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日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括0612

2009-06-13 08:47:56 | 今週の株式総括
今週の株式総括0612
郵政改革の名の下に、送り込んだ民間の社長が、国民の財産を二束三文でたたき売りする。それを総務相が追求しても居座る郵政社長、その争いの首相裁定が、なんと「総務相の更迭」で、「郵政社長は続投」させた。郵政社長は改革のために民間から起用したひと、くびにすれば改革に後ろ向きに評価されると、選挙見え見えで遅まきながら決断をくだした首相、改革はおろか国民財産をバカ安値で売り飛ばす、そのことは責任問題にもならない。西川社長は民間出身といえど、もう顔はすっかり天下り官僚そのものに見える。まああと少しで消えていく政権のやることこと辛抱するしか仕方ないのか。
いよいよ日経平均が1万円乗せを実現した。
4月景気一致指数は11ヵ月ぶりに改善、景気の低落が止まる。先行きリスクは懸念するも日銀は景気判断を上方修正した。倒産も5月は、1年ぶりに6.7%減となり、4月の機械受注も2ヵ月ぶりに0.7%プラスになった。鉄鋼ステンレス各社は一斉に減産を緩和し、素材各社も非鉄・化学が回復の兆しが見え、あれだけ悪かった半導体も減産緩和の動きが見える。
景気は3月が「底」で4-6月はプラス成長と大方のアナリスト予想する。

米は雇用創出のために、今後、100日で60万人雇用創出と大統領が表明し、景気対策を加速する。雇用の安定の最優先は、実体経済の悪化を止めることにあり、金融・自動車の大量出血を止めることにある。
5月の失業率は9.4%と前月の8.9%から上昇し、1983年以来の高水準に達したが、減少幅は、2月-68万1千人、3月-65万2千人、4月-50万4千人、5月-34万1千人と、尻上がりに減少幅が縮小している。子の数字を見る限り既に2月に底打ちしていることが鮮明だ。
もう米金融大手10社は、公的資金返済を始める。ゴールドマンやJPモルガンなど、総額6兆66000億円の公的資金の返済を始める、金融システム安定へ第一歩が踏み出されたのである。

世界経済は、年末に「底入れ」で来年「回復」と、OECDが2年ぶりに、上方修正の予想を出した。
BRICs各国は景気減速化でも株高となり、潜在成長力を評価され昨年末比4-7割も上昇している。
3月の安値を付けるまでに大手証券の口座開設は、08年度108万口座と、個人の申し込みが殺到した。株価が下がれば下がるほど口座開設が増える逆行現象が起こっていた。100年の一度の安値なら、リスクをとっても今後はそれほど大きな痛手はないと、個人が動き出したのだ。個人マネーの復活で、株式売買はふくらみ、投信には資金が大幅流入、5月は1年5ヵ月ぶりに5000億円となった。

通常、下げの戻りは、3分の1が自律反騰の域。日経平均の07年高値1万8261円から今年3月底値7054円まで1万1207円の下げ幅で、その3分の1戻しとなれば10789円である。また、節目となる昨年6月戻り高値1万4489円からの半値戻しは1万771円だ。

今週の「ふくろう速報」には、こう記したhttp://fukurou.sub.jp/
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6/12 am9:00配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第62弾
日経平均1万円台ともなれば、それなりに出来高が伴う銘柄で、業界のトップ銘柄が狙われる。
「7011三菱重工」は、原発、石炭火力、太陽電池などこれからのエネルギー資源の本命、「8058三菱商事」「8306三菱UFJG」「8802三菱地所」など三菱トップが日本経済を引っ張る。
「9005東急」渋谷再開発、不動産価格下げ止まりから、いよいよ上値の壁を突き破る株価の動き急。「8815東急不動産」など、不動産株も大いに注目。
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6/10 pm14:44配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第61弾
「9984ソフトバンク」
1700円から1850円でももみ合っていた高値を昨日上抜きした。2000円のせからからいよいよ個人中心の代表ディーリング相場が期待できそう。ソフトバンクは証券デーラーなど個人も頻繁に参戦する銘柄でこれが動きだすと、したに掲載した銘柄で特に「商社、銀行、電機」など、値がさでも100株単位で売買できる。先に速報で取り上げた銘柄中心に、ネット投資家が多く参戦し活況が期待できる。
チャートで見れば、W底を形成してやれやれで一休みを入れての上昇で、きょう初めて動意が見えた。下に掲載した個人の比較的参戦が多い銘柄を取り上げた。ネット証券の口座開設が急増している。これらの株がいよいよ活躍する場となってきた。
http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/saiko/kojin.htm

6/9 am9:26配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第60弾
「6474不二越]、・・・低位数量の出遅れ銘柄として・・・
工具・ベアリング・産業ロボット、油圧機器、工作機械特殊鋼など自動車・建機の減産をもろにかぶるも、トヨタが筆頭株主で、プリウス予約受注急増、在庫減などでいよいよ急回復が望める。設備投資抑制、非正社員500人減、工場一時停止、材料削減など進めるなど全社横断型の選任チームを作り、コスト抜本見直し、在庫の一元化などの効果が、いよいよこれから。
09年4月14日210円抜けから本格的上昇となるが、5月7日の高値198円、安値173円の2ヵ月に及ぶボックスの揉み合いをいよいよ抜ける。

