ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

210326 桜、あちこちで 続き

2021年03月26日 | 植物・園芸など
通院のために一駅歩いた
サクラがここにあったんだーと、再発見しながら歩いた
 
写真を撮るには風のある日でした
 
サクラハンドブックを見ると、栽培品種には典型的な樹形がのっている
シダレ、広卵形、傘型、ほうき形・・・樹形が品種同定の助けになる
 
アートパークのヤマザクラは野生種だけれど、こうしてみると『ほうき樹形』
まだ若いからなのか、これがヤマザクラの形質なのか

ヤマザクラ山桜は野生種です
吉宗が江戸市中の庶民が花見を楽しめるようにと飛鳥山に植えたのはヤマザクラだったそうだ(まだソメイヨシノは世に出ていない時代だった)
桜色というのは、このヤマザクラの花の白と若葉の紅を遠くから全体を見たときの色だと聞いたことがある
この樹は花が終わっているのか中ほどに少し咲いているだけでこの話を実感できないが、これもまた来年の宿題
 
 
バラ科の何か これも桜だろうか・・・宿題
 


オオシマザクラと思われる、花弁は白色で大型

サクラの見分けには、萼・萼筒・小花柄・最下の苞・葉を見る
このサクラ、萼片は大型で細長く鋸がある
萼筒は細い筒状の釣鐘形
葉は両面とも毛がなく厚く、大型で中央で最も幅広く、先は徐々に細くなり尾状に伸びる
鋸歯は外向きに開き先が糸のように伸びる
・・・オオシマザクラだと思う
 


この季節、ああここにも桜、あそこにも桜、桜だったんだ・・・なんてことがある
月2回は通る道だけど、見事なソメイヨシノがこの道にあったことに気が付く
 


税務署のはす向かいの公園はもう花霞の中にあるように、ソメイヨシノ一色
 


石塀から覗いている八重の桜


 
 


バラ科の何か、
・・・宿題
 
 

以前ヤナギだと思っていたけれど、シダレザクラでした

萼筒が丸いエドヒガン系、イトザクラに近い
 
 


公園に咲く、太い幹、高齢のサクラだろうか
 


いつもは中の道、桜の下をとおるけれど、今日は周りの道からリリアパークを楽しむ

見下ろしたら、シダレザクラもあるじゃないか

並木になっていた

ヤエベニシダレだろうか
 
リリアパーク南側へ

ソメイヨシノより遅いはずの八重桜も咲いていた
ラベルは『ヤエザクラ』それ以上は不明
14)S-8-20KAWAGUCHI 岸田克二 鋳鉄製 1992

植木の里・安行がある川口市の公園なんだから、品種名がほしいなと思う

彫刻はNo.11川 クリス・バジロウChris Bazireau ブロンズ製 1996

ぽってりといい花だ、`関山'ともまた違うようだ
写真を撮る人、犬と散歩する人
「線路の方行ってみた?」「まだ」「じゃ行ってみない?」という人たちの後ろをそっとついていくと、線路沿いの公園へ
 


名の花とのコラボもいいけど、満開のストックや、球形のハンギングバスケットとのソメイヨシノはまた格別、来てよかった
この花苗の豊富さはすばらしい
きれいに刈り込まれたツツジもすがすがしい
ここを朝夕通って通勤通学する人、うらやましい
 
 
参考: サクラハンドブック 日本花の会・桜図鑑


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