花茣蓙のをばはけむりをあげて燃ゆ
花茣蓙はカ・ゴ・ザと読んで、靴、後、挫。
をばはけむりを(伯母煙)はハク・ボ・エンと読んで、剥、模、怨。
あげて燃ゆ(上燃)はジョウ・ネンと読んで、常、捻。
☆靴の後ろを挫いて剥(むけた)模(ありさま)を怨(恨めしく思う)。
常(いつも)捻ってしまう。
花茣蓙はカ・ゴ・ザと読んで、夏、娯、座。
をばはけむりを(伯母煙)はハク・ボ・エンと読んで、博、暮、掩。
あげて燃ゆ(上燃)はショウ・ネンと読んで、星、然。
☆夏の娯(楽しさ)座(星の集まり)は博(大きく広がっている)。
暮(日が暮れる)と、掩(隠れていた)星が然(そのとおり)になる。
花茣蓙はカ・ゴ・ハクと読んで、歌、語、座。
をばはけむりを(伯母煙)はハク・ボ・エンと読んで、迫、簿、縁。
あげて燃え(上燃)はジョウ・ネンと読んで、常、念。
☆歌の語(言葉)の座りに迫る。
簿(ノート)で縁(関わり合い)を常に念(考えている)。
花茣蓙はカ・ゴ・ザと読んで、加、護、座。
☆加護(神仏が助け守ること)の座(場所)で伯母は〈けむりをあげて燃ゆ〉姿かたちを昇華し、成仏いたしました。
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