今週の株式総括0605

2009-06-07 09:23:19 | 今週の株式総括
今週の株式総括0605
GMの破産申請で、米の一番懸案だった問題が一応の決着となった。
米住宅販売は2ヵ月ぶりに増加、新規失業保険申請者数は2週連続で減少、耐久受注は4月1.9%増となった。消費者信頼感指数は5月54.9と4月の40.8と比べ大幅に改善した。欧州景況感も2ヵ月連続で改善し底入れの公算が見える。中国の景気刺激策の効果は、不動産価格の上昇、自動車買い替え補助は消費を刺激し内需回復はめざましい。アジア株式市場は中国勢が躍進し、特にインドの株価指数は大幅高を記録した。アジア経済成長はは1-3月実質5.3%成長となった。内需が下支え役になり、外国企業の積極投資が続く。
日本も4月の鉱工業生産は5.2%プラス、56年ぶりの上昇率、生産も持ち直しの兆し、在庫調整が進む、内閣府5月景況判断、全国11地区のうち7地域で上方修正し、景気判断「悪化」を削除し、5月の月例報告では「事実上の底打ち宣言」となった。
新車買い替えの補助金申請が19日から受け付けが始まる。13年以上の中古車で買い換えると普通車で25万円、廃車を伴わない新車購入で10万円補助金が出る。トヨタは小型車生産で1000億円コスト削減を図り、愛知・堤工場に他工場の1000人移管して2割増員し、新型プリウス増産する。プリウスの受注10万台に迫り、ホンダのインサイトは3万50000台を超えた。
世界半導体出荷は今年21%減だったが、来年は7.3%増加する予想だ。5月の薄型TV売上高は22%増となった。電子部品価格の底入れも鮮明で、TV用液晶パネルは2ヵ月で6%上昇した。全国量販店前年同期比薄型TV販売額45%増、冷蔵庫は16%増となり、エコポイント採用で量販店の売り上げは滑り出しは好調、
素材各社の高値在庫減り来期黒字化を見込む。今期の実質利益は減少したが、製造業の収益環境は回復の兆しが見える。4月の交易条件指数89.1と前年4月より6.1ポイント改善で、最大の上昇を記録した。
半導体製造装置は受注に改善の兆しで、4月BBレシオ10ヵ月ぶりに上昇した。原油安や素材安は仕入れコスト軽減となり、かってないほどのリストラは収益回復に大きく寄与する。100年に一度という経済悪化も急激なら、これだけの設備廃棄、リストラ、経費削減など企業努力は、かってないスピード回復の期待性を秘めているかもしれない。

大手証券の、新規口座数は最高にこの時期に最高になったという。08年度108万口座で、株安は絶好の好機と開設が急増した。1600兆円という個人資産が、リスク資産へのシフトが始まった。
 政治がダメ、将来の年金があてに出来ない。一番あてに出来るのは、自分だけ。100年の一度の株安なら、100年に一度の買いチャンスがやってきた。
私の反面教師は、「マイナスバブルの是正」という重大事実を無視する危険性、という。大げさな表現を気にしながら・・・。
「最大益ボード指数」は、NK,NYともに「買いシグナル」が点灯したが・・・・。
「GMとシティ」が、NYダウから消える。NYダウの下げ足を引っ張っていた張本人がいなくなるのだから、ダウは、来週から「上げ足を速める」となるか、下げきったあく抜け銘柄を排除しただけに「上げ足が鈍る」。両指数の動き次第で相場の方向が決まるいまの市場だけに、さて軍配はどちらに上がるか興味津々!!!!

今週の「ふくろう速報」にこう記した。
6/4 am11:03配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第59弾
6大銀行赤字1兆1700億円、今期は8900億円黒字想定している、株安や、不良債権処理で、本業不振だった、まだ企業倒産の拡がりが重しになるが米モルガンが公的資金返済へ普通株発行で22億ドル調達するし、バンカメは資本不足解消へ約330億ドル調達で資本不足解消する。
GM破産法の悪影響は大方織り込んだようで、このところ整理基調であった銀行株の2段上げの仕込み場かも。

「8308りそな銀行」100株単位
秋には公的資金返済と会長が言う。4月は、高値1400円、安値1300円で揉み合いのボックスを上抜け、5月は高値1500円、安値1400円のボックスでおよそそれぞれ1ヵ月もみ合った。個人が参戦する銘柄で信用貸借取り組倍率0.84倍と好取組、最大益ボードでは、まだ売りシグナルで一目均衡表も日足は雲の中だが動意ついてきた。日経平均は6日連騰しているだけに静かに押し目を拾っておきたい。勿論「8306三菱UFJ」「8411みずほFG」も。

