ここんとこ韓国映画のDVDリリースが殆どなかったのに
こう一変にリリースされるとは
消化するのにちょっとしんどかったんですが
この作品は、韓国映画特有の灰汁の強さも、エグさもありませんでしたが
なんでしょうか80年代後半に流行したジョン・ウーの作った香港ノワール映画にオマージュを捧げたような作品でした
よく知らない役者さんでしたので、過去の彼らの作品の役柄に囚われず
新鮮な感じで香港ノワールが韓国映画で甦った
って個人的には見られたのが嬉しかったし
香港ノワールは60年代からの日本のプログラムピクチャーをお手本にしてるってこともあるので
主人公の二人を取り巻く世界観っていうのが、両親を亡くした二卵性双生児の兄弟が育った環境は養護施設という日本のプログラムピクチャーの定番だし
この兄弟が成長した時の職業は、兄が警察官で弟がヤクザの幹部っていうのは
香港ノワールの完パク
そして二人の間に幼馴染みのヒロインがいて
養護施設がカジノIRのための用地にあっており・・・
もう定番の男泣きプロットですねぇ
にしてはジャケット画像が、韓流を意識しているようで
ある意味韓国映画としては期待もしてなかったんですが
ネタ的に先にも書いたような作品でしたので、逆に見てるうちに嬉しくなって来てました
さらにそこは韓国映画ですから、刃物でズブズブ刺しても刺しても
っていうのはありますし
なんだろう舞台が釜山ってことで、国宝のやり取りに日本のヤクザの大親分が登場して来て
日本語でのやり取りがあるんですが
日本の大親分の日本語が実にイントネがおかしいのに反して
逆に韓国の方のギャングの方の日本語がまともに聞こえて来てましたのが・・・
二人の兄弟に想われるは、個人的にはJK時代の娘役の方が実に可愛かった
でも兄弟は恋敵でもあったのでこの高校時代には哀しいエピソードが・・・
実は兄が「タイタニック」に誘ったのを知った弟が
嫉妬からヒロインを襲わさせており
今では弟とヒロインは愛し愛されている仲だけど
この悲劇そのものを告白する必要はなかったんじゃないのかな
最終的にアンハッピーな救いのない終わりかたをするんですが
そのシーンもなんだろう
敢えて夕景の空にカメラがパーンしていく必要はなかったんじゃないかな
ここも敢えて香港ノワールに寄せすぎだろう
さらにエンド・クレジットに”釜山港に帰れ”を流す
監督の気持ちはわかるんだけども・・・
2017年製作、韓国映画(日本公開作品)
パク・ヒジュン監督作品
出演:ソンフン、チョ・ハンソン、ユン・ソイ、パク・チョルミン、コン・ジョンファン、イ・ジェヨン、ソン・ビョンホ
こう一変にリリースされるとは
消化するのにちょっとしんどかったんですが
この作品は、韓国映画特有の灰汁の強さも、エグさもありませんでしたが
なんでしょうか80年代後半に流行したジョン・ウーの作った香港ノワール映画にオマージュを捧げたような作品でした
よく知らない役者さんでしたので、過去の彼らの作品の役柄に囚われず
新鮮な感じで香港ノワールが韓国映画で甦った
って個人的には見られたのが嬉しかったし
香港ノワールは60年代からの日本のプログラムピクチャーをお手本にしてるってこともあるので
主人公の二人を取り巻く世界観っていうのが、両親を亡くした二卵性双生児の兄弟が育った環境は養護施設という日本のプログラムピクチャーの定番だし
この兄弟が成長した時の職業は、兄が警察官で弟がヤクザの幹部っていうのは
香港ノワールの完パク
そして二人の間に幼馴染みのヒロインがいて
養護施設がカジノIRのための用地にあっており・・・
もう定番の男泣きプロットですねぇ
にしてはジャケット画像が、韓流を意識しているようで
ある意味韓国映画としては期待もしてなかったんですが
ネタ的に先にも書いたような作品でしたので、逆に見てるうちに嬉しくなって来てました
さらにそこは韓国映画ですから、刃物でズブズブ刺しても刺しても
っていうのはありますし
なんだろう舞台が釜山ってことで、国宝のやり取りに日本のヤクザの大親分が登場して来て
日本語でのやり取りがあるんですが
日本の大親分の日本語が実にイントネがおかしいのに反して
逆に韓国の方のギャングの方の日本語がまともに聞こえて来てましたのが・・・
二人の兄弟に想われるは、個人的にはJK時代の娘役の方が実に可愛かった
でも兄弟は恋敵でもあったのでこの高校時代には哀しいエピソードが・・・
実は兄が「タイタニック」に誘ったのを知った弟が
嫉妬からヒロインを襲わさせており
今では弟とヒロインは愛し愛されている仲だけど
この悲劇そのものを告白する必要はなかったんじゃないのかな
最終的にアンハッピーな救いのない終わりかたをするんですが
そのシーンもなんだろう
敢えて夕景の空にカメラがパーンしていく必要はなかったんじゃないかな
ここも敢えて香港ノワールに寄せすぎだろう
さらにエンド・クレジットに”釜山港に帰れ”を流す
監督の気持ちはわかるんだけども・・・
2017年製作、韓国映画(日本公開作品)
パク・ヒジュン監督作品
出演:ソンフン、チョ・ハンソン、ユン・ソイ、パク・チョルミン、コン・ジョンファン、イ・ジェヨン、ソン・ビョンホ