日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括0206

2010-02-06 15:11:46 | 今週の株式総括
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今週の株式総括0206

 秘書3人が捕まっても、関与の証拠不十分で起訴出来ない。一番に辞めるべき人、小沢幹事長は居座り、大相撲初場所を盛り上げた朝青龍が、暴力沙汰でさっさと引退する。折角の優勝で盛り上がったところで、またも人気離散一途となるのか。政権交代で盛り上がった民主党と同じ道を辿る。朝青龍が、ちらっと漏らした。事実でないことを報じられたと、悔しそうに話していたが、それ以上は言わなかった。最近の日本相撲を盛り上げた最大の功労者の結末は残念、と思う。

貴乃花親方が一門を離脱して理事に、相撲界の旧態依然たる体制を改革すると言う。何せ伝統、仕来りを一番重んじる世界だから・・・。その旧体制に、敢然と立ち向かったのが朝青龍であったかも。島国根性を大陸生まれに求めること、伝統、仕来りを重んじる最高権威の横綱には、無理だったかも。でも日本人より日本魂を持ったキップのいい外国人であった事は確か。相撲の経験もない横綱審議会理事だとか、解説者、専門家、大学教授など、あさのテレビ番組をみてればわかる。あーでもない、こうでもない、と同じ事ばかり毎日繰り返し報道するばかり・・・。こんな結末を演出したのは、マスコミであった、のかも。また折角盛り上がっていた大相撲も当分、人気は下落の方向か。引退する朝青龍、いずれモンゴルの大統領を狙うとか。北より怖い国になって日本来襲するなんて・・・そんな馬鹿な。彼の引退会見の「涙」は、心に残る。寂しいね。

先物・オプション・CDSなど、金融・証券の派生商品が市場を席捲する。商品の特性を最も捉えた形に特化して作られた商品。少ない資金で大きな取引ができる。それら派生商品が市場を駆け巡る。結果当然、必要以上に相場のぶれが出る。それらの需要を受ける現物市場の許容能力がなく、常に派生商品の需要だけに傾いた一方的な流れが増幅する、相場は、常に、下げ過ぎ、上げすぎなど、理論値とかけ離れた価格を形成することが多い、ほどほどのところを行き過ぎる。

人の考え方も、極限になってくれば、自ずと、この現象が顕著になる。この市場の波と上手すぎるほど、ズレた人がいる。毎度ご登場いただく、あの反面教師だ。この暴落の前2月3日に、「米国経済は本格回復軌道に、いよいよ確かになった業績相場、いずれ雇用や消費に好材料が伝播し、本格回復を確かにさせることは、ほぼ確実に」と、とたんに週末には、NY市場大暴落となった。この人には、よくよく相場に嫌われているのか、波長が狂っているのか。。

しかし、何時も何時も強気をいってれば何時かは、当る。こんどこそ、当るように祈るのみだが、ジンクスとか記録と言うものは、なかなか破れるものではない。でも、そろそろ破れて欲しい。

トヨタが戦略車プリウスのブレーキ不具合でリコール問題で揺れている。日本の技術立国を象徴する先端技術産業が、大きくつまずいた。しかし、トヨタが伸びたのも米国あってのものだった。ビッグ3を窮地に陥れたのも、日本車メーカーがその先陣。今、その報復を受けているのかも。輸出で稼げば、為替、金利で報復、日本や中国に米国債を買わせて、切り上げを要求する。あまりに膨大となった中国の外貨準備を、米国債を買わせて、元、切り上げ要求で相殺しようとしている。売るに売れない中国は、頑固に抵抗しているが、日本は、今まで素直に聞いてきた。苦労して儲けたも外貨を、幾度も円高で相殺されて、米に搾取されて来た。円高の歴史がそのものを物語る。トヨタは、ビッグスリー救済の犠牲、いや米国際収支赤字解消の為の引き金、犠牲と、なったとも言える。これチャンスと、日米中の貿易不均衡に是正攻勢が、ますます輪を掛けたように拡がって来ることに違いない。

こんな、何が起こってくるかも判らない市場動向で、うまく動いている人は、果たして何人いるだろうか。
我が「株式投資実況中継」や、週初までにオール銘柄売り、オールキャッシュと、なっていたが2月4日から、ポツリポツリと「買いシグナル」ついてきた。相場がはっきりと見えないときは、「最大益ボード」のシグナルに、忠実に従うべき、その効果は、いずれ近いうちにハッキリとなるだろう。

「最大益ボード指数」を見れば、NK平均は、まだ売りシグナルだが、IDXの水準は、未だかってない割安水準を示し、NY株式は、この急落の水準で、「買い」と、出ているではないか。株式投資実況中継の動きに目が離せない。来週から楽しみだ。

NKダウ平均



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