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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』1167。

2013-01-29 06:29:10 | カフカ覚書
 しばらく沈黙がつづいてから、Kは、「もとの宿屋の主人のやりかたは、美挙かもしれないが、軽率のそしりをまぬがれませんね。それとも、その人にとっちゃ、あなたがたご両人を信用する特別なりゆうでもあったのですか」
「その人は、ハンスをよく知っていたのです。ハンスの叔父にあたるものですから」と、お内儀は答えた。

 ein→Ahn/先祖。
 しばらく/weilchen→weihen/霊力を与える。
 叔父/Onkel→Angel/枢軸(要)

☆先祖は秘密の霊力が与えられました。Kは「言葉の暗示のように見える行為は不注意かもしれません。それともその人にとって双方を信用する特別な理由でもあったのですか」「その人は一族をよく知っていたのです」「一族の要にあたるものでしたから」

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