6/1 pm14:41配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第58弾
「9715トランスコスモス」
安値から倍以上になったといえ、05年12月30日には4975円高値の株が09年2月27日には、ただの422円安値となって高値から見れば小反発した程度。05年12月680円から09年2月27日422円に売り込んだ信用取引の期日が6月から8月にかけてやってくる。全部がその売り残とは言えないが42万売りに対して買い残27万株で逆日歩責め、倍率は0.64倍と好取組、今年の夏はこんな銘柄が暑くなる。内容は4月23日速報をご覧ください。

6/1 am10:27配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第56弾
「6728アルバック」お待たせしました。いよいよ揉み合い離れです。
揉み合いが長かった分その上放れは、速く値幅が大きい。
ふくろ速報第52弾参照ください。

6/1 am6:54配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第56弾
「8031三井物産」「8058三菱商事」5/13配信の速報を53弾再度ご覧ください。原油や素材の値上がりで不況脱出は先ず商社から、長いもみ合いをついに上離れる。低位商社株なら「「2768双日」もいよいよ。

今週の株式総括0529

2009-05-30 09:16:51 | 今週の株式総括
今週の株式総括0529
もうここまでで出尽くしと思った麻生政権の御粗末が、またも噴出。いい加減に解散したらと思うのだが、補正予算が成立したら、今度は「国会会期延長だ」という。「景気回復が優先」を御旗に、解散総選挙は、「人気が回復したら」の条件となれば、これでは到底かなうはずがない。自ずと解散時機を失して、なおボロ続出では、9月期限までズルズルと首相権限の解散はもうない。総選挙後では、麻生政権なんて誰が見ても考えられず、今のうちに出来ることをやっておけと、補正で天下り先に大量の資金を供給したり、補正の関連法案で国会会期延長で1日何億円もの国会運営の資金無駄使い。いずれ登院できない議員への資金補給をしているようなもの。あれもこれも議員と官僚のもたれ合いで、なれ合いの政策のやりたい放題だ。
GMが債務削減に失敗して法的整理が濃厚となった。破綻は時間の問題と相当分が株価に織り込まれたとはいいながら、水曜日は米国株式は170ドル強と大幅に続落した。しかしそれを受けて始まった木曜日の東京市場株式市場は、寄り付きこそ100円以上の下落で始まったが徐々に戻して日経ダウ平均は殆ど下げなかった。
 北朝鮮が核実験、ミサイル発射など地政学リスクがある中、外国人は買い越し、先物市場では大口の買い物がでて、日経平均を下支えする。
GM破綻は、米財政悪化で金利上昇を招き、ドル安円高は、次第に資源価格上昇、新興国・アジアへの資金供給となって景気回復は株価上昇を呼び込んだ。景気悪化で「債券先物買い」「株式先物売り」を解消にと、一気に進み出した。
「最大益ボード指数」では、NK,NYともに「売りシグナル」となっている。NKは、IDXは60前後で高値のもみ合い、売りシグナル点灯して2日目でその平均点灯期間は6日間と比較的短い。テクニカル的には高値のもみ合い状況とみえ、状況次第では、簡単に「買いシグナル」が点灯する。NYは、既に「売りシグナル」が点灯して、もう9日経過した。平均売りシグナル点灯が8日間だから、いつでも買いシグナルが点灯してもいいぐらいの調整基幹は経過した。
NK平均は先の戻り高値を更新したが、NYが5月8日8574.65を今週は上抜けてくれば、いよいよ面白い場面となる。NK,NY指数が両シグナルとも「買い」になることが、市場環境の好転を判断する絶対条件である。

今週の「ふくろう速報」には、こう記した。http://fukurou.sub.jp/
5/27 am7:56配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第55弾
「7203トヨタ」100株単位(既速報銘柄のフォロー
米国は車の新規制を、16年に前倒しカリフォルニア規制と同等にする。車燃費1リットル15キロと4割厳しく、ビッグ3の負担重く開発投資増迫られる、既に日本車の燃費はハイブリッド車がリッター38キロと倍以上のの燃費を実現、日本勢の優位は動かない。「最大益ボード」は、昨日「買いシグナル」が点灯した。
「6758ソニー」100株単位
部材・素材の調達先を、2500社を1200社に半減し、5000億円を圧縮、家電価格低下に対応し、コスト構造を総点検する。TV・ゲーム苦戦続き、前期最終赤字989億円となったが、今期営業赤字縮小を見込む。大方悪材料は出尽くし、最大益ボードは、「売りシグナル」だが、日柄整理が進んで、いつ「買いシグナル」に転換してもいい。
「6702富士通」1000株単位
前期最終赤字1123億円、リストラ損失を積み増した。今期経常利益伸び率は上位にランクされています。「「最大益ボード」では、「売りシグナル」だが、悪材料出尽くし感で戻り高値をつけ、ただいま押し目形成だが、日柄整理も終わりに近い。
いずれの銘柄も、押し目をいれ整理が進んだ銘柄です。信用貸借倍率も低い。買い方に取っては有利な材料です。テクニカル的に円高の反転も近く、それを契機に上放れの体制が出来上がったよう。GMの破綻云々にかかわらず、その後に方向感は必ず輸出関連株にフォローの風がふく。業界トップ銘柄でじっくり秋の実りをまつ。

