ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

210206 やっぱり花も好き

2021年02月06日 | 植物・園芸など

冬芽の観察が面白くなってきたけど

やっぱり花も好き
通院の為一駅歩いた

商店街のプランターはキンセンカになっていました
Calendula officinalis
カレンドゥラ オッフィキナリス
キク科 キンセンカ属
 


駅前のペデストリアンデッキのプランターはまだ、冬の装い
 
ハボタン
Brassica oleracea L. var. acephala DC. f. tricolor Hort.
ブラッシカ オレラケア アケファラ 
アブラナ科 アブラナ属
 
 
アラセイトウ 流通名ストック
Matthiola incana (L.) R.Br.
マッティオラ インカナ
アブラナ科 マッティオラ属
花に芳香がある
 
 
いつものアトレ西口の植栽
ヒースバンクシアだろうか
参考: ショウタロウブログ 昨年趣味の園芸でオーストラリアの植物を紹介していた伊藤章太郎さんのブログ
 

ナリヒラヒイラギナンテン  
マホニア・コンフューサ 
別名ヤナギバヒイラギナンテン
Mahonia eurybracteata おそらく今属名はBerberis
マホニア エウリブラクテアタ
・・・と思われる
あるいは
ホソバヒイラギナンテン
Berberis fortunei Lindl.
と思われる
 
小葉は細くて5対ほど
いけばな花材ではホソバヒイラギナンテンをイワナンテンという
 
日本花名鑑p.282
現代いけばな花材事典p.542
 


ジャノメエリカ 
Erica melanthera L. または Erica canaliculata
エリカ メランテラ
ツツジ科 エリカ属
南アフリカ原産
大正時代に日本に入ってきた
花の中心の黒い葯が目立つことから蛇の目の名がある
参考: 現代いけばな花材事典p.102
 

グレビリア'ロビンゴードン’?と思われる
飛び出ているのは雄蕊?
ヤマモガシ科 ブレビリア属
参考:
園芸品種図鑑・グレビリアロビンゴードン このブログを書いた方が大船植物園で写真を撮ったとあります。何度か言ったことがある植物園です。ぜひオーストラリアの植物を目的に見に行ってみたい。
 
また歩いて見よう

210205 冬芽 ヤマボウシ・ドウダンツツジ・ヒメシャラ・ニシキギ ほか

2021年02月06日 | 植物・園芸など
通院の為、1駅歩いた

名札がついているのでヤマボウシだとわかる
 
細いのが葉芽で、画面右側の少し太いのが花芽(葉芽との混芽)と思われる
 
ヤマボウシ 山法師
ミズキ科 ミズキ属(本によってはヤマボウシ属)
Cornus kousa Buerger ex Hance subsp. kousa
コルヌス コウサ コウサ
 
参考: 冬芽ハンドブックp.70
関連: 190709沼っ原湿原のヤマボウシ  200607常緑ヤマボウシ 180824ヤマボウシの実



こちらはハナミズキ
 
和名アメリカヤマボウシ 別名ハナミズキ花水木
Cornus florida L.
コルヌス フロリダ
 
細い葉芽、その両側にある葉痕は少し隆起している
玉ねぎのような花芽は見られなかった
参考: 冬芽ハンドブックp.70
 
 
冬芽ハンドブックは落葉樹の図鑑なので載っていないけど
常緑樹も冬芽があるんだなと改めて思った
 
サンゴジュ 珊瑚樹
レンブクソウ科(旧スイカズラ科) ガマズミ属
Viburnum odoratissimum Ker Gawl. var. awabuki (K.Koch) Zabel
ウィブルムヌ オドラティシムム
 
枝は直立して株立ちも多い、樹高3~10m
関東南部~沖縄
海岸性で庭木にもされる
~15cmの肉厚の葉は対生、緩い波状の鋸歯は無いこともある
葉柄は茶色っぽい
材に水を含み葉も厚く防火樹に適する
参考: 葉で見分ける樹木p.133
 
 


トチノキと思われる
水あめを塗ったような大きな冬芽
 
トチノキ 橡
ムクロジ科(旧トチノキ科) トチノキ属
Aesculus turbinata Blume
アエスクルス ツルビナタ
 
参考: 冬芽ハンドブックp.60
 


駅西口のリリアパーク 冬寒い風景の中にピンク色の木
黒い葯が蛇の目
 
ツツジ科 エリカ属
Erica melanthera L. あるいは canaliculata
エリカ メランテラ
 


・・・宿題
 


・・・宿題
 

ドウダンツツジ

赤い芽麟に包まれた冬芽
輪生した枝の中央に短枝がある燈台躑躅
枝の太さより大きな冬芽はツツジ科の特徴
 
ドウダンツツジ 燈台躑躅
ツツジ科 ドウダンツツジ属
Enkianthus perulatus (Miq.) C.K.Schneid.
エンキアンツス ペルラツス
 


ハコネウツギ
円筒形をした果実が残っている

こちらは果実が裂けている

まだ葉が残っていた

ハコネウツギとニシキウツギの区別が難しくて
花筒が徐々に太くなるのがニシキウツギで、急に太くなるのがハコネウツギだとか・・・
冬芽ハンドブックp.84を見ると、「同属のニシキウツギは冬芽や枝が細く、稜に沿って毛がある」とある
稜の毛、これ今度チャンスがあったらよく見てみよう
 
ハコネウツギ 箱根空木 別名ベニウツギ
スイカズラ科
Weigela coraeensis Thunb.
ヴァイゲラ コラエエンシス



ヒメシャラとナツツバキの区別がよくわからなかったけれど、
これは名札があるのでほっとする
芽麟は十二単のように多い
 
ヒメシャラ 姫沙羅
ツバキ科 ナツツバキ属
Stewartia monadelpha Siebold et Zucc.
スチューーティア モナデルファ
花期5月
 
参考: 冬芽ハンドブックp.30
 
 


ニシキギ
翼のある枝、翼は十字に出ている
頂芽と頂生側芽が付いている
側芽の下に葉痕があり、維管束痕は1個
 
ニシキギ 錦木
ニシキギ科 ニシキギ属
Euonymus alatus (Thunb.) Siebold f. alatus
エウオニムス アラツス
 
参考: 冬芽ハンドブックp.62
 


シモクレン紫木蓮が和名 モクレンは別名とされる

冬芽は毛におおわれて大きく、途中から急に細くなるということだが、よくわからない
右が花芽、左が葉芽

すでに、毛皮・芽麟を脱ぎかけている
どれだけたくさん花が咲くのかとても楽しみ
 


ハクモクレン白木蓮はよく似たシモクレン・コブシと比べても特に冬芽が大きい

葉芽は小さい
この花芽も途中から細いのでシモクレンぽいけど・・・
ハクモクレンの枝先、花芽の下には毛が生えている
花芽の下の葉痕にある維管束痕はコブシのでは1列、シモクレンとハクモクレンはバラバラだという
 
毛皮・芽麟を何枚脱ぐのか問題もはっきりしない
何しろ、枝が高くて写真が撮れない、確認できない、もやもや続く・・・
 


紅梅が咲いていた、なんと長い雄蕊なんだろう
 


秋に香りを楽しんだキンモクセイ金木犀にも小さな冬芽が付いていた
キンモクセイ 金木犀
モクセイ科 モクセイ属
Osmanthus fragrans Lour. var. aurantiacus Makino
オスマンツス フラグランス アウランティアクス
 
また歩いて見よう