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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

A.I.ライジング

2019-11-24 23:20:02 | 洋画
映画の情報を殆どいれないせいですかこの作品が
ヒューマントラストシネマ渋谷の企画興行<WWC(ホワット・ア・ワンダフル・シネマ)ワンダーナイト・シネマカーニバル2019>で10月4日に上映された1本で
最近では珍しいセルビア映画です

セルビア映画っていうと、私の記憶にあるのは「セルビアン・フィルム」という
もう完全にアダルトポルノを完全に逸脱した新生児を犯すといったトンデモセックスフィルムを、無修正で見てるんですが・・・
さらに「スロベニアの娼婦」とか、私にはセルビアw映画っていうとまともな作品を見てるという記憶しか浮かんでこないのですが

って配給会社も、そんな映画しか輸入してないのような
この映画も実は、どこから見てもSF映画の体裁ですが
見始めたら、もうオープニングからヒロインのニマーニを演じてるセルビアのポルノ女優さん
ストーヤさんのfull frontal nudeシーンからですか
もうこれってSF映画の仮面を被ったエロ映画でしょう
しかし、Rー15作品指定ですからね、映画自体の腰接部分に暈しは入りやす
でも疑似ファックの映画でしょう

で、登場人物が3人というだけ司令官の女性と宇宙船パイロットとその相棒をつとめる
女性型のアンドロイド
あとは宇宙船と指令室との交信音声のみ
という、ある意味低予算作品ではないのかな

舞台は2148年、世界最大の宇宙開発企業エデルレジ社はケンタウルス座アルファ星への人類移住計画をたてていた
そのアルファ星への宇宙飛行探査を命じられたのはベテラン宇宙飛行士のミルーティンと
エデルレジ社が製造した女性型アンドロイドの"ニマーニ"
アンドロイドの容姿や性格などはミルーティンの過去の性体験から
プログラムモされていて

宇宙の長旅でミルーティンと過ごす性経験によってアンドロイドのプログラムを微調整して、理想的なアンドロイドになっていくというのがミソ

任務に向かう長い航海を異性のアンドロイドと共に過ごす。
しかもそのアンドロイドを自分好みに自由自在に設定できる。

どうも主人公は多くの女性たちと関係を持ってきたようだが、まあそんな背景がなくても美女と2人っきりとなったらああなりますわ(笑)
つーかそもそもなんの任務なんだっけ?というくらいにセックスしまくりなわけだが、
この航海そのものがむしろ男の性行動のデータを取るための実験であったようですが

アンドロイドの反応をコントロールできるのは、
様々な性的なシチュエーションでセックスを楽しむには便利ではあるが
いくらAIで学習して彼好みの女になっていくにつれて
ミルーティンはアンドロイドに心がないと
なんとコンピューターを騙して、エデルレジ社のコンピューターに入り込んで”ニマーニ”を初期化してAIから切り離し
アンドロイドがプログラムではなくて心でもって彼を愛して欲しいと画策する

ミルーティンは”ニマーニ”をAIプログラムを外したことを
”俺が人間にしてやった”と言うのだが
つまりアンドロイドはあくまでもアンドロイドな訳でして、っていうような結末を迎える訳ですが

実はラスト人工知能が人間として目覚めたのか"ニマーニ"は一筋の涙を流す
アンドロイドから人間的な要素はプログラムされてない訳で
アンドロイドから涙はでない
ってことは、飯も食わなきゃ、排泄もないし

そこでフト気づかされたんですが、アンドロイドとのセックスって
♀としての循環液ってドーなんだろう?
唾とかローションだったのか
そんなことが気になって気になって・・・(汗


2018年製作、セルビア映画
ラザール・ボドローザ監督作品
出演:セバスチャン・カヴァーツァ、ストーヤ、マルサ・マイエル、キルスティ・ベステルマン 
コメント
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