今週の株式総括0522

2009-05-23 10:46:03 | 今週の株式総括
今週の株式総括0522
鳩山民主が誕生して、政党支持率が自民を逆転、またも麻生政権は、解散総選挙に打って出られなくなった。解散にも打って出られない政権にもう政治能力は失せたも同然、政治の世代交代がいよいよ進む環境は整ってきた。政権交代で、懸案の霞ヶ関改革が進み、財政悪化をくいとめ、改革の推進が進むことが期待される。
福田政権が「天下りや渡りを全面廃止する」と新聞記事がある。福田康夫ではなく福田赳夫で1977年の新聞記事である。32年間も役人は無視して現在にまで来ている。全く政策は役人に操られ政治家は役人に使われる。今度の補正予算だって14兆円のうち3兆円は天下り先の法人に流れている。毎年12兆円あまりが特殊法人や公益法人に流れ税金で補助している現状をなんとする。財政悪化の根源となった改革こそが日本経済回復には絶対必須条件であり、その確実な実行のための政権交代こそ消費税を上げる前にやるべきことなのだ。

米景気悪化ペース鈍り住宅市場に下げ止まり感が出てきた。、日本の上場企業今期経常益8%減となるも在庫調整やリストラの進展で下期は回復を見込む企業が多くなった。マンションの契約率が首都圏で1.6ポイント上昇、トヨタの新型車プリウスの受注が8万台を超し、ハイブリッド車が今後の車の救世主に浮上してきた。三菱マテリアルは8月から車向け需要回復傾向で銅地金フル生産、半導体装置7社は今期最終赤字となったが、下期には一部黒字化、電子部品価格も底入れ鮮明、TV液晶パネルも2ヵ月連続で6%上昇、エコポイント導入で電機量販店など前月比4割売り上げ増、2月の消費者態度指数は消費心理が持ち直し4ヵ月連続の上昇となった。悪い決算ばかりで、くらい見通しの中にも明るい兆しもチラホラと見えてきた

インドの株が急騰した。改革先行を国民が期待して選挙で与党が大勝した。日本も政権交代となれば、株が大きく上昇することを暗示しているのかもしれない。
最大益ボードでは、NKは「買いシグナル」点灯だが、NYは「売りシグナル」となっている。NYが買いシグナルに点灯するには、まだ日柄整理が必要とみえる。やはりGMの再建がどう進むか。29日の結論だがやはりその後の成り行きが見える頃までは、NY指数の上昇は期待できない。
円高もまだ終焉はみえない。新興国に資金移動でドル安が円高、ユーロ高となっている。主要輸出関連は、円高が株価の重しとなっている。結論はやはりGMの展開次第、その結果を見てからと市場参加者の目は、自ずとジャスダックなど新興市場株に向くことになる。
http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/saiko/kojin.htm

5/20 am10:22配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第54弾
GDP発表マイナス15.2%、為替95円台で落ち着き、米景気悪化ペース鈍り住宅市場に下げ止まり感が出てきた。日本の上場企業今期経常益8%減となるも在庫調整やリストラの進展で下期は回復を見込む企業が多くなった。2月の消費者態度指数は消費心理が持ち直し4ヵ月連続の上昇となった。
大方市場は下期の回復を見込むも、テクニカル的には過熱感。最大益ボード指数でNK、NYとも「売りシグナル」がそれを証明する。
http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/saiko/sisuufiles1.htm
ネット関連のトップ銘柄で、戻り高値から調整して半月余り、調整十分の既速報銘柄がここから
「2121ミクシィ」は、まだ「売りシグナル」だがIDX水準も低く調整充分、近く「買い」に転換する水準。
「2432ディー・エヌ・エー」は「買いシグナル」転換した。転換して2-3日目までが一番の買いチャンスとなっているが・・・

今週の株式総括0515

2009-05-17 10:47:08 | 今週の株式総括
今週の株式総括0515

 あれだけチョンボばかり繰り返した内閣の人気が世論調査で回復しているというから驚き。補正の2割の資金が天下り先に流れている景気対策の現実を知ってかどうか。全く霞ヶ関改革に無頓着な内閣をもう既に国民は忘れつつあるのだろうか。対抗馬の小沢氏の代表引退も遅すぎた。到底次の衆院選で政権を奪っても、傷持ちではやれることは限られる。ようやく代表辞任にはなったが、世論調査に押されのうえ、口べたで党首討論もママならず人心をつかむにはやはり不足感は否めない。今までの経緯から裏方に徹する人物か・・・・、どうせ総裁となってもカネまみれの政治のイメージしか湧いてこない。

