曇り一時晴れ。最低気温19.2度。最高気温25.8度。台風十四号の影響で朝から風が強い。
ソウルの街を歩きながら、以前から気になって仕方がないことがあります。
韓国の若い女性の足先を見ると、ペディキュア(pedicure)を親指の爪にしかしていない人が多いのです。特に夏になると素足になるので、余計気になって仕方がありません。何故親指だけなのか?もしご存知の方がいらっしゃったら、是非理由を教えて下さい。
さて、韓国では大統領自らが、まぶたを二重(ふたえ)にする整形手術を受けるくらいですから、整形手術は非常にポピュラーですし、抵抗も少ないことはご存知の通りです。今日(9/6)の朝鮮日報の経済面トップに次のような記事が掲載されていました(朝鮮日報による日本語翻訳版はこちら。韓国語の原文はこちら)。
皆さんはこの記事を読んで、どんな感想を持たれますか?
「容姿が競争力」86% 「整形するつもりがある」55%
・美しい容姿はすなわち競争力である 86%
・自分自身の容姿は社会的位置と能力をあらわす 77%
・整形で容姿に自信感を得られるならば手術をしても構わない 76%
・自分の彼氏や彼女が整形をするなら喜んで賛成 65%
・必要ならば自分の子供にも整形させるつもりだ 60%
・韓国社会の容姿に対する意識や行為は望ましい 47%
【年代別「ビューティー指数」】 10代:50.58, 20代:51.06, 30代:49.03, 40代:48.76
【整形手術経験者】 二重・目の周囲の脂肪除去:39名, 鼻:6名, 皮膚のスケーリング:3名, ほくろ除去:2名
韓国の十五歳から五十歳未満の四人のうち三人は「容姿が人生の成功に大きな影響をもたらす」と考えていることが明らかになった。
朝鮮日報と今年(2005年)創立60周年を迎えた(株)テピョンヤンが共同で行った韓国人の容姿に対する意識と行動に関する調査」の結果、「容姿を美しくするために、自分の妻や夫が整形手術を受けることに賛成する」と回答した割合が65%に達した。この調査は世界最大のマーケティングリサーチ会社であるACニールセンに依頼し、去る6月10日~7月20日にわたり全国(韓国内)の満十五歳~四十九歳の男女800名を対象に個別面談方式で行われた。標本誤差範囲は95%、信頼水準から±3ポイントである。
今回の調査では韓国で初めて韓国人の美に関する関心と、時間及び金銭的な投資などを併せた指標として「ビューティー指数(Beauty Index)」を求めることにした。消費支出に占める食費の割合を「エンゲル係数」で表すように「ビューティー指数」は自分自身の美しさを保つためにかかった費用と時間から、その関心度を割り出したものである。
例えば「ビューティー指数」が100であれば、睡眠時間を除いた全ての時間と全収入を自分の容姿のために全て投資したことを意味する。
調査の結果、韓国人の「ビューティー指数」は平均49.76であった。また、男性よりも女性が高く、年代別では10~20代が高い割合を占め、既婚者よりも未婚者が、そして所得水準が高ければ高いほど「ビューティー指数」も高い数値を示した。
「ビューティー指数」は60以上が過剰指向型で、50~40が平均水準型そして40未満が無関心型とそれぞれ分類される。
ACニールセンの関係者によると「世界的にも『ビューティー指数』を示したケースは見られなかった」とし、「『ビューティー指数』を定期的に調査すれば『エンゲル係数』のように一つの社会的な指標になり得る」と述べた。
今回の調査を通じて、回答者らは整形などの容姿を整える行為に対して積極的であり、オープンな態度を示した。回答者の55%が「より良い容姿を手に入れるために整形したい」と述べ、また「自分の子供が小学生でも必要ならば整形手術をさせるつもりがある」と回答した人は36%を占めた。
「容姿と就職の際の面接試験の合否は関係がある」と考えている人は94%。「容姿が就職に影響を及ぼすのは当然である」と回答した人は56%であった。「自分が相手を評価する際に容姿の影響を受ける」が75%、「容姿が人間関係に影響を与える」と85%の人が回答した。
