特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

鷺沢萠さんの言葉

2005-01-28 14:22:22 | 韓国留学記
 晴れ。最低気温-2度。最高気温7度。

 好きで好きでたまらず、一夜をともにした途端、興ざめしてしまう男がいる。反対に、大して気にもとめていなかったり、それとなく避けてまでいたのにもかかわらず、体を許してしまった瞬間、心さえも奪い取ってしまう男もいる。私にとって韓国は二番目の男みたいなものだ。

 今は亡き作家鷺沢萠(さぎさわめぐむ)さんの言葉だ。水曜日に買った『十名の日本人 韓国にハマる』の表紙に書かれている。もちろん韓国語だ。だから彼女が日本語でどのような表現をしたのかは定かではない。
 
 鷺沢さんらしいことを言うなと思った。私にとっても韓国はそんな存在だったかも知れない。まさか私の人生にこんなに深くかかわって来るなんて、なんとなく韓国語を勉強し始めた頃には考えもしなかった。

 そして、日韓国交正常化四十年目を迎えた今年、韓国が日本国内でこんなに注目を集めるとは誰が予想をしただろうか?

 今夜、ソウルのオリンピックホールで日韓友情の年を記念したイベント“SUPER LIVE IN SEOUL”が開かれ、日韓歌手によるコラボレーションが実現した。チケットが手に入ったので行ってきた。詳細は後日。

 それにしても昨年(2004年)の春(4月11日)に鷺沢萠(さぎさわめぐむ)さんが突然世を去ってしまった時には、同じ1968年生まれということもあり本当にショックを受けた。“沢 知恵(さわともえ)”さんのライヴ会場で姿を見かけたのが最後になってしまった。

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