しかし、これを契機に民主党も一気に若返れば、明るい兆しが見えてくるが鳩山代表決定で小沢傀儡が見えてくる。麻生政権は、またも解散時機を見失った。しかも酒に女はつきものというが、それも現実となって麻生政権を追いつめる。

霞ヶ関は、いまのうちやりたいことはやっておけとばかり、凍結されている地方省庁の建設を密かに進めている。理由の一番が「耐震でないから」という。学校・病院など耐震工事をしなければならない建物は全国に数え切れない。四川地震で批判された中国の官僚のわがままが蘇ってくる。あの地震で子供が一番被害を多く受けたのだ。それも手抜き工事が原因だった。その過ちをまた日本で繰り返そうとしている。もう霞ヶ関のわがままを絶対に許してはならない。

好調企業は節約・癒し・健康だそうだが、デフレの波は容赦なく兜町を襲う。昼弁当が290円台に突入した。あるところでは弁当をビルの中にまで販売にくる。それもミニスカートの若い女性が来る。ミニスカートが短い娘ほど弁当の料金が高い。そんな娘の太股を眺めて、鬱憤を晴らし気分を癒す証券マンの哀れが見える。昔は高い銀座のクラブや料理屋を利用していた兜町の人間も今は毎日の弁当代まで節約に・・・・する。兜町界隈の繁盛していた料理屋やコーヒー店もどんどんつぶれて、廃墟のようになっていく。



連休中まで好調だった株式が、あの私の反面教師とあがめる人が、5月7日に

「負のバブルの是正が始まった」―クレジット市場の一段の正常化はさらなる株式ラリーを示唆―

途端に上昇はとたんに止まって下げに転じた。罪な人は何時までも罪なことを・・・。

でも過熱感で調整やむなしの時であったから、下げて当然。景気回復を先取りした分で少々はげたが、下げがきつかっただけにこの戻り程度では、まだまだ始まったばかり、たまにはこの人の言葉も真面目に受けて相場を見ていかなければならない。

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今週の「ふくろう」にこう書いた。

5/13 pm13:50配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第53弾

GMの役員の持ち株売却など、あきれてものが言えない。折角の再建話も遠のくばかり。米国市場を嫌って新興国に資本移動がドル安となり、その反動は急激な円高と来期見通しの下方修正で売りたたかれた。円高はいいところまで来た。業績下方修正は前から分かっていたこと。「7203トヨタ」ここからは押し目買い。売れ行き好調の省エネ車「インサイト」の7267「ホンダ」も拾い場

「8031三井物産」原油高騰でだんだんと商社の存在が注目される。来期決算は1-3月の最悪状況をもとに作成、回復状況は予想に織り込まずと。1200円乗せから本格上昇へ。「8058三菱商事」も。

いずれの銘柄も先に速報で安いときにご連絡したが、「最大益ボード」では、まだ「売りシグナル」のままです。「買いシグナル」点灯を確認して本格買いだが、それまでは打診買い。いずれも100株単位。年末をお楽しみの銘柄で、あくまで業界のトップ銘柄を買う。

 「最大益ボード指数」でNK,NYともに「買いシグナル」点灯していたが、NYは5月15日終わり値で「売りシグナル」となった。

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5/7 am10:00配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第52弾

「6728アルバック」1ヵ月に渡り1800円から2000円のボックス圏での動き、いよいよ昨年11月末から12月かけて1000円以下まで売り込んだ信用売りの期日が到来する。貸借倍率0.69で123万株の売り株が残る。信用売りの期日調整の買い戻しは、経験則だが期日1ヵ月前に集中して清算される。

本格上昇は、4月7日高値の1993円抜けからだろうが、動意付いた今は静かに拾っておくべき。第48弾も参照してください

今週の株式総括0501

2009-05-02 10:18:16 | 今週の株式総括
今週の株式総括0501

次の衆院解散で総選挙は、衆参のねじれが解消され、ようやく日本の改革も進むと期待されたが、小沢献金問題のごたごたで、よたよただった麻生政権がまた蘇りつつある。

ようやく今ごろになって衆院選が近いとか改革姿勢を示すため人事院が国家公務員のボーナス1割減を勧告した。銀行の不良債権処理は1.7兆円に及び、企業の1-3月は連結経常損益がが赤字に転落し、失業率は4.8%に前月比0.4%も上昇し、雇用情勢は大幅に悪化した。その影響はもろに民間が厳しい経済情勢を受けているにもかかわらず、国家公務員ボーナス減など初めてだというのだから、如何に今まで税金でぬくぬく懐を暖めていたか分かる。財政悪化で国債増発で国の借金増大は、不当に高すぎる給与や不正な支払い、つまり「天下り」などに支出された歳出の積もり積もった果ての借金の結果がもたらしたモノである。その根源を先に絶たずして、国民負担にすり替える消費税増税など許すべきではない。

 小沢問題で失政続きの麻生政権もやっと支持率回復、あたかもそれら問題が解決したかのように、首相が動くことに決して国民は騙されてはならない。なにも新たな政策が進んだわけでもないし、以前としてなにも変わっていない。現実は厳しくなっているばかりなのだ。自民党の1年に3度までの首のすげ替え、不祥事続きの「政権投げだし交代」を絶対に忘れてはならない。