これらは、実際に容姿が人間関係や就職などに多大な影響をもたらしていることを裏付けるものである。
今回の調査に参画した(株)テピョンヤンのホン・ジソン(홍지선)さんは「韓国社会の根底に『容姿至上主義』がはびこっていることが改めて確認した」としながら、「就職や昇進のみならず、友人や異性、社会における序列などの人間関係において、容姿が相当な影響力を持っていた」と分析した。 (翻訳・文責:特上カルビ)以上引用終わり。
朝鮮日報による日本語訳は省略されている部分や一部固有名詞が韓国式表記になっていた為、改めて翻訳し直した記事を掲載しました。
この記事は韓国社会の現状を知る上で大変興味深い内容なのですが、みなさんも既にお分かりの通り、残念ながら大きな問題があります。それは「ビューティー指数(Beauty Index)」の算出方法を開示していないという点です。このままでは数値だけが一人歩きしてしまい、客観性に欠ける為、この調査結果自体意味を成さなくなってしまいます。ぜひとも「ビューティー指数」の算出方法を開示して欲しいと思います。日本の「ビューティー指数」は果たしてどのくらいなのでしょうか?どうでもいいといえば、どうでもいいことなのですが、やっぱり気になります。
ソウルの街を歩きながら、以前から気になって仕方がないことがあります。
韓国の若い女性の足先を見ると、ペディキュア(pedicure)を親指の爪にしかしていない人が多いのです。特に夏になると素足になるので、余計気になって仕方がありません。何故親指だけなのか?もしご存知の方がいらっしゃったら、是非理由を教えて下さい。
さて、韓国では大統領自らが、まぶたを二重(ふたえ)にする整形手術を受けるくらいですから、整形手術は非常にポピュラーですし、抵抗も少ないことはご存知の通りです。今日(9/6)の朝鮮日報の経済面トップに次のような記事が掲載されていました(朝鮮日報による日本語翻訳版はこちら。韓国語の原文はこちら)。
皆さんはこの記事を読んで、どんな感想を持たれますか?
「容姿が競争力」86% 「整形するつもりがある」55%
・美しい容姿はすなわち競争力である 86%
・自分自身の容姿は社会的位置と能力をあらわす 77%
・整形で容姿に自信感を得られるならば手術をしても構わない 76%
・自分の彼氏や彼女が整形をするなら喜んで賛成 65%
・必要ならば自分の子供にも整形させるつもりだ 60%
・韓国社会の容姿に対する意識や行為は望ましい 47%
【年代別「ビューティー指数」】 10代:50.58, 20代:51.06, 30代:49.03, 40代:48.76
【整形手術経験者】 二重・目の周囲の脂肪除去:39名, 鼻:6名, 皮膚のスケーリング:3名, ほくろ除去:2名
韓国の十五歳から五十歳未満の四人のうち三人は「容姿が人生の成功に大きな影響をもたらす」と考えていることが明らかになった。
朝鮮日報と今年(2005年)創立60周年を迎えた(株)テピョンヤンが共同で行った韓国人の容姿に対する意識と行動に関する調査」の結果、「容姿を美しくするために、自分の妻や夫が整形手術を受けることに賛成する」と回答した割合が65%に達した。この調査は世界最大のマーケティングリサーチ会社であるACニールセンに依頼し、去る6月10日~7月20日にわたり全国(韓国内)の満十五歳~四十九歳の男女800名を対象に個別面談方式で行われた。標本誤差範囲は95%、信頼水準から±3ポイントである。
今回の調査では韓国で初めて韓国人の美に関する関心と、時間及び金銭的な投資などを併せた指標として「ビューティー指数(Beauty Index)」を求めることにした。消費支出に占める食費の割合を「エンゲル係数」で表すように「ビューティー指数」は自分自身の美しさを保つためにかかった費用と時間から、その関心度を割り出したものである。
