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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ハッピー・デス・デイ

2019-11-25 22:41:44 | 洋画
これは良かった!
って言うか、タイムループ映画って
私にはあんまり得意なジャンルではないんですよね
それもジャケット見たら、どっから見てもホラー作品に見えるし
何故タイムリープが苦手というかというとおんなじことの繰り返しのなかで
主人公が、なんとかそのループからのがれるために
あがく姿を見てるのがイラっとするんですよね
実際に私自身実に短気な性格でして
常に目新しいものを求めていくからで
映画もなんだろう、98%くらいの作品は二度目は見ないのに
でも、二度寝は98%くらいするんですけども・・・

このタイムルーは面白かった
ってのもヒロインのツリー演じてるジェシカ・ローテの顔が個人的には好みのだったってのもあるのかな
さらにタイトルが実に上手い
「Happy Death Day」
ヒロインの誕生日の朝から、マスクの殺人鬼に殺される誕生日
9月18日の一日のタイムループですからね
所謂”Happy Birth Day”とparadoxのantithesisと言った修辞なんですねぇ

さらに続篇があって(これもレンタルしてきてますが)
そのタイトルが「Happy Death Day 2U」 だそうで
”HappyBirth Day to You”で今度は2作目の”two”を”to”に”U”を”You”にかけた修辞法の
homophoneになってるようで・・・
こういったsense of wonderは個人的には好きなんで
映画のプロットだけでなく
オープニングロゴからエンドクレジットにまでにも生かされてて
遊び心が満載

誕生日に殺されるcoedのヒロインがループを繰り返すうちに
人間的に成長していくだけでなく、真実の愛を見つけていく単純なお話に
ループを終わらせるために殺人鬼をあぶり出していくのですが
これまた二段オチになっていたし
アメリカ人なら誰でも共感できるキャンパスの寮生活のclubもみられるし

ライトで愉しい作品でしたねぇ

2017年製作、アメリカ映画

クリストファー・ランドン脚本・監督作品
出演:ジェシカ・ロース、イスラエル・ブルサード、ルビー・モディーン、レイチェル・マシューズ、チャールズ・エイトキン、ジェイソン・ベール、ドナ・デュプランティエ
コメント (2)
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BLACK ROOM異常性愛の檻

2019-11-25 19:11:00 | 邦画
エロチックなOV作品お得意の監禁映画、
もうここまで来るとこんな状況ではないと思いたいですが
お分かりでしょうが、ある意味タイムリーな作品と言ってもいいかも
これはもう鬼畜監禁映画でしたが・・・

で、この映画2015年9月に公開されてる作品、
カンヌでプレミア上映された映画みたいですが
正直言って監督である辻岡正人氏のある意味
マスタベとしか言いようがないと思える映画

殆どつまらないシーンの連続だったんだけども
カンヌで上映しても大丈夫だったのでしょうか
日本の映画事情がこんなもんかと思われて
世間に恥をさらしてしまったような気もしないでもないけども
ある意味こんな映画しか作れないのも日本の現実でもあるのだから
仕方ないと云えば仕方ないのかな

映画の舞台はウェブの報道専門会社
社内で仕事の出来る男と女が相思相愛の中で・・・
って会社でお互いの思いを屋上の誰もいないところで確かめあってるのに
キス一つしないという、ポカーンなシーンはなんじゃ

その女性に魅かれる、無能呼ばわりされてる男性、件の女性に横恋慕しておりまして
はい、その無能の男性役が主人公の鬼畜でありまして
この映画の監督サンが演じておられますです
自分の余命があと僅かだということを知り、残り少ない命ならばと
自らの歪んだ欲望を満たすべく、自宅の倉庫を鉄格子の部屋へと改造し、
で、スクープネタをゲットしたんだけど、
そのせいで身の危険があるから代わりに受け取って欲しいと言って女性を呼び出し
改造した鉄格子の部屋に監禁しちゃうんです
まさにストーカーの鑑ですな
って言うか現実でもSNSで簡単に連れだして誘拐できちゃう世の中

片思いの相手である女を監禁
閉じ込められた女は、度重なる凌辱の限りにに心も身体も病んでいく
一方で、婚約者を失った有能な男は
件のスクープネタとして追ってたヤンキーのところに行って
彼女のことを訪ねるもフルボッコに・・・
そこで全財産はたいて、ヤンキーたちに探すのを手伝わせて
最終的に監禁場所に辿り着くんですが

”身体は奪われても心までは奪われないわよ”てなことを言っちゃうから
ここでストーカー男も己の命の限界を知り
電動ノコギリで両腕、両足を切断しちゃうんですよ
で、”ぎゃぁぁぁぁぁ”って悲鳴の中、位置的に耳かなーって思ってたら、
ゴトッって落ちるのが腕とは
そうなんすよねジャケットのようなランバー電ノコじゃなくて10cmくらいの電動カッターですから
耳を切ってからと思ってたらいきなり腕がゴトってねぇ
もうビックリするやらがっかりするやら

鬼畜ストーカーは結局彼女をだるまにした直後死ぬんですが・・・
そこにヤンキーと恋人が現れて、現代の医学はすばらしい、
切断したものはちゃんとくっつくけど
片足だけがダメだったようですが
エンディングで”身体は奪われても心までは奪われないわよ”
って言ったことへのツイストがモノローグで語られるのでして

こんな映画なのに予算もなかったんでしょうねぇ
映画の娯楽要素であるはずのエロもグロも全くない
もう監督の趣味だけで作られた映画学校の学生の卒業映画のようでした

2014年製作、日本映画、辻岡正人プロダクション作品
辻岡正人製作・企画・脚本・美術・撮影・編集・照明・出演・監督作品
出演:夕樹ゆう、朝霧涼、愛染恭子、小沼雄一、増田俊樹、鈴木太一、堀井彩、伊藤陽佑、団時朗
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