庶民のふところが寒いにもかかわらず、好天続きのゴールデンウィークがやってきた。GDP成長率を0.4ポイント引き下げ予想だそうだが、世界的金融経済危機につづいて、世界的な拡がりを見せる新型インフルエンザは、解散総選挙の先送りを後押し、「麻生降ろし」はどこへやら、また改革の先送り、経済に政治にと日本の試練はなお続く。

「最大益ボード指数」でNYは、4月30日に「買いシグナル」に転換した。8000ドル近辺のもみ合い離れと見える。NKはINXが4月上旬70台と割高水準であったが、50まで下落し、休み明けには40台突入になる。

4月は9000円を上値の壁としたもみ合いだったが、一目均衡表の雲の上限をはるか下値に値堅めを完了した。上昇波動に突入体制がいよいよ出来上がったよう。回帰曲線がその方向を暗示する。



今週の「ふくろう速報」に、こう記した。

4/30 pm10:56配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第51弾

先週末先物で理由なく売り込む、昨日のNY高を見て前場は買い先行で始まる。しかし、NK指数は「売りシグナル」ということは、市場はまだ整理基調で戻りは売りと言うことになる。

NY指数がきょう高ければ「買いシグナル」転ずる。

きょう寄り付きから買い気配で上昇した銘柄を避け、買いシグナルの銘柄か、「売りシグナル」が点灯して、整理基調だった割安銘柄を絞って、打診買いと行きたい。

先般速報の銀行株の押し目、それと「ど真ん中銘柄」として注目した業界トップ銘柄の中で、決算悪は織り込んだ三菱商事(8058)はテクニカル的にも整理が進んでいる。押し目は積極的に拾っていきたい。

新たに三井物産(8031)も整理が進んで割安水準。ここから買い下がってもいい水準だ。

ミクシィ(212)は、急騰の初押しです。この押し目は積極的に買っておきたい。

ディーー・エヌ・エー(2432)は、急騰から調整中360000台堅めから、いずれ高値となろう。

今週の株式総括0424

2009-04-25 12:48:17 | 今週の株式総括
今週の株式総括0424
昨年10月はリーマンの破綻で世界的金融危機が懸念され10月31日、日経平均は7000円割れ、ザラバ安値6994.9円を付けた。6ヵ月前のその頃の新聞記事と今日とを比較した。当時の日経の記事は、・・・・。
*三菱UFJ、最大1兆円増資、金融安定化で官民足並み、株価急落に危機感、貸出余力向上へ予防、健全行の自力増資の流れ
*市場安定化策、きょうにも策定、銀行保有株や買い取り規模など調整
*金融危機で、世銀が緊急融資を拡大、途上国向け貸出額倍増しIMFと共同歩調
*米の金融安定化策始動、週明けから企業のCP買い取り、経済悪化が追加策迫る、資本注入を保険会社などに

それからおよそ6ヵ月経過して景気悪化の現実が表面化している。おおよその記事は・・・・。
*大手金融の前期最終赤字4兆円、不良債権、製造業も、貸し渋り懸念再燃も、みずほ5800億円、野村7000億円、大和最終赤字1000億円、日興も百数十億円
*世界経済、年末にかけ回復始動、G7共同声明案、政策での協調を継続、フォード赤字1400億円に縮小、1-3月、政府支援は不要
* クライスラー、来週破産法申請も、財務省が準備指示、米政府は破産法申請なら「つなぎ融資」を検討
* 米耐久財受注3月は0.8%減、市場予想は1.5%減
* 米新築一戸建て住宅販売0.6%減、3月前月比、過去最低を記録した1月に次ぐ低水準だが、7ヵ月ぶりに前月比プラスに転じた

経済悪化の影響が今もろに表面化している様が分かる。日経平均株価は4月24日8707円で当時ザラバ安値と比較するとプラス1703円で、悪材料の現実が表面化しているが、多分に株価は織り込みで底打ち感から上昇と見える。四半期実質GDPの落ち込みは昨年10-12月期で米国が年率▲6.3%に対して、日本が同▲12.1%と2倍の悪化。株価も07年の高値からその後の最安値まで、NYダウ平均の▲53.8%の下げに対し日経平均は▲61.4%の暴落となっていた。
いよいよ東京市場の逆襲が始まる。100年に一度という経済危機は、大胆なリストラや大幅な経営改革などのステップを踏んで、日本企業は次の成長に向け、かってないほどの大きな経営財産や回復力など、計り知れない新たな武器を身につけた。
米金融不安の和らぎと共に今度は逆の現象が起こってきた。今年最安値となった3月安値から見ると、NYダウ平均が24%の上昇に対し、日経平均は26.2%の上昇と米株価をリード。昨年末比ではNYダウ平均▲7.4%に対し、日経平均は0.5%とプラス浮上してきた。
「最大益ボード指数」は、4月始めに「売りシグナル」なったが、4月22日に、NK,NYともに「買いシグナル」となった。一旦翌日「売りシグナル」に変わったが、次の動きでどちらにでもシグナルが変化する転換点に出る動きで日柄調整の時の様相である。金融機関の内部調査の詳細や米自動車業界の問題の進み具合で、破綻など悪材料が仮に出ても、あく抜けの環境は出来上がってきた。

