続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『セロ弾きのゴーシュ』42。

2013-03-29 06:57:34 | 宮沢賢治
「鳥まで来るなんて。なんの用だ」ゴーシュが言いました。
「音楽を教わりたいのです」
 かっこう鳥はすまして言いました。

 鳥はチョウと読んで、丁。丁は十干の第四(die、死)であることから、丁は「死」の暗示と考えられる。

☆調べて頼る要(かなめ)の元は、隠れた絡(つながり)の経(常に変わらない))死の源(はじまり)である。

『城』1226。

2013-03-29 06:27:40 | カフカ覚書
「ミッツィ夫人のことですか」と、Kはたずねた。お内儀はうなずいた。「あの人も居合わせていましたよ」
 お内儀は「あのかた、ご自分の考えかなにかおっしゃいまして」
「いいえ。でもわたしの印象では、あの人にそんな能力があるとはみえませんでしたが」

 ミッツィ/Mizze→Mittel/中心、仲間。
 印象/Eindruck→Ahn druck/先祖、圧力。

☆「仲間?」と、Kはたずねた。お内儀(監視、親衛隊)はうなずいた。「あの人もいましたよ」
 「ほかにはなにかありますか」
 「いいえ」と、Kは言い、「先祖の圧力ではそんなことができるとは思えませんでした」