例えば「ビューティー指数」が100であれば、睡眠時間を除いた全ての時間と全収入を自分の容姿のために全て投資したことを意味する。
調査の結果、韓国人の「ビューティー指数」は平均49.76であった。また、男性よりも女性が高く、年代別では10~20代が高い割合を占め、既婚者よりも未婚者が、そして所得水準が高ければ高いほど「ビューティー指数」も高い数値を示した。
「ビューティー指数」は60以上が過剰指向型で、50~40が平均水準型そして40未満が無関心型とそれぞれ分類される。
ACニールセンの関係者によると「世界的にも『ビューティー指数』を示したケースは見られなかった」とし、「『ビューティー指数』を定期的に調査すれば『エンゲル係数』のように一つの社会的な指標になり得る」と述べた。
今回の調査を通じて、回答者らは整形などの容姿を整える行為に対して積極的であり、オープンな態度を示した。回答者の55%が「より良い容姿を手に入れるために整形したい」と述べ、また「自分の子供が小学生でも必要ならば整形手術をさせるつもりがある」と回答した人は36%を占めた。
「容姿と就職の際の面接試験の合否は関係がある」と考えている人は94%。「容姿が就職に影響を及ぼすのは当然である」と回答した人は56%であった。「自分が相手を評価する際に容姿の影響を受ける」が75%、「容姿が人間関係に影響を与える」と85%の人が回答した。
これらは、実際に容姿が人間関係や就職などに多大な影響をもたらしていることを裏付けるものである。
今回の調査に参画した(株)テピョンヤンのホン・ジソン(홍지선)さんは「韓国社会の根底に『容姿至上主義』がはびこっていることが改めて確認した」としながら、「就職や昇進のみならず、友人や異性、社会における序列などの人間関係において、容姿が相当な影響力を持っていた」と分析した。 (翻訳・文責:特上カルビ)以上引用終わり。
朝鮮日報による日本語訳は省略されている部分や一部固有名詞が韓国式表記になっていた為、改めて翻訳し直した記事を掲載しました。
この記事は韓国社会の現状を知る上で大変興味深い内容なのですが、みなさんも既にお分かりの通り、残念ながら大きな問題があります。それは「ビューティー指数(Beauty Index)」の算出方法を開示していないという点です。このままでは数値だけが一人歩きしてしまい、客観性に欠ける為、この調査結果自体意味を成さなくなってしまいます。ぜひとも「ビューティー指数」の算出方法を開示して欲しいと思います。日本の「ビューティー指数」は果たしてどのくらいなのでしょうか?どうでもいいといえば、どうでもいいことなのですが、やっぱり気になります。
なお、ペディキュア・・・実はわたしも今親指だけにしかないのですが。わたしの場合は億劫だからです(^^;)他は剥げてしまったんです。親指は塗る範囲が広い分、一番落ちにくいんですね~。そういうことから、最初から親指だけしか塗らない、っていう人がいても、おかしくは・・ないですね・・・あんまり参考にならないと思うのですが。
私もこぐまさんと同じような理由でペディキュアを親指にしか塗らないのかな?とも考えたのですが、最近日本から遊びに来た日本の友人たち(女性三人)も「何故親指しか塗らないの?」と私と同じ疑問を呈していたので余計に気になった次第です。てっきり何か深い理由でもあるのかと思いました。
私は長いことピアノを弾いているので爪も伸ばさず、マニキュアもしません。足の指にしてみたいなと思っても、マニキュアの匂いが駄目であえなく挫折・・・
美に対する考え方は人それぞれなので難しいですが、より一層の美しさを求めて整形する韓国社会の風潮には素直に納得出来ない部分があります。結局、整形を肯定している韓国社会が変わらない限り、そう簡単に変わらないということでしょう。
おっしゃるとおり、ピアノなど楽器をやっていると爪をのばせないことが多いですよね。
私はデパートの化粧品売場の独特な香りが苦手です。