日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括0227

2010-02-27 08:32:32 | 今週の株式総括
今週の株式総括0227

きょうも東横線で人身事故、電車がストップしていると報じていた。オリンピックニュース以外は、殺人事件ばかりで、いよいよ公共団体が賞金出して犯人探しをする。報道ルポで派遣社員契約解除で、その日暮らしの人を取材していた。懐には全財産100円玉数個、あの銀行で強盗でもして・・とか、あすは電車にと、近頃悪い方ばかり考えるようになったという。証券界隈は、職探しがうようよ、一時銀行と証券の垣根の撤廃で、銀行が証券会社の社員を大量に採用したが、証券の社員も、華々しく銀座に店舗をもって拡大していったが、当時の勢いもいまや何処かに、自宅でネットでひっそりと、店をどんどん引き払っている。家賃や人件費も出ない。銀座のビルは、空室ばかり。コンピュータやネットが雇用を奪い、人間をはじき出す。株の世界も、先物・ディバティブなど派生商品が席巻し、証券本来の株式を駆逐する。出来高はさっぱり、市場が薄く一部の投資家に相場が引っ掻き回される。当然乱高下は、もう当たり前の日常茶飯事、先行きは明るさが市場にはさっぱり見えてこない。こんな相場を一日中見ていたら、それこそネット投資家は精神状態、心の健康は堪ったものではない。警察官とか、証券会社の人間は、退職すると一気に年を食って老け込むという。平均寿命は65歳とか。何時も目をギラつかせて、気が張っていたのが、退職とともに急に抜けて仕舞う。適度の緊張ならいざ知らず、命に次ぐ大事なカネを扱っていると、気の休まる時がないからだろう。
「かつひこ日記」と絵の掲載を始めて2ヵ月になるが、何度も読み返した。画家の気持ちが良く伝わって来る。心を豊かに、明るく、慰め、励まし、力づけてくれてるようだ。最近特に相場をみられるようになった。慌てない騒がない。チャンスは何時でもあり。いつでも来る。何だ自分には良く判らないが、何かが変わってきている。良く判らないが何かいいことが起こりそうだ。そんな気がしてならない。かつひこ日記と絵のお陰だと思っている。それ以外にはない。考えられない。嬉しいいことだ。

 今週は、トヨタ社長が米公聴会に呼び出され、事件を追求された。日本の輸出と成長を支えてきたトップ企業の追求だけに今後の経済に大きな影響を与える。米の出口政策に加え、中印に続いてブラジルを始め新興国で、その動きが出始めた。それだけに市場の注目されたが、日経平均は前週末比-2.5円と価格の面では大きな下げの動きはなかった。出口政策そのものは、過熱、行き過ぎを防止する意味で、景気が良くなっていることを示す。日本のデフレとは、逆で日本でこそ今こそこの傾向が欲しいもの。

 先週末比でダウは大きな動きはなかったとはいえ、「最大益ボード指数」では、NKは、「売りシグナル」に変わった。日経ミニ売買実況中継でも、日経ミニ先物は、「売りシグナル」となった。厚い雲の上限に沿って、上昇かとの期待を抱かせる週であったが、どっぷりと雲の中に放り込まれた感じで、むしろ完全に上値を追うには、いかにも上値の重しが強そうな雲行きとなった。

 下限の雲の長い直線は下値抵抗としては頑強だが、一旦下抜けると、今度は逆に強い上値の抵抗となる。

何れにしても、為替が90円を大きく下放れしない限り、まだボックス圏の動きと見られるが、ギリシャ問題、ユーロ安、新興国など出口戦略、米国経済の先行きなど、一喜一憂の相場展開が続く。株式実況中継を見ても個別銘柄は、週初から、売り転換となっていく銘柄が多くなる。日経ミニが「売りシグナル」となったことと重なって、上値の重い相場展開となりそう。

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