ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

211224 一日切符で

2021年12月24日 | 食べ歩き・お酒 他
連日、寒くて、台風かと思うような強風が吹き荒れました
今度の週末は、最大級の寒波到来とのことです
やっと穏やかな日が来たので、合間を縫って外出しました
 
いつもは歩くけど、今日は電車にしました
平日でも使える一日乗り放題の切符を購入
午前は花と緑の振興センターへ、往復で元が取れます
元気だったら、終点まで行って、午後はお隣の市の園芸植物園へ
 
 
すがすがしい青空 

歩き始めたら青空に変わった雲を発見


背骨とアバラ骨みたいな雲も

シュッシュッシュッと刷毛の痕のよう
 
帰ってから調べると 
上の雲は高積雲(こうせきうん)、または ひつじ雲
2000~7000mの中層雲で雨は降らせない
下の2枚は、巻雲(けんうん)あるいは すじ雲
風に流されてシュッとなってる
5000~13000mの上層の雲で雨は降らせない
どちらも作っているのは氷の粒
高積雲と巻積雲の見分け、ちょっと難しい
春から秋の雲だそうです
 
駅で、植物園の地図と1~2月のみどころを入手
 
来園者名簿には私の前に1名だけ、園内で人は見かけませんでした
写真を撮るにはつってつけ
職員の方がもくもくと働いておられました
そういえば先月はタケを選定しておられました
 
マツには雪つりがしてありました
シモバシラに霜はついていませんでしたが、地面にシモバシラがたっていました
東園が工事中で、たくさんのサザンカや早咲きのツバキがみられないのがとても残念
・・・なので、見学は早めに終了、
 
 
浦和美園、サッカーJリーグレッズのスタジアムのある駅
レッズは日曜日に天皇杯を制して日本一になったばかり

一日きっぷにはもう一種類あって、飲食店を応援するスタンプラリーもやっていることを知り
パンフレットを手に取ったら、今日の行程でも2駅おりて(降りるよ)お店で500円以上食べるか購入すると参加賞がもらえるらしい

浦和美園駅の焼菓子mimuさんで シフォンケーキとマドレーヌを買ったら2周年記念の栞とクッキーをいただきました。丁寧に道を教えてくださって、ありがとうございました
 
園芸植物園では、サザンカと早咲きのツバキ、温室ではカトレアを見ました
お客さんは1組の女性だけ
 
 
帰りは大崎公園の動物園経由で駅へ
こちらは親子連れやご年配のカップルが大勢いらっしゃいました
動物園ではヤギがお散歩中、大王松を食べてました 硬くないのかしら

イギリスに移入して問題になっているというリスはこれかしら

ニューヨークの公園にいるのはこれかしら

他のリスはげっげっげっ、ぐるるるるっと鳴きながら追いかけっこ、速い
 
前回、意外にもかわいいなとおもった爬虫類コーナー、鳥のコーナーは
なんと立ち入り禁止

 
ヤギの散歩の飼育員さんにお聞きすると、鳥から人にもうつるし、人が持ち込むこともあるからとのことでした。すでに鴨池にみられるコガモは野生のだそうです。もしこのコガモがウイルスをもっていたら・・・
園は無料で、入り口には(おそらく薬液の)ぬれたマットがあって、入園者はその上を歩いてから入園します
この措置は以前から継続
帰ってから調べたら、市川の鴨場で高病原性鳥インフルエンザ疑似患畜確定(?)が出たそうで、
東京の4動物・水族園も鳥の展示は中止している
そんな事態になっていることを知りませんでした
鳥インフルエンザといえば、養鶏場の問題かと思っていました
 
 

浦和はサッカーの街 駅構内も街も赤いです
 


先日、ウサギの駅長引退のニュースが流れたばかり
一度も見かけたことなかったよ残念
 


ホームでは電車の状況をお知らせし・・・ながらも・・・レッズおめでとうの文字
 
決勝戦の会場は埼玉スタジアムではなくあの国立競技場、6万の観衆
開始6分で1点先取
このまま勝利と思った終了5分前に逆転、そしてアディショナルタイムにまた逆転
劇的な試合でしたいや~、興奮した~~ 
会場のサポーターさん達、声出さないで応援なんてきっと絶対無理
 

