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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』1410。

2013-09-30 06:17:14 | カフカ覚書
 なんのことはない、Kにコニャックをとらせようという魂胆なのだ。Kは、むっとした。しかし、とにかくもう馭者と口をきいてしまった以上、橇のそばにいるところをクラムに不意打ちをくらわされてもままよとばかり、言われたとおりにしてやることにした。

 耳をすまして聞く/gehorchte→Gefahr/危険。
 橇/Schlitten→Schritt/処置、措置。

☆Kはそのような助言に不機嫌だった。しかし会堂番はすでに平穏になった先祖と共に耳を澄まして聞いた。氏族がびっくりするような措置は危険だと思った。

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