ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

211216 小石川植物園 6/6 温室で

2021年12月16日 | 植物・園芸など
最後に温室にはいりました

モクセイ科 ソケイ属 Jasminum odoratisshimum
北大西洋のマデイラ島
 

Sterculia brevissima

アオイ科 ゴウシュウアオギリ属 Sterculia brevissimaステルクリア・ブレビッシマ
中国雲南省
 

アオイ科 ワタ属 カイトウメン 海島綿
Gossypium barbadense barbadense
ゴッシピウム バルバデンセ
コロンビア~ペルー
barbadenseは「バルバドス島」の意
 


ツバキ科 キンカチャ 金花茶
Camellia petelotii (Merr.) Sealy
カメリア ペテロティイ
黄色いツバキ
 



アンボレラ

アンボレラ
 
 


チランジア



ツツジ科の新種のようです 
 
 


ベンケイソウ科 マンネングサ属 ムニンタイトゴメ 無人大唐米
Sedum boninense Yamam. ex Tuyama
セダム ボニネンセ
オガサワラ(父島列島)
 
 

マメ科 ミヤマトベラ属 ミヤマトベラ
Euchresta japonica Hook.f. ex Maxim.
夕クレスタ ヤポニカ
 
今日は比較的じっくり歩けました。

211216 小石川植物園 5/6 高台で

2021年12月16日 | 植物・園芸など
これやっぱり難しい、樹皮だけ見て樹種がわかるように、絶対ならない気がする

ムクロジ(トチノキ)科 トチノキ属 トチノキ 
Aesculus turbinata Blume
アエスクルス ツルビナタ
日本(北~九)
黒褐色の樹皮には大きな波形の模様。はじめはなめらかで、大木では樹皮が大きく割れ落ちる・・・これ剥がれ落ちてるのかな? よくわからん
 

クスノキ科 ハマビワ属 カゴノキ 鹿子の木
Litsea coreana H.Lév.
リッセア コレアナ
日本(本~琉),朝鮮南部
灰黒色の樹皮がまるい薄片になってはがれ落ち、跡が白い鹿の子模様になる
 
 
トキワマンサク これまたすごい樹皮

トキワマンサクの葉

巨木と言っていいのだろうか。さいたらさぞやと思う樹形
絶滅危惧IB類(EN)
マンサク科 トキワマンサク属 トキワマンサク常盤満作
Loropetalum chinense (R.Br.) Oliv.
ロロペタルム チネンセ
日本(質岡健・三重県・熊本県),台湾, 中国, ヒマラヤ東部
 

スズカケノキ科 スズカケノキ属 スズカケノキ
Platanus orientalis L.
プラタヌス オリエンタリス
西アジア~東南ヨーロッパ
 
・・・ツバキ園を見学してから・・・


シセントキワガキ
カキノキ科 カキノキ属 シセントキワガキ
Diospyros cathayensis Steward
ディオスピロス カタエンシス
中国
 

カンザクラ
バラ科 サクラ属 カンザクラ 寒桜
Cerasus x kanzakura (Makino) H.Ohba
ケラスス カンザクラ
花柄が短いのは寒い時だから?か? 寒い時に咲く品種だからか?
 

ウコギ科 タラノキ属 タラノキ
Aralia elata (Miq.) Seem.
アラリア エラタ
これまた強烈な他を寄せ付けない樹皮。棘が多い灰褐色の樹皮に、丸いのは皮目

211216 小石川植物園 4/6 森林を上っていくと

2021年12月16日 | 植物・園芸など
引き続き樹皮が気になるので撮ってみた

コウヨウザン
コウヨウザン

ヒノキ(スギ)科 コウヨウザン属 コウヨウザン
Cunninghamia lanceolata (Lamb.) Hook.
クンニングアミア ランセオラタ
中国原産 栽培種
 
 
ヒノキ科 ヒノキ属 ヒノキ
Chamaecyparis obtusa (Siebold et Zucc.) Endl.
日本(本(福島以南)~九)
 


イチイ

イチイ

イチイ科 イチイ属 イチイ
Taxus cuspidata Siebold et Zucc.
タクス クスピダタ
日本(北~四),中国,朝鮮,サハリン,千島,シベリア東部
分布を見ると寒い所の木なんだな
 


センリョウ
本来こういう針葉樹の下の暗い所にはえる植物なんだろうか
センリョウ科 センリョウ属 センリョウ 千両
Sarcandra glabra (Thunb.) Nakai
サルカンドラ グラブラ

赤い実が似てるけどこっちはマンリョウ、実が葉の下についていて、葉の縁がふりふりフリル
サクラソウ科 ヤブコウジ属 マンリョウ
Ardisia crenata Sims
アルディシア クレナダ
 