帰り道の東川口では葡萄胡桃パン・もちもちフランスパンを購入
めでたくスタンプ2つをゲットして
参加賞のタオルをいただきました


意外にも面白い1日でした
お疲れ様でした
 
切符は2枚組だったから、期間中にもう一回乗れるな
体調を整えてまたいってみよう

211224 園芸植物園 1/4 冬芽・コナラ属

2021年12月24日 | 植物・園芸など
浦和美園・終点で降りて、歩いて来てみました
サザンカは見れるかしら、品種名は書いてあるかしら、温室でまたモンステラの花は見られるかしら

前回来たときは門の前はキンモクセイの高木の並木が満開でした
今は初冬のよそおい

マホニア‘チャリティー’
Mahonia x media cv. Charity
マホニア メディア チャリティー
メギ科 メギ属
ヒイラギナンテン と中国のものとの交雑種とのことで
芳香があるそうですが、近寄れなかったので今度どこかでであったら嗅いでみよう
 
 

グミ‘ギルドエッジ’
グミったっていろいろあるんだけど、何グミの品種なんだ?
園芸植物園はちゃんとラベルがついている・・・けれどもちょっと不満
植物学と園芸学はちがうからかしら
Eleaegnus × ebbingei ‘Gilt Edge’
エラエアグヌス(エレアグナス) エビンゲイ
ナワシログミとオオバグミの交配種エビンゲイの金黄色の細覆輪の園芸品種
医療モールの生け垣はこれだったのかも
参考: 日本花名鑑④p.145
 


カシワ 冬も枯葉をつけたまま → シナマンサクもそう
この葉を付けたままってのはどんな利点があるのかしら

立派な冬芽はアートパークのコナラに似ている、芽麟の並び方、五角形な感じ
カシワ 柏 槲
Quercus dentata Thunb.
クエルクス(クルクス・ケルカス) デンタタ
ブナ科 コナラ属
 


アラカシ 葉の中央から先半分に鋸歯があるのが見分けのポイント 

こちらも立派な冬芽、アートパークのシラカシに似ている
コナラ属って落葉樹も常緑樹もある、落葉かどうかは属の特性ではないんだな、冬芽は似ている
アラカシ 
Quercus glauca Thunb.
クエルクス グラウカ
ブナ科 コナラ属
 
 
花・葉・実を見て歩く、冬は植物観察はお休み・・・ではなくて
冬に咲く花、サザンカやツバキもある。常緑で美しいカラーリーフや斑入りもある。そして
昨年、Fさんから「冬芽ハンドブック」をいただき、ずいぶん楽しみました
2シーズン目に入った途端、こんな風に常緑樹にも立派な冬芽が付くことを発見
さらに今年は、Fさんから「樹皮ハンドブック」をいただき(これがまた難解というかとても地味)ました
樹皮とおともだちになれるでしょうか私  
 
 
ブナ科 コナラ属 Querus
北半球温帯を中心に分布。約400種。日本に15種が自生する。一般的には常緑性のを楢、落葉のものを樫と呼ぶ。雌雄同種。英語ではOaks(ウィスキーの樽を連想する)。単葉で互生。果実はドングリ(堅果)で基部は殻斗。種子の殻の中に残ったまま発芽する。照葉樹林・落葉広葉樹林の優先樹種となっている。古代から材が利用されている。ドングリは野生動物の重要な食糧。
楢・落葉・・・コナラ・クヌギ・カシワ
樫・常緑・・・シラカシ・アラカシ・ウバメガシ・ウラジロガシ
ブナ科にはコナラ属の他にブナ属・クリ属・シイ属・マテバシイ属など
参考・引用: 日本花名鑑④p.371