goo blog サービス終了のお知らせ 

続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『セロ弾きのゴーシュ』46。

2013-04-02 06:26:01 | 宮沢賢治
「うるさいなあ。そら三べんだけ弾いてやるから、すんだらさっさと帰るんだぞ」
ゴーシュはセロを取り上げてボロンボロンと糸を合わせて、ドレミファソラシドとひきました。
するとかっこうはあわてて羽をばたばたしました。
「ちがいます、ちがいます。そんあんでないんです」
「うるさいなあ。ではおまえやってごらん」
「こうですよ」かっこうはからだをまえに曲げてしばらく構えてから、
「かっこう」と一つなきました。

☆太陽の談(話)は鬼(死者)の衆(人々)の状(ありさま)である。
 死の劫(きわめて長い時間)の有(存在)は極(このうえなく)光に溢れている。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。