特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

冷麺(ネンミョン)日和

2005-05-03 18:24:28 | 美味しい
 晴れ。最低気温12度。最高気温27度。

 今日も朝から真夏のような暑い陽射しが照りつけていた。

 久しぶりに大学院の同期と一緒にお昼を食べた。
 こんなに暑い日は冷麺(ネンミョン)に決まり! 新村(シンチョン)の現代百貨店(ヒョンデペックァジョム)の隣にある美味しくて有名だという冷麺(ネンミョン)屋さんへ。さすがに昼時だけあって、お客さんが店の外まで並んでいた。

 ここ韓国では、並んで待つくらいなら、すぐに食べられる空いているお店に行こうと考えるのが基本だ。特に忙しいビジネスパーソンはその傾向が強い。そんな韓国にあって、並んでまで食べようという人が多いということは美味しい証拠だ。期待が出来る!私は新村(シンチョン)に長く住んでいながら、地元の美味しいお店をあまり知らない。この冷麺(ネンミョン)屋さんも今回初めて入った。

 正直なところ私は冷麺(ネンミョン)が苦手だ。冷麺(ネンミョン)そのものは嫌いではないが、ゴムのようにいくら噛んでも噛み切れない“太い麺”が苦手なのだ。幸い今日のお店は極細面で食べやすそうだ。麺を切るハサミも、テーブルに備え付けてあるので極細麺をチョキチョキと思う存分切り刻んで食べることができる。普通の冷麺(ネンミョン)を食べに行くと、お店の人が麺をハサミでチョキチョキと切ってくれる。それが私には物足りないので、必ず「沢山切って下さいね」とお店の人にお願いする。韓国の人たちは「あんまり細かく切り刻むと美味しくないよ!」という。しかし、私は麺が噛み切れないし、ゴムのような麺を喉に詰まらせて命を落とすというような愚かなマネはしたくないのだ。『日本人、冷麺を喉に詰まらせ死亡』なんて活字とともに自分の顔写真が新聞に載った日には、恥ずかしくて仕方がない(死んじゃったんだから気にする必要ないじゃないかというかもしれないが、これはとてもデリカシーな問題である)。

 今年初めて食べる冷麺(ネンミョン)はとにかく美味しかった。やっぱり暑い日は冷麺(ネンミョン)!ソウルに住んでいる幸せを実感した五月の午後だった

 今日の写真は無し。冷麺(ネンミョン)の写真を撮ろうと思ったときには、もうすっかり食べ終わっていました。御馳走さまでした!

 追記(5/12):今日のお昼に新村(シンチョン)の現代百貨店(ヒョンデペックァジョム)に行ったのでお店の写真を撮って来ました。