉謙信公」を祀った御廟が見えてくる。右側には3代(定勝公)5代(綱憲公)7代(宗憲公)9代(重定公)11(治廣公)の御廟が設置されていた。


そして左側には2代(景勝公)4代(綱勝公)6代(吉憲公)8代(宗房公)10(治憲公)12(斉定公)と歴代の藩主の御廟が整然と並んでいた。この日は数組の観光客とすれ違っただけで、御廟所の中は閑散としていた。


この日はサッカーJ1リーグで大苦戦している「アルビレックス新潟」の試合の必勝祈願に訪れたが、ご利益もなく残念ながら負けてしまった。


右側には3代(定勝公)から奇数の11(治廣公)までの御廟が設置されていた。

左側には2代(景勝公)から偶数の12(斉定公)までの御廟が設置されていた。


 

 

 

 

 

 



No.1.305 「燕三条駅の売店」のお話。

2017年07月27日 | 日記

JR燕三条駅にも「燕三条地場産センター」の立派な売店がある。先日、久しぶりに燕三条駅に降り立った私の目に最初に入って来たのが、日本一の弥彦神社の赤い大鳥居の模型である。


その鳥居の脇に実際の大きさである高さ30.16m、幅20m、額の大きさ畳は12畳分という説明看板が掲示されていた。鳥居の後方に待合室を兼ねた「燕三条地場産センター」の売店がある。


昔、私と一緒に仕事をした池田さんから、ご多忙の中、売店の状況を懇切丁寧に説明していただいた。「爪切り」や「洋食器」などのほか、最近の人気商品ではアイスクリームを食べるカラフルなスブーンが売れているという。


外国人観光客もよく訪れており、中でも中国人が多いという。


人気商品でアイスクリームを食べるカラフルなスブーン


No.1.304 「外食」のお話。

2017年07月26日 | 日記

先日、久しぶりにイタリア料理を楽しむため、家族と一緒に外食に出掛けた。場所は新潟市中央区出来島にある、茹で上げ生パスタが人気の「ポポラマーマ」。入口では順番待ちの列ができており、フロアは家族連れで混み合っていた。


約30品目の中からパスタやピザが選べる「食べ放題」コースを注文した。お酒やワインは別料金であるが、サラダバーも利用でき、ジュース・ウーロン茶などのドリンクも「飲み放題」のコースである。


料金も大人が1.580円・子供が900円(税抜き)、それに時間も無制限となっている。パスタを始め、ピザなど最初に7品ほど注文した。食べ始めると更にパスタが運ばれてきた。


結局、私は約1時間で満腹となった。人間、そんなに食べられないものである。


 

 


No.1.303 「燕三条地場産センター」のお話。

2017年07月25日 | 日記

私は毎年、中国旅行を楽しんでいる。今年は黒龍江省の「ハルビン市」と、ハルビンから新幹線に乗り、世界的な産油地で有名な「大慶市」へ行くことにしている。


私が中国で生活していた時にお世話になった中国人の友人にも再会してくる。友人も私に地元・黒龍江省のお土産を用意されるので、そこで必要となるのが、新潟県のお土産である。


私はいつも「燕三条地場産センター」でこの地域の特産品を購入している。今年は光の干渉という現象によって色が現れる「スプーン」と「フォーク」を購入した。


また内部が金色、24金仕上げで、抗菌作用のある「ぐい飲み」とこの地区特産の「麩のお菓子」などを購入してきた。中国人に新潟県の特殊な産業技術を少しでもPRしようと思っている。


光の干渉という現象によって色が現れる「スプーン」など。

内部が金色、24金仕上げで、抗菌作用のある「ぐい飲み」

特産の「麩のお菓子」



 


No.1.302 「ふれ愛作品展」のお話。

2017年07月24日 | 日記

先日、新潟市中央区西堀にある“NEXT21ビル”の1階フロアで、新潟県肢体不自由児協会が主催する「ふれ愛作品展」が開催され、多くの市民が訪れていた。


今回は「第35回肢体不自由児・者美術展」の入賞作品と「平成28年度肢体不自由児・者のデジタル写真展」の特賞・金賞・銅賞作品などの力作が展示されていた。


展示されている作品のすぐ下には、入賞者の氏名のほか、作品を書き上げている時の写真などが展示されていた。体に障害があっても、絵画や書道、写真などの作品に、真剣に取り組んでいる様子が伝わってきた。

 

 

 


No.1.301 「ネジバナ」のお話。

2017年07月23日 | 日記

毎日猛暑が続いている。私が毎週2回、野球の練習に訪れているグランドでは、炎天下に水をやらなくとも枯れずに咲いている花がある。「ネジバナ」と呼ばれている薄紫色の花である。


ラン科の多年草で、別名が“モジズリ(綟摺)ともいう。私が所属している「新潟エージレス野球クラブ」の先輩で“モジズリの花の名前を知っている佐藤選手からお話しお聞きした。


形が花茎の周りを螺旋状になって咲いていることから、この名前が付けられた。「ネジレバナ」「ネジリバナ」「ねじり草(そう)」とも呼ばれることもあるという。


それにしても猛暑日が続いても、生命力の強い黄色い花の「タンポポ」と並び、グランドでよく可憐な花を咲かせられるものである。


黄色い花の「タンポポ」




No.1.300 「最後の授業」お話。

2017年07月22日 | 日記

今日で私の「ブログ」も区切りの≪1.300回を迎えた。誠におめでとうございます。   今日の話題は新潟市中央区礎町の「クロスパルにいがた」で、私が日本語を教えている教室の“最後の授業”のお話し。


生徒は中国・黒龍江省ハルビン市出身で吉林省延辺大学3年生の董紅超さん。現在、新潟市の専門学校で日本語を勉強している留学生である。教師1人・学生1人のマンツーマン授業で、毎週2回、教室に出席している。


毎回、董さんは授業開始の15分前には教室に到着している。そして黒板に書かれた日本文の漢字に“ふりがな”を付ける作業から勉強が始まる。


学習意欲に燃えた学生で上達も早く、日本語の歌の歌詞も、確実に聞き取ることができるようになってきた。帰国されると再び大学生に戻るという。今後の董さんの健康と益々の活躍をお祈りしたい。


教師1人・学生は董紅超さん1人(右)のマンツーマン授業

使用した教科書とCD。


No.1.299 「懐かしい人」のお話。

2017年07月21日 | 日記

この日、久しぶりに再会した「懐かしい人」とは、私が“燕三条地場産センター”に勤務していた頃、たいへんお世話になった斎藤さん、梨本さんと井上さんの3名。


斎藤さんはIH対応の鍋のパイオニアとして有名な「株式会社フジノス」の重役。私が中国からのお客さんなどと一緒に何回となく同社を訪れるたびに、懇切丁寧にご案内していただいた。


梨本さんとは同センターで一緒に仕事をした仲間である。現在、古巣の燕市役所に戻られ、観光振興に大活躍しておられる。また昨年、私が弥彦山山頂で中国人の友人を案内していた時、偶然、お会いした燕市観光協会の井上さんとも本当に久しぶりに再会することができた。


燕三条駅前の居酒屋で、元気のいい「懐かしい人」と新潟の地酒“越の誉”を飲みながら、昔話に花を咲かせた