日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括0130

2009-01-31 12:18:05 | 今週の株式総括
今週の株式総括0130

 大相撲初場所が始まる前、殆どの専門家の朝青龍の評価は、出場しても1勝3敗で途中棄権とか、全く評価していなかった。それがどうだ優勝してしまった、テレビに出ている元NHKのアナウンサー杉山氏、初日に勝っても厳しく言っていたが、いまでは「初日の稀勢ノ里戦が3勝にも匹敵する」と弁解して、それを契機に勢いづいたとベタほめ。それでも優勝したとはいえ95点だと。土俵で優勝した朝青龍が両手を挙げて「ばんざい」をした。私もちょっとびっくりしたが、横綱は喜びを押さえるのだという。

 相撲は正式には国技ではない。国技館でやっているから国技といっているだけなのだが、柔道でも優勝したら畳の上で両手を挙げ跳んで跳ねたりして喜んでいる。時代はどんどん変わっている。相撲協会といい横綱審議会こそ、変わらないと、どんどん時代に取り残される。横綱審議会の委員には、天下りばかりで、いままでの相撲不人気の責任をとってむしろ辞めてもらいたい。相撲人気の低落を救った朝青龍には、引退後はいずれ大改革を行う理事長の席が待っている・・・。

 優勝カップ授与に出た麻生さん一所懸命に笑顔を作っても、定額給付金や消費税上げで、ミソを付け自民内からも批判続出、世論調査で自民支持率も10%台へと突入。夜のホテルのバーでの気休めも出来ず、内閣延命作戦の練り直しとなる・・・・・。

 相撲の評論家と同じく、証券の専門家やエコノミストも予想ハズレばかり、反面教師も前のレポートで強気宣言をした途端、目先天井であれから相場は下がりっぱなし。先週末には相場の強気発言は一切なく、何故こうまで景気が悪くなったか、くどくど解説をしていた。私は読んでもよく分からない、勉強不足で理解できないのか、高度の理論なのか。しかしこんな人が証券の専門家というのだから、相撲協会や霞ヶ関と、大して変わらない。

 同じ教師でも、私の同期の1人の女性が、70を前に女学園の校長に請われて復帰した。先週同窓会で合った。余興でハワイアンは踊るし、ダンスは何でもござれ、明るく誰からも好かれる性格。人を批判するのはついぞ聞いたことがない。私こそ、見習わなければならないが、生徒の名前を全員覚えているという。
 おぼえる先にを忘れていく、いまの私には出来っこない。こんな校長を元に勉強している女性は、いずれ素晴らしい女性となり、母になって日本を支えて呉れるだろう。私の故郷、岡山の山陽女子学園、ますます名門校の名が上がること請け合い。

 オバマ大統領の就任演説の中に「家は失われ、職はなくなり、ビジネスは台無しになった。我々の健康保険制度は金がかかり過ぎる。荒廃している我々の学校はあまりにも多い。さらに、我々のエネルギーの消費のしかたが、我々の敵を強化し、我々の惑星を脅かしているという証拠が、日増しに増え続けている。道路や橋を造り、電線やデジタル通信網を敷き、商業を支え、我々を一つに結び付ける。
 科学を本来あるべき地位に戻し、医療の質を引き上げながら、そのコストは減らす。太陽、風や土壌を利用して自動車を動かし、工場を動かす。新時代の要請に合うよう学校や単科大、大学を変えていく。我々はすべてのことを成し遂げられるし、行っていく。」この文言に、次の「成長株を探るヒント」がいっぱいある。

 下に掲載の「最大益ボード」のNK平均のチャートを見ていただきたい。長い下落過程が100日回帰曲線で見ると、横ばいから上昇の動きとなっている。現在の株価は厚い雲の下限で頭を雲に押さえつけられている。しかし10日以内には、雲も薄くなり横ばいとなる。大きく下がらずこの辺の価格で現状を維持すれば、いずれ雲の上抜けで明るい相場は期待出来そう。

 週末はNY安と決算悪を受けて、NK平均も大幅安となったが、前の安値を下回らなかったし、続々出る決算悪や下方修正でも、決して株価が下離れしたわけではない。チャートのIDXは下落基調からそろそろ横ばいで、「最大益ボード」で、NKは、1月7日から「売りシグナル」が、続いたが、近く買い転換となる可能性がある。
 NY株も全く同じような感じに見える。あと少しの辛抱がいるのかも。100日線の2シグマ割れは10月に2度記録した。確率論から100のうち3度あれば充分で、この下げ2番底形成となるのか。


 「まちふくろう」には、こう記した。01/28 pm14:50配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第36弾、7205日野自動車某証券が低位株ファンドを募集を計画中。オバマ政権が日欧の水準に合わせて環境規制を厳しくする。脱石油をはかり再生エネルギーで雇用増大・景気回復を図る。同社は既に、赤字転換、リストラ700人、工場閉鎖など悪材料は出尽くした。
 株価も市場高値から6分の1で160円台をもみ合い中、すでに将来に目を据えた政策転換を図り、従来のトラックの2.5倍の燃費性能で価格も半分と新型エンジン開発。最大益ボードは、まだ「売りシグナル」だが、テクニカル水準としては安値圏で買い転換となる日も近い。最近の日経新聞の同社の関連記事を掲載した。
1/16、日野自動車、茨城に新工場、13年にも生産開始、半世紀ぶり、新興国など潜在需要大、将来の需要回復にそなえ。1/11、日野自動車がハイブリッドトラック、燃料1リットル当たり距離でみた燃費性能一般トラックの2.5倍、来年にも日米欧で発売、価格差も半減し50万円に

低位株をピックアップしたボードも掲載http://www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/saiko/teiikabu.htm

 http://fukurou.sub.jp/ は、「注目銘柄を速報配信」するサイトです。銘柄診断(無料) 日経平均・NYダウ・WTI・為替の「最大益ボード」で分析したチャートです。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/saikoekiboad/kaisetsu/kaisetu.htm



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