〔水沢館長さんのギャラリートーク〕
県立近代美術館で開催されている『陽光礼讃』展でのギャラリートーク。
「日々の暮らしの中の芸術、自然の中での生活を基本とした作品群です。ちなみに陽光礼讃に対して、谷崎潤一郎には『陰翳礼讃』というとても興味深い作品があります。電気がない頃のお話で、薄明りを辿っていくと更なる闇の中に鉄漿をした女将さんが…というような、ボクはこのシーンが好きです」など余談を交えてのトーク。
「林の中に見る暮らしには、かつてのゴッホ・ゴーギャン・セザンヌへのオマージュがあり、ここに並べた一連の作品は一年ほどの短期間に描きあげた陽光礼讃ともいうべき彩色の詩情あふれたものです。この日常を谷川さんは《雑めく》と言い、又それを短い詩の形でユーモアめく表現しています。」
日常の中の光彩、作品群は素敵でした。宮迫千鶴さんのパッチワーク、素敵で感動いたしました。そして、そのような暮らしの中の旺盛な仕事を拝見できたことは至福でした。
水沢館長さん、叮嚀な解説ありがとうございました。
李美那先生をお見かけしました、李ウーハン先生の『線より』、静かにして圧巻です。
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