日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括0111

2008-01-11 16:21:32 | 今週の株式総括
今週の株式総括0111

 大発会から暴落相場、出だしが悪かったので、“うれしい話”から始めよう

子年は株が騰がるジンクスがある。1950年東証開始より、子年の東証再開以来過去4回の平均騰落率はプラス40.2%である。昨年末が15307円で同率の値上がりならば、21460円となる。08年は米大統領選挙の年。1959年以降過去14回の選挙年のNYダウ平均は平均で25%強の上昇。勝率で10勝4敗の好成績を残している。昨年のように始め高くて年末安くなるような相場は、面白くもおかしくもない。始めやすくても年末えびす顔になることを願いながら、株式相場に望みたい。
年初からの相場の動きを見ると、「そんなのあまりにも楽観的なジンクスだ」とおっしゃるお方は、聞き流してください。「谷深ければ山高し」とも言えるが・・・・・。

日銀副総裁は、利下げは今考えず、景気は減速でも輸出や生産は堅調だからという。「利下げは考えず」なんて、利下げの余地があればこそ言えること。もともと政治家の口出しで利上げのチャンスを失って、あげるべき時にあげられなかった政策判断のミスで、今では金利操作で、景気のかじ取りが出来なくなっているのも分かっていない。この人が次の総裁だと言うからなにおかいわんや。

政府は国会を大幅延長してようやく、新給油法案を成立させた。首相は「国際社会にメンツが立つ」と、とうにつぶれていることも知らずに。馬鹿らしい。
07年度の年金運用利回りが目標の5%にもとどかない。むしろマイナス1.97%に悪化したという。今騒がれている年金でも、運用利回りを大幅に上げれば、自ずから問題が解決していく。これだけ下がった東京市場に対策は何も出てこない。株を騰がる策を考えるのが一番で、それでいずれ何事も解決できることが分かっていない。

目先の政策ばかりの議論はピントがはずれて、しかも政権に“ちから”ないとなれば、外人も日本市場から逃げていくのが当然だ。

今まで相場をこんな時に支えていた個人も市場から逃げていく。

証券税制は投資家優遇どころか、強化をめざす。個人、法人は株式市場離れがますます進み、対策は何も出てこない。目立つ政策は住宅規制なるもので、それも景気を悪くした一番の官製悪法となったのだから、なにおか言わんや・・・。

サブプライムであれだけ痛手を受けた外資は、もう活発に個人マネー取り込みに動いている。JPモルガンは地方に拠点をつくり、フィディティは営業担当を大幅に拡充している。かたや国内大手銀行は、防戦一方で、お上の顔色ばかり伺いながら、黙ってみているいるのが現状なのだ。

米国はいよいよ大幅利下げをするというし、ブッシュは、個人や企業の減税も検討している。シティなど銀行はアラブ資金を取り入れたり、資産売却や投資ファンドの資金を積極導入で、対策をどんどんと打ち出している。
あれだけさわいで新給油法案を成立させた。それも今までになかった策で成立させることしか出来ない。
サブプライムの問題が解決した暁には、あらたな世界ががもうそこに見えてきている。

そのときの日本の寂しい姿が見えるようでならないのだが・・・・。証券界だけはそうなってもらいたくないと願うばかりだが・・・・・。

週末東京市場は、277円大幅安で14111円で終わった。だが「最大益ボード」は、「買いシグナル」点灯した。
いよいよ好機到来、「来週は、今年で一番おいしいところが仕込めるところ」と、なるのかも。忙しくなりそうだ。
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よき週末をどうぞ



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