監獄飼育～凌辱の女囚アリサ～

AV女優さんとしてデビューされ、エロチックOVとか、ピンク映画での
活躍の場を広げると、演技方面でもその実力を開花され
2017年にはピンク映画大賞の女優賞をとられ、上野オークラのマスコットガールに・・・
さらにはピンク映画では、山内大輔監督との作品で、AVというか芸能生活引退映画までをも
朝倉ことみ引退記記念映画として山内監督がRー18、Rｰ15のW作品として
「しあわせ配達人・ユリ子」まで撮ってもらったお方

このOVも山内・朝倉の黄金コンビ作品です

昔タイで恋人に騙され麻薬所持の冤罪で3年も向こうで懲役に服していたアリサ
恋人が捕まり日本に帰ってきたものの、行き所も無いままに
地方都市のスナックででホステスとして働くアリサ
そんなアリサに本気で恋をした、地元ゼネコン会社副社長である崇
彼は入り婿でゼネコン社長の義父とその娘である妻には頭が上がらない状態で

アリサも崇に騙されていたと知り、崇と別れるために故郷へ帰る決意をしたアリサに
自分の娘が行方不明になっていたスナックのママが、クルマをアリサに餞別としてくれた
その道すがら、ある女を助けるが警察に終われていたようで、彼女は再び刑務所に収監されるのであった

と言うことでタイトルにある「監獄飼育」と「凌辱」が生きて来るのですね
警察に拉致監禁されて、看守の警官に凌辱調教と言うことになっていくのですが
刑務所長には森羅万象が扮していて、色んな作品でお馴染みですね
って言うか森羅万象実は地元のゼネコン社長でして
刑務所は私設の物件で、アリサ以外に収監されてる女囚たちは実は

娘婿が浮気や本気で付き合った女たちで、娘を溺愛するために
父親が娘に頼まれて、崇の女たちを拉致監禁調教凌辱していて
アリサに良くしてくれたスナックのママの娘もそこに収監されてる
と言うことだったのね
調教した女は市会議院さんに性奴隷として提供していたと言うことで
アリサの復讐がクライマックスに用意されていますが

朝倉ことみさんは、まだこの頃の演技力はあんまり見られなかったのですが
山内監督さんの力量と付き合いを重ねていくうちに
彼女に演技力がついていったんでしょう

2016年製作、日本OV、ネクシードEX作品
山内大輔脚本・監督作品
出演：朝倉ことみ、双葉ゆきな、黒木歩、和田光沙、野村貴浩、森羅万象

切り口がよりハードな538ねんへ

ハッピー・デス・デイ２U

タイムループ映画「ハッピー・デス・デイ」の2本イッキ見ではありませんが
前作の感想を書いて
一旦咀嚼してから、続編観賞です
なんだろう、オープニングの映画会社のロゴが改めてちゃんと
今作の基本プロットである、パラレルワールドをしっかりと表していたんですね
前作のループするロゴといい、映画はもう製作会社のロゴから一本の作品ということなんだろうってのもおせえーて貰ったし

さらにタイトル(原題)もしっかりとテーマを押さえていたんですね
前作のレビューで、タイトルのセンスを知ったふりに誉めましたが
今度は見てから気づかされた
結局は2Uは、前作の意味に加えて、さらにクリストファー・ランドンは
パラレルワールドでヒロインが直面する
事故死した母親と一緒の世界で生きるか、いまのカーターたちと生きるか
って言うパラレルワールドの二者択一を迫られる究極の選択
”2U”っていうのはつまりは”2 UNIVARSAL”ってことだったんですねぇ
深いねぇー

なんだろう、いきなり前作では、端役に過ぎなかったカーターの寮でのルームメイトであり
"牝猫ちゃんとやったんだろう、ドーだった"って言うだけの
Phi Vu演じるアジア系のライアンがタイムループにはまって
っていうのが導入でして
”おっ、主役を変えたか？”って思わせといての
ヒロインジェシカ・ロースの登場ですからね

ってことで今度はタイムループというよりかは、パラレルワールドに陥った
ヒロインたちが、どうやって本筋に戻るかっていうのが基本線ですが
死なないとタイムループできないわけで
ってことで、今度はヒロインは殺される訳じゃなく
なんと自殺
それもいろんな自殺をコメディタッチで見せていくれはります

さらにヒロインの母親の登場、一作目で描ききれなかった部分を完全に補完してくれたし
なんとエンドクレジットでは
次回作に繋がるような映像が・・・
しかし、4作なら4Uで”For You”とか浮かぶけど
3ってどういうタイトルがつくんだろうな？

2019年製作、アメリカ映画
クリストファー・ランドン脚本・監督作品
出演：ジェシカ・ロース、イスラエル・ブルサード、ルビー・モディーン、レイチェル・マシューズ、チャールズ・エイトキン、スラージ・シャルマ、Phi Vu