今週の「ふくろう速報」には、こう記した。(第49弾、第50弾)
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4/23 pm13:08配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第50弾
「最大益ボード指数」では、NK、NYがIDXは水準が高いが、どちらも昨日22日に「買いシグナル」が点灯した。しかし水準は高く、市場の警戒心は高く、個別物色相場となり出遅れ物色が続く。取り組みで魅力的な銘柄や新興市場の超出遅れ株、売られすぎの物色相場となる。
4/20注目の「2432ディー・エヌ・エー」「2121ミクシィ」は、最高のねらい目でした。まだまだこれから上昇が大きく期待できそうです。
「9449GMOインターネット」不採算部門を切り捨てレンタルサーバーや中小企業向けネットサービスやネット広告、検索エンジン最適化コンサルなど好採算に注力。史上最高値から10分の1の値段の超割安では・・・。
「9715トランスコスモス」これからのインターネット販売で欠かすことの出来ない業界コールセンター、テレマーケティング大手、人材、雇用開拓などに貢献。
東証一部の主要銘柄の昨年10月末安値の6ヵ月目の信用期日の買い戻しを狙って、信用低倍率の主要銘柄を「最大益ボード」で分析
http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/saiko/tei_shinyou.htm
真水15兆円の追加経済対策は総額57兆円に及ぶ
http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/saiko/keizaitaisaku.htm
いずれこの「2ボード」掲載された銘柄が、市場をけん引する銘柄になる。
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4/20 pm13:19配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第49弾
「最大益ボード指数」では、NK、NYがIDXは水準が高く、いずれもまだ売りシグナル、日証金倍率4/7は0.61倍まで低下したが、買い戻し続き4/17は0.74倍まで、しかしそれでも取り組みは魅力的、今月末が安値の6ヵ月目が到来とともに経済対策の効果を期待することになる。
好材料もチラホラ
http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/spb/kiji_kouzai.html
本日は東証一部では、出遅れ株として、鉄鋼株が買われている。
金融関連は出遅れで「8308りそな」、「8411みずほフィナンシャル銀行」を下値でじっくりと・・・。

最も出遅れているのは、ネット関連で

「2432ディー・エヌ・エー」2007/12/7には高値88万2000円だった株、この時期でさえ最高益を上げている。
「2121ミクシィ」2007/12/7には210万円のSNS人気で高値だった株、いま株価は5分の1以下。

インターネット販売や広告を効率的に行い収益を上げる企業は、これからの企業再生には無くてはならない。「最大益ボード指数」でマザース指数やヘラクレス指数は、まだ「売りシグナル」だが、日経ジャスダック平均指数は「買いシグナル」に転換した。ここは新興市場のトップ銘柄に絞って・・・。

東証一部の主要銘柄の昨年10月末安値の6ヵ月目の信用期日の買い戻しを狙って、信用低倍率の主要銘柄を「最大益ボード」で分析
http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/saiko/tei_shinyou.htm

真水15兆円の追加経済対策は総額57兆円に及ぶ
http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/saiko/keizaitaisaku.htm
いずれこの「2ボード」掲載された銘柄が、市場をけん引する銘柄になる。

今週の株式総括0417

2009-04-19 09:08:18 | 今週の株式総括
今週の株式総括0417
小沢疑惑で息を吹き返した麻生政権だが、あの訳の分からない雑誌を持ち出して、記者に逆質問した首相、矢っ張りこれはダメだ。あの意図が分からない。今までの漢字の読み間違い、失言や失態を報道から追求された仕返しなのか。こんな人に今の日本を委ねているのは不安どころか、もうほんとに悲しい。
公務員改革は後退一方の麻生政権、今回の追加経済対策で、業務急増を見込むため日本公庫は予定していた減員を凍結するという。消費者庁ができ、調子に乗って首相は「スポーツ庁」を創設する。景気悪化をいいことに、中小企業を支援とか、消費者保護など、もっともな口実で公務員の居場所をつくる。
「天下り廃止」が別のかたちに変わって拡大していく。官僚支配の政権では、もう日本は救えない。政権をささえて与党の中にも、麻生で改革は無理と中川氏が動き出した。

米国の経済指標で「半年先見通し」の改善が相次いできた。4月のNY連銀製造業景況指数や住宅建設業者指数は、6カ月先予想がNY同時テロ直後以来の急反発を見せており、年後半に向けた楽観論が台頭している。先行き予断は許さないものの世界的なリフレーション政策を受けた景況マインド改善が景気の下げ止まりを促し、経済指標の下げ止まりが一段のセンチメント改善を促すという好循環入りが注目され始めた。
http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/spb/kiji_kouzai.html
を見ると、次第に明るいニュースが多くなった。悪材料をむしろ出尽くしと株価反発がでる。

