ねこじゃらし2

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210219 冬芽と春の花と カワヅザクラ

2021年02月19日 | 植物・園芸など
通院の為一駅歩いた
 
塀からのぞく桜の花を発見

花弁は大きく色むらがありほぼ平坦に開く
カワヅザクラ河津桜と思われます
Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’
ケラスス カンザクラ カワズザクラ
バラ科 サクラ属
 
栽培品種・早咲き
萼片は先が尖り内側に巻く、下部に角張りがありその近くに1~2個の鋸歯がある
萼筒は太い釣鐘型、無毛でつややか、小花柄は無毛
最下部の苞は広いくさび形で、深さ1mm以上の粗い鋸歯が目立つ
 
三崎口のサクラ並木はもう満開だろうか
 
参考: サクラハンドブックp.28
 
 

蕎麦屋さんの店頭に、切り花の啓翁桜
正式な名称はトウカイザクラ
バラ科 サクラ属
Cerasus 'Takenakae'
 


姫ガマの穂が飛び始めている
 


…宿題
 


藤ではないかと思いますが・・・冬芽の感じが違う・・・宿題
冬芽ハンドブック「フジ」p.49
 


実の跡が残っているのを見てマユミかと思いましたが

冬芽が尖るツリバナではないようだ・・・宿題
冬芽ハンドブック「フジ」p.62
 


シダレヤナギかと思ったのだけれど、ヤナギの冬芽は卵型、側芽は枝に伏す
幹は縦に裂けるとあるが、違うようだ・・・
冬芽ハンドブックp.11
 

感じが、レンギョウではないかと思う
対生、冬芽は水滴型、芽麟多数、維管束痕1つ、枝は中空
強く剪定されているので、自信は無い・・・
冬芽ハンドブックp.79
 
 

ユキヤナギ
昨年の葉が残りつつもう冬芽はほどけて今年の葉が出ている

別のところで、冬芽の残っているのを見つけた
冬芽ハンドブックには載っていなかった
 
ユキヤナギ雪柳 別名コゴメバナ
Spiraea thunbergii Siebold ex Blume
スピラエア ツンベルギー
バラ科 シモツケ属
 


ナナカマド七竃
Sorbus commixta Hedl.
ソルブス コンミクスタ
バラ科 ナナカマド属
 
マンションのエントランスの庭で、名札が付いていた
大きめの水滴型の冬芽は赤みを帯びる、短枝が出る
冬芽ハンドブックp.42
 


果実が残っていた、ムクゲと思われる
裸芽で、果柄痕や葉痕が集まって短枝上に重なった上に頂芽がつき盛り上がっている
なんか、ケムケムしているように見えるのは星状毛のせいだとういう、
何倍のレンズなら確認できるのかしら
 
ムクゲ槿
Hibiscus syriacus L.
ヒビスクス 
アオイ科 フヨウ属
 
冬芽ハンドブックp.65
 

公園の端にあった・・・宿題
 


アメリカヤマボウシ(ハナミズキ) と思われる
アートパークの周囲の街路樹
タマネギ型の花芽がほどけてツブツブが認められる
1つの花に見えて、花弁に見えるのは総苞片で、中央に花の集まり・頭状花序がある
だから、赤い実も複数つく、その花芽がこのツブツブ
以前参加した観察会で、「冬芽というと冬にできると思われるでしょうけれど、夏にはもうできているんですよ」と教わった
そういえば、9月にはもう実と冬芽が同じ枝についている写真を撮っていた
 
アメリカヤマボウシ ハナミズキ花水木
Cornus florida L.
コルヌス フロリダ
ミズキ科 ミズキ属
 
冬芽ハンドブックp.70
 


カツラ
アートパーク内の街路樹
雌雄異株でこれは雌の木とおもわれる
いつも気が付くのはカラメルの香りがする黄葉の頃で
いままで、冬芽はもちろん花(4~5月)も見たことが無い
樹皮は縦に裂け、やや剥がれる
冬芽は水滴形~円錐形で赤く艶がある
仮頂芽(枝痕が残った場合の頂芽の働きをする側芽)が2個並ぶ
葉痕はV字形で維管束は3個
どうにも、枝先が高くて、細くて、揺れるので、写真が撮りにくい
 
カツラ 桂・香の樹(コウノキ)・雄桂(オカヅラ)
Cercidiphyllum japonicum Siebold et Zucc. ex Hoffm. et Schult.
ケルキディフィルム ヤポニクム
カツラ科 カツラ属
 
参考: 冬芽ハンドブックp.27 庭木・街の木p.140 日本花名鑑p.77
 
 
上ばかり見ていたら、月と飛行機が
 


大好きなオオバボダイジュの冬芽
 
オオバボダイジュ大葉菩提樹
Tilia maximowicziana Shiras.
ティリア マクシモヴィッチアナ
アオイ科(旧シナノキ科)
 


いい香りがする、葉が金木犀に似ているように思う
ギンモクセイかなと思うけれど、花期は秋なのでこれはなんだろう・・・宿題
 
 
公園を出て、リリアパークへ
アセビ馬酔木が咲き始めた、下垂した円錐花序の下(元)から上(先)へと咲き進むようだ
壺型でスズランみたいだ
 
アセビ馬酔木
Pieris japonica (Thunb.) D.Don ex G.Don subsp. japonica
ピエリス ヤポニカ ヤポニカ
ツツジ科 アセビ属
常緑低木
 


ヒイラギナンテン柊南天
Berberis japonica (Thunb.) R.Br.
ベルベリス ヤポニカ
メギ科 メギ属(旧ヒイラギナンテン属)
 


ツバキは品種が多い、これはヤブツバキだろうか
葉で見分ける樹木p.62
ツバキ科 ツバキ属
Camellia japonica L.
カメリア ヤポニカ
 


冬芽
図鑑ぞ見ると赤い新芽が美しいとある
階段の上から手を伸ばし葉をちぎると樟脳のよい香りがするのを確認
3行脈の付け根にダニ室があるとのことで、これは確認したことが無い、写真で見るとちょっと黄緑色に見えるところ

樹皮は短冊状に縦に裂ける。ちょっと歌舞伎揚げに似てるな・・・
お腹すいてきたので、スーパーによって帰ろう
 
クスノキ
Cinnamomum camphora (L.) J.Presl
キンナモムム カンフォラ
クスノキ科 クスノキ属
 
参考: 庭の木・街の木p.141 葉で見分ける樹木p.84

210218 仁良川古墳群2号墳、六鈴鏡発掘

2021年02月19日 | 音楽・美術 他
NHK210218ニュース
 
栃木・下野・古墳の副葬品・埋葬時の位置で見つかる