正門から低地を塀に沿って日本庭園に向かって歩きました
ムクロジ科(カエデ科) カエデ属 イロハモミジ
Acer palmatum Thunb. アケル パルマツム
日本(本~九),朝鮮,中国
見上げるような大木で、太い幹、モミジのイメージがかわるな
湿地の奥に見つけたメキシコラクウショウ 見えている膝根・空気根は周りの大木ラクウショウの物の様です
若い短枝は茎から直角に出る。そのあとは下に垂れる。
ヒノキ科(スギ科) ラクウショウ(ヌマスギ)属 メキシコラクウショウ
Taxodium mucronatum Ten.タクソディウム ムクロナツム
メキシコ南部の高知の湿地に自生する。 メキシコの国花。
世界で最も太い木(幹周り45m)とされるトゥーレの木が知られている
常緑。ラクウショウが落葉樹なのと違っている
Fさんに樹皮の本をいただいて、おもしろいものだなとおもうようになりました。この本には1種につき3枚の写真が載っています。若い時から老木まで樹皮は変化していく。
アサダを例にすると、目の高さ(下の方)は老木の様子、上の方は若い木の様子がうかがえるという。
カツラ科 カツラ属 カツラ
Cercidiphyllum japonicum Siebold et Zucc. ex Hoffm. et Schult.
ケルキディフィルム ヤポニクム
日本(北~九)
葉ばかり注目していたカツラ(桂)。こんな立派な樹皮だった。縦に割れ目が入り、老木では薄く剥がれる。ひこばえで株立ちになることも多いという、画面右に細い枝が見えている。
カバノキ科 アサダ属 アサダ
別名: ミノカブリ,ハネカワ,セイカパル(アイヌ語・樹皮が薄いの意)
Ostrya japonica Sargent オストリア ヤポニカ
日本(北~九),朝鮮, 中国,
属名Ostryaはギリシャの古名「鱗」,材の硬さからOsteo「骨」という説もある
縦に裂けて下の方からめくれる。上の方がより荒々しくめくれていて、ミノムシ状態
イチョウ科 イチョウ属 イチョウ
Ginkgo biloba L. ギンクゴ ビロバ
ウルシ科 ハゼノキ
Toxicodendron succedaneum (L.) Kuntze トキシコデンドロン シュウケダネウム
日本(四~琉,小笠原),台湾,中国,東南アジア熱帯,亜熱帯
分布を見ると不思議な感じ、もともとは暖かいところの木だったんだ
トウダイグサ科 ナンキンハゼ属 ナンキンハゼ
Triadica sebifera (L.) Small
トリアディカ セビフェラ
灰褐色の樹皮は不規則に縦に裂ける。千駄ヶ谷の東京体育館の歩道にある。幅広の菱形の葉が緑~赤~紫のグラデーションに紅葉する木。中国原産。植栽されて各地に野生化。
サンシュユ 輝いてる
ミズキ科 ミズキ属 サンシュユ山茱萸
Cornus officinalis Siebold et Zucc.
コルヌス オフィシナリス
何かと思った カルミア
ツジ科 カルミア属 カルミア
Kalmia lathifolia L. カルミア ラティフォリア
北アメリカ
いけの手前から斜面を見上げるとひときわ黄葉が輝いて見えたコナラ
登って行ってみたらコナラだった。灰黒色の樹皮は縦に不規則に裂目を作り、老木になると深く裂ける。、裂け目と裂け目の間に若いときの白っぽい樹皮が帯状に残っている。
ブナ科 コナラ属 コナラ 小楢
Quercus serrata Murray クエルクス セラタ
大木だ、樹齢何年だろう、さぞたくさんの実を落としたんだろうなと想像する
歩いたことのない細い道があり、眺めの良いベンチがあった。常連さんだろうかお2人休んでおられた。針葉樹の森を抜けて温室を目指す