goo blog サービス終了のお知らせ 

続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』559。

2011-08-05 06:15:04 | カフカ覚書
だから、クラムの部屋からふとくて低い、命令口調のぶっきらぼうな声でフリーダの名前を呼ぶのが聞こえたときも、少なくとも最初は驚愕というよりも、ほっと安堵に似た気持がしたのだった。

 低い/tiefer→teufel/悪魔のような。

☆だから、氏族のテーマ(問題)から悪魔の支配する冷淡な声でフリーダ(平和)が叫ばれたときも、少なくとも、最初は驚愕というよりも、慰められていったのである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。