 

針葉樹林の縁の小道に明るい黄葉のコクサギ

コクサギ型葉序として知られる、2枚2枚互生する
ミカン科 コクサギ属 コクサギ
Orixa japonica Thunb.
オリクサ ヤポニカ
日本(本~九),朝鮮南部,中国
 
ここ、園の西端にはあまり来たことが無くて、来てみるもんだな、いろいろ植わってる

211216 小石川植物園 3/6 正門から左へ低地を行くと

2021年12月16日 | 植物・園芸など
正門から低地を塀に沿って日本庭園に向かって歩きました

ムクロジ科(カエデ科)  カエデ属 イロハモミジ
Acer palmatum Thunb. アケル パルマツム
日本(本~九),朝鮮,中国
見上げるような大木で、太い幹、モミジのイメージがかわるな
 
 

湿地の奥に見つけたメキシコラクウショウ 見えている膝根・空気根は周りの大木ラクウショウの物の様です

若い短枝は茎から直角に出る。そのあとは下に垂れる。

ヒノキ科(スギ科) ラクウショウ(ヌマスギ)属 メキシコラクウショウ
Taxodium mucronatum Ten.タクソディウム ムクロナツム
メキシコ南部の高知の湿地に自生する。 メキシコの国花。
世界で最も太い木(幹周り45m)とされるトゥーレの木が知られている
常緑。ラクウショウが落葉樹なのと違っている
 
 
Fさんに樹皮の本をいただいて、おもしろいものだなとおもうようになりました。この本には1種につき3枚の写真が載っています。若い時から老木まで樹皮は変化していく。
アサダを例にすると、目の高さ(下の方)は老木の様子、上の方は若い木の様子がうかがえるという。

カツラ科 カツラ属 カツラ
Cercidiphyllum japonicum Siebold et Zucc. ex Hoffm. et Schult.
ケルキディフィルム ヤポニクム
日本(北~九)
葉ばかり注目していたカツラ(桂)。こんな立派な樹皮だった。縦に割れ目が入り、老木では薄く剥がれる。ひこばえで株立ちになることも多いという、画面右に細い枝が見えている。
 

カバノキ科 アサダ属 アサダ
別名: ミノカブリ,ハネカワ,セイカパル(アイヌ語・樹皮が薄いの意)
Ostrya japonica Sargent オストリア ヤポニカ
日本(北~九),朝鮮, 中国,
属名Ostryaはギリシャの古名「鱗」,材の硬さからOsteo「骨」という説もある
縦に裂けて下の方からめくれる。上の方がより荒々しくめくれていて、ミノムシ状態
 


イチョウ科 イチョウ属 イチョウ
Ginkgo biloba L. ギンクゴ ビロバ
 


ウルシ科 ハゼノキ
Toxicodendron succedaneum (L.) Kuntze トキシコデンドロン シュウケダネウム
日本(四~琉,小笠原),台湾,中国,東南アジア熱帯,亜熱帯
分布を見ると不思議な感じ、もともとは暖かいところの木だったんだ
 
 
トウダイグサ科 ナンキンハゼ属 ナンキンハゼ
Triadica sebifera (L.) Small
トリアディカ セビフェラ
灰褐色の樹皮は不規則に縦に裂ける。千駄ヶ谷の東京体育館の歩道にある。幅広の菱形の葉が緑~赤~紫のグラデーションに紅葉する木。中国原産。植栽されて各地に野生化。
 


サンシュユ 輝いてる
ミズキ科 ミズキ属 サンシュユ山茱萸
Cornus officinalis Siebold et Zucc.
コルヌス オフィシナリス
 
 

何かと思った カルミア
ツジ科 カルミア属 カルミア
Kalmia lathifolia L. カルミア ラティフォリア
北アメリカ


いけの手前から斜面を見上げるとひときわ黄葉が輝いて見えたコナラ
登って行ってみたらコナラだった。灰黒色の樹皮は縦に不規則に裂目を作り、老木になると深く裂ける。、裂け目と裂け目の間に若いときの白っぽい樹皮が帯状に残っている。
ブナ科 コナラ属 コナラ 小楢
Quercus serrata Murray クエルクス セラタ
大木だ、樹齢何年だろう、さぞたくさんの実を落としたんだろうなと想像する
歩いたことのない細い道があり、眺めの良いベンチがあった。常連さんだろうかお2人休んでおられた。針葉樹の森を抜けて温室を目指す

