花火を見ました

道路が渋滞し始めたので、早々に帰途についた。
今日は花火大会だ。

夕方6時、家に着くと、脇浜家の奥様とそうたくんがすでに来ていた。
今年の最高気温をマークし、東京では40度近い高温となったこんな日に、海水浴に行ったらしい。
そうたくんは元気はつらつだったが、母は相当バテていた様だ。

さて、一成はもちろん甚平ロンパ姿で、そうたくんに遊んでもらってご機嫌。
ワタナベさんも来た。餃子とから揚げを買ってきてくれた。
「10人前も頼むの恥ずかしかったよ～」と言っていたが、いつも頼んでるんじゃないの？？
なんて言いながら、女性人は夕食の用意。
父は大急ぎで花火見物の準備に入る。
障子をはずし、網戸もはずす。
ルーフバルコニー越しに広がるのは夕焼け空、この方角で花火が上がる。


脇浜父は仕事が終わったと電話が入る。
先に夕食を始める。花火は8時からだ。



そうこうしている内に脇浜氏も到着。
せっかくだから親子3人の写真をパチリ！（ワタナベ撮影）

花火が始まった。
お父さんはミノルタのカメラで花火撮影に夢中。
一成は始めての花火に驚いたのか、だあ、うぎゃと答えている。

そうたくんはさっきから大好きなパパに甘えている。


「ハイポーズ」と言ってもらったのに、この乱れまくった写真。
これが今日の花火でございました。

花火の写真は、明日UP致します。

夏の思い出

子どもの頃は鍵っ子だった。
母親は私が小学校に上がるのと同時に仕事に復帰した。

普段は学校があるので、母が働いていても何とも思わなかったが、夏休みは、一つ上の兄と過ごした思い出ばかりを思い出す。

朝、ラジオ体操から帰ると、母は広告の裏に書かれたメモと50円玉を2枚テーブルの上に置き仕事に出かける。
メモには大抵お昼の事と、帰る時間がかかれていた。

母の居なくなった静かな部屋で、兄と二人でテレビを見る。あの頃は「夏休み子どもアニメ大会」等と銘打ってディズニーの101匹ワンちゃんや、アラジンと魔法のランプ等の外国アニメを良く放送していた。
テレビが終わると兄が「泳ぎに行こうか！」と僕を誘う。
多分、二人とも母の居ない家の寂しさに耐えられないのだろう。二人で自転車に乗り海に向かう。
私の家からは自転車で5分も走れば海水浴場がある。

夏の思い出は兄との思い出、二人で自転車に乗って走った砂の道。
タイヤが砂に取られて走るのが大変。でも足を付くと焼けるような砂だから、頑張って二人で走る。
最後は少し土手になっていて、その砂の岡を越えると目の前に海が広がる。
今はすっかり整備されて、とても綺麗な海水浴場になったし、舗装されて走りやすい道路になったけれど。

地方の海水浴場なんて、平日は数えるほども人が居ない。それでも麦藁帽子を被った監視員、氷のいっぱい入ったクーラーボックスにはたくさんのジュースが並び、ラジオからは決まって高校野球の中継が流れてくる。

夕方、殆どのお客さんが帰るまで、私たちは泳いだ。
カップに入った50円のカキ氷を二人で買い、がちがち震えながら食べる。
舌はたちまち赤や青に変色し、お互いの口を見せ合っては笑う。

タオルを肩から掛けて家路に着く頃には、母はもう帰宅していて、大抵は夕食の準備をしていた。
家に着く。母の靴が玄関にある。
「ただいま！」母の靴を見つけたときの何ともいえない喜びは、この鍵っ子だけが知っている喜びだろう。

その兄も去年結婚した。私には今年子どもが出来た。
それでも夏になると思い出すのは兄との思い出ばかりだ。
目を閉じると今でも上半身裸の兄が自転車で走る。置いて行かれない様に頑張る私。

多分いつまでも忘れないのだろう。


～家族の海水浴風景なんて書くから、又思い出してしまったじゃないですか。
ぼぉよよぉんさんの「海」、和叶の成長日記さんの「はいポーズ」、らくっこ☆ぴこりんさんの「海水浴場で」にトラバです。

花火大会

いよいよ夏休みですね。
今朝は終業式かな？学校に行く小学生も心なしか楽しそうですね。

和歌山では恒例の花火大会が今夜あります。
港湾部の埋立地にある弊社は、花火大会の会場のすぐ近くで、この日は毎年、違法駐車とのいたちごっこになります。
みなさんは「花火の間だけ」とか思うのでしょうが、会社ではそんな時間も仕事をしています。トラックが通れなくなり、大変苦労をした事もあります。事務所から大迫力で見る花火は美しいのですが・・・。
私は帰る時間が遅れると、会社から出られなくなるので、今日は早めに帰る予定です。
脇浜家と、ワタナベさんが花火見学に来るそうです。
ルーフバルコニーからね、真正面に花火が見えるんですよ。いつもは海風と西日がきつくて、植木に良くないバルコニーですが、この日だけは活躍します。我が家だけの特別観覧席です。
うなぎ蒲焼を3匹買いました。ビールもスイカも準備OK。今日は冷たいそうめんで花火を見る予定です。
ワタナベさんが餃子を買ってきてくれるそうです。

音はあまり大きく聞こえませんから、一成も泣かないと思います。
写真も頑張って写しますね。お楽しみに。