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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

王の預言書

2019-11-10 23:49:32 | 韓国映画
韓国ドラマを見ないので、こう言った韓国の時代劇もあまり見ないのですが
新宿のミニシアター、シネマカリテの恒例企画興行<カリコレ>で上映された1本ですので
剣戟作品とかエロチック作品ではないものの一応レンタルしてきました

李氏朝鮮時代、王様は木偶であり官吏は私腹を肥やし、民は貧困に喘いでいた時代劇です
民衆の間では、王朝が倒れ真王が現れるという預言書が流行していた
ってことで時代的には
日本同様版木印刷で書物が出版された時代ですから、字さえ読めれば本は読める時代だが
やはり民衆は識字率は低い訳で、こう言った書物で人気のあったものは
所謂民衆の集会とかで演劇として人びとに伝わっていたようです

戦禍で兄と生き別れ天涯孤独となった小説家フンプは、官能小説家として人気を博していた
そんな時に生き別れた兄の行方を知るというヒョクに出合う
ヒョクはお金持ちというか賄賂で富を得てる
朝廷の高官で、その実態は野心と欲にまみれ王の地位を狙う男だった

それに対してヒョクは孤児を引き取り、民に慕われる人徳の人だった
兄に会わせてもらうためにフンブは
ヒョクと兄をモデルにした権力風刺の物語を『フンブ伝』として書いた
その『フンブ伝』は、民衆に大流行、やがて王の耳にも入り
朝廷を巻き込む一大謀叛へと発展していくのだった・・・

私利私欲の高級官史、臣下の言いなりの木偶の王
韓国の歴史定番の設定映画で、所謂ペンは剣よりも強かったていった作品
韓流ドラマに慣れた人なら物語世界にすんなり入って行ける、ある意味単純なお話となっております

韓国の所謂灰汁の強い現代劇よりは実に見易い
ただ派手な戦闘シーンなどこの作品はないんですが
二組の対照的な兄弟関係、師弟の情愛を中心とするプロットに枝葉をつけているんですが
クライマックスでの、ケレンが見あたらないのがちょっと残念な作品でしたが
105分ダレルことなく見られたのは
やっぱ韓国映画だなぁ

2018年製作、韓国映画(日本公開作品)
チョ・グニョン監督作品
出演:チョンウ、キム・ジュヒョク、チョン・ジニョン、チョン・ヘイン、キム・ウォネ、チョン・サンフン、カク・トンヨン、ソン・ウッキョン、オ・テギョン、ナム・イル、チョ・ドクチェ、キム・ハンニョン
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墜ちてゆく人妻 禁断の母娘

2019-11-10 22:03:49 | OV
11月10日のチャンネルNECOの深夜枠でOAされた
2000年レジェンドピクチャーズ製作のエロチックOVの録画視聴です

邦題からもお分かりのように人妻で愛娘の恋人と禁断の愛に溺れる母親のお話となっております
母親役にはピンク映画の女優さんの佐々木麻由子さん
いつ見てもお若いしおきれいなお方
その愛娘には新人後藤まゆさん
この方も実におきれいですが

実はきれいなだけでなく、こう言ったエロチックOVには
ある意味ふさわしくないようなちっパイを通り越した貧乳
ちっパイ以下の貧乳ですから、もう私にとっては垂涎の女優さん

見終わってググって見たものの、この方の情報はなんにも得られなかった
ということで、後藤まゆさんの貴重なちっパイ以下のお胸が見られる作品を
Blu-rayに焼いて残しておける幸せ

お話としては、佐々木麻由子演じる人妻佳乃は夫の遼一と愛娘のまり乃と3人で
幸せな家庭生活を送っていた
まり乃が恋人の春夫を家に連れてきたて、春夫と遼一は野球の話で意気投合し
すぐに打ち解けたようだが
そんな男二人を眺めていて佳乃は若かりしころの遼一と春夫を重ねて見ていた
その夜、泊まることになった春夫に、入浴中の裸を見られてしまう

翌日、忘れ物を理由に春夫がやって来て、春夫は突然佳乃に襲いかかるものの
そこへまり乃からの電話で難を逃れるものの
実は夫が起業したばかりで、夫婦の夜の営みはご無沙汰で
何となく物足りなくなっていたのと、春夫に若き日の夫の面影を重ねていたこともあり
佳乃は愛娘の恋人デアルコトヲ忘れて体を投げ出してしまい
関係は続いていくのだが・・・

実は春夫には金を貢いでいるフーゾク嬢がいて
彼女の嫉妬によって、春夫と佳乃の情交中に娘を春夫の家に行かせて

どうなんでしょうこんな母娘丼のツバメっていうのは
夫婦関係も崩れ、母娘関係も崩れてしまっても責任をとることもなく
消えていくのだが・・・
一体何が言いたかったのかよくわかんないんですが

竹洞哲也さんが助監督を勤めておられていたんですね

2000年製作、日本OV、レジェンドピクチャーズ作品
松岡邦彦脚本・監督作品
出演:佐々木麻由子、後藤まゆ、寺尾祐理、岡島博徳、山田智範
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少女Aの殺人 容疑者ドロレスは、本当にカミラを殺したのか?

2019-11-10 17:29:53 | 洋画未公開
実に長い副題ですが
なんていうか、映画の内容をマンマ文字にしてしまった感じ
このタイトルを読んだだけで映画を見たのといっしょでしょ

いつものジャケット借りでして、顔半分のお姉ちゃんに合わせて色んな画像が
これまた映画をすべて見せてるというか
結局114分の映画をこのジャケットだけで描ききってしまっているんですねぇ

ってことで中南米メキシコが舞台の一人の少女(犯行とされる時には未成年)が
殺人犯として裁判を受ける21歳の時までのお話を・・・
ってことで未成年だから”少女A”なんですが
メキシコの司法制度はよくわかんないんですが
逮捕されたのか、未成年で保釈されてるのか、実際には裁判を受けるまでは
実社会で生活しており

裁判を受けるまで、家族がこのドロレスという少女というか
なんと裁判は犯行から2年半後ですから
もう成人ってことで、ドロレスという本名がさらされ
家族は弁護士との相談で無罪に動いていくものの
ドロレスは、なんだろう親友が死んでるのに
そして自分が犯人として裁判を待ってるものの

まわりはマスコミ含めて好奇の目でおおさわぎしてても
どことなくつかみどころなく
心の裡を表に出すわけでもなく・・・

そしてなんだろう犯行をほのめかす訳でもなく
虚ろな日常を過ごしつつ、家族が無罪を勝ち取るために
逆にマスコミ利用してみたりと
ドロレスの揺れ動く精神状態を無表情に演じてるお姉ちゃんが
どことなく美しく見えたり、見えんかったりと

なんか不思議な魅力を主演の女優さんに感じましたが
結局はドロレスが、親友に男友だちとのセックス動画をネットに流されたことでの
犯行ということが立証できずに・・・

できるなら犯人か犯人でなかったかだけは
ちゃんとして欲しかったような
だけども114分は長いよね

2018年製作、アルゼンチン・メキシコ合作映画
ゴンサル・ドバル脚本・監督作品
出演:ラリ・エスポジット、ガエル・ガルシア・ベルナル、レオナルド・スバラーリャ、イネス・エステベス、ダニエル・ファネゴ、ジェラルド・ロマノ
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