211216 小石川植物園 2/6 サザンカ

2021年12月16日 | 植物・園芸など
小石川植物園の樹木名プレート、園芸植物(サザンカ・ツバキ・ウメなど)にはさすがに?科名・属名・学名表記が無いものがある でも、いろんな品種が植えてあるのはかえがたい良さだと思う
 
しかし・・・サザンカ・ツバキ、どっちなんかよ―わからんことになる
とりあえず、品種名をメモして、あとは
「花と緑の振興センター」の植物検索と「小石川植物園の樹木」というサイト、その他のサイトなどを参考にして特徴を記しておきます。と意気込んだけど、これが大変で、宿題にしちゃうのも多い。
 
 

ハルサザンカ 梅ヶ香
Camellia × vernalis ‘Umegaka’
トキ色、八重咲き、約5.5cm
 


ツバキ フラグラントピンク
Camellia rusticana × luchuensis ‘Fragrant Pink’
1968年アメリカ作出
ラスチカーナ(Camellia rusticana)と ルチエンシス(Camellia lutchuensis)の交配種
キンモクセイに似た香りがあるというがわからなかった(かぎけん花図鑑)
 


トガリバツバキ
Camellia drupifera
ツバキ科
 


アッサムチャ

アッサムチャ

アッサムチャ
Camellia sinensis (L.) Kuntze var. assamica (J.W.Mast.) Kitam.
チャノキにはvar. sinennsisu とこのassamica がありチャノきは低木、アッサムチャは高木で耐乾性が弱い。アッサムチャはタンニンが強く酸化酵素が強いので紅茶向き
 
チャの種、品種、つくられるお茶・紅茶・中国茶について・・・宿題
 


ヤナギバサザンカ

ヤナギバサザンカ
ヤナギバサザンカ
Camellia salicifolia Champ. ex Benth.
台湾,中国
 
 

タイワンサザンカ←標準和名シマサザンカ
Camellia brevistyla (Hayata) Cohen-Stuart
 


トガリバサザンカ

トガリバサザンカ
トガリバサザンカ→標準和名ヒマラヤサザンカ
Camellia kissii Wall.
中国
 


サザンカ 雪山セツザン
Camellia sasanqua ‘Setsuzan’
平開咲き・半八重・約7.5cm、開くとそり返る
 


サザンカ 千代鶴 チヨヅル
蕾はピンク
 


サザンカ 富士の峰
サザンカ 富士の峰
カンツバキの園芸品種
Camellia × hiemalis ‘Fujinomine’
乳白色・千重咲き・約7.5cm
 
 

サザンカ 歌枕

サザンカ 歌枕

サザンカ 歌枕
 
 


カメリア ドルピヘラ
Camellia drupifera Lour
中国,ベトナム 別名アブラツバキ
 


ツバキ 加茂本阿弥 京椿
Camellia japonica ‘Kamohon-ami’
一重・抱え咲き・約8cm
 


ツバキ 菊冬至
Camellia japonica ‘Kikutouji’
紅地・白斑・千重・約6.5cm
 
 
写真はありませんが「日本の誉」
 


ツバキ 菊月
Camellia japonica ‘Kikuduki’
濃桃色か紅色・一重・約5cm
 


ツバキ 宝合タカラアワセ
Camellia japonica ‘Takaraawase’
白地・紅縦絞り・八重
 

春曙光 ハルショッコウ
 
 

荒獅子 アラジシ

ツバキ 荒獅子 アラジシ
Camellia japonica ‘Arajishi’
濃紅色・白斑
同じ獅子咲きで白斑のないものを紅荒獅子という
 


ツバキ 曙 アケボノ 京椿
Camellia japonica ‘Akebono’
淡桃色・一重・10cm
 


ツバキ 源氏唐子
Camellia japonica ‘Genjikarako’
八重・不完全な唐子・約5cm
 


ツバキ 菊冬至

ツバキ 菊冬至
Camellia japonica ‘Kikutouji’
紅地・白斑
千重咲き 花の大きさ 約6.5cm
 
 
最初に書いたように品種名プレートにツバキ・サザンカの区別や学名が載っていないのが多い。学名や特徴は「小石川植物園の樹木」と「花と緑の振興センター」の植物検索で調べました。ツバキ属のいろいろな花を見ることができました
 
ツバキ Camellia japonica はツバキ
サザンカ Camellia salicifolia
カンツバキ Camellia × hiemalis
ハルサザンカ Camellia × vernalis
他に
チャノキ Camellia sinensis
トガリバツバキ Camellia drupifera
トガリバサザンカ Camellia kissii
ヤナギバサザンカ Camellia salicifolia 
ヒマラヤサザンカ Camellia kissii 
シマサザンカ Camellia brevistyla
交配種 Camellia rusticana × luchuensis