最大益ボード指数が、IDX70以上でNK(4/9),NY(4/1)ともに売りシグナルとなって、NKは7日、NYは12日と、売りシグナルが経過した。NKの半日足は既に陽転しているが来週には一日足も陽転してくる可能性が高い。NKの一目均衡表は雲の上限上抜けは、昨年7月以来の久々で売り圧力が薄くなった。今までの下げ相場の様な売り急ぎとなる急激な下げの危険性は無い。NK,NYどちらも高値もみ合いの状態で安心買いの域ではないが、昨年の10月末のリーマンショックの安値7000円割れの信用売り期日が4月末到来し買い支えに働く。
名実ともにGDP比3%に迫る過去最大の経済対策15兆円の景気浮揚に繋がる。補正成立が6月末としても、10-12月までにはGDP押し上げ効果となって現れる。
株価は半年先を読む。

今週の株式総括0410

2009-04-11 10:35:04 | 今週の株式総括
今週の株式総括0410

政府・与党は景気下支えで雇用・環境を重点に最大56兆円の追加経済対策決定した。真水10兆円が一挙に5割り増し15兆円とし、09年の日本の財政支出は対GDP比3.0%、IMF推計より1.6%増加し08年―10年累計でGDP比財政支出が3.8%と日本がドイツを抜き、米国に次ぐ積極財政国となる。

霞ヶ関が全面協力で麻生政権を応援することにより出てきた政策である。

彼らの一番の擁護者は麻生政権であり、自民党そのものなのです。政権の交代を一番恐れているのです。彼らの身の保身は、自民政権が続くことにあるのです。あれだけボロボロだった麻生政権が、小沢献金問題でようやく反転の兆しが見えてきたところ、この明かりを消すまいと、「財政均衡がなんだ」、「国債増発がなんだ」、それより景気回復が一番なんだと、選挙にむけて霞ヶ関が全面的に自民支援を始めた。

よーく考えてみよう。あれだけ連続失態ばかり繰り返す麻生政権を、これでまた生き返らすことは、今まで政府を追及してきたことが無に帰すこととなる。補正は今の景気にとっては、最も重要だがそれを政争の具とすることは、選挙民はよく見定めておかなければならない。断っておくが私民主党を支持しているのではない。自民党では、もはや公務員改革をすることが出来ない。改革のためにはまず政権交代が必要だと思うからである。

いよいよ東京市場が9000円台に好調に展開かと期待されていたところに、水曜日の米国株式の急落は、冷や水をかけるところとなった。しかし連続して下げることはなく、ちょっとしたスピード調整といったところか。先の急落のような重苦しい売りの圧力は薄れてきた。

NKの一目均衡表をみれば、既に株価は雲の上であり、米国もいよいよ雲を上抜けた。昨年6月以来のことである。いずれも今後の上値での戻り売りの圧力が薄れることを示している。4月末にかけて昨年の安値を付けた6ヵ月目の期日が到来する。昨年の9月10月は、リーマン破綻などから景気悪化で緊急経済対策が叫ばれていた頃で、日経平均は26年ぶりの安値となり、ヘッジファンドなどの「空売り」が市場を恐怖相場に陥れた頃です。売り勢力が市場を闊歩していた。株価9000円への戻りの段階でも、不信感はなお多く、一層の空売りが増加したようだ。信用貸借倍率はまだ0.65倍なのです。チャートで見ると実線上の赤丸が6ヵ月応答日です。

景気指標も次第に明るいモノが出るようになり、大幅赤字決算などが悪材料出尽くしで逆に株価が上昇する減少にまでなってきた。しかし殆どの投資家は相場上昇の恩恵を受けていないどころか、指をくわえてただ見つめるだけ参戦すらしていない。あれよあれよと上昇する様に、一部機関投資家では、「持たざるリスク」さえ懸念されだした。

日経平均は3月26日高値8636円から500円強急落した倍返しの9163円が当面の目処。9000円大台がトライされるようなら、その先は9500円台も視野に入ろう。昨年6月戻り高値1万4489円から3月10日安値7054円までの下げ幅の3分の1戻し水準である。

 

 「最大益ボード指数」で、NKもIDXは高原状態を横ばい、NYもIDX下落方向だが、急落の兆しはなく今週はスピード調整で個別銘柄物色の展開。一目均衡表では雲の上限をどちらも上抜けした。明らかに売り圧力が薄れたことを表す。NK100日回帰線もなだらかな上昇傾向、月末にかけて6ヵ月安値売りの期日到来など、過去最大の追加経済対策の策定や、在庫調整や機械受注など一部経済指標の底打ち陽転の兆しが相場を後押し。
「ふくろう速報」今週はこう記した。


4/7 am11:38配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第48弾

「空売りの買い戻しに注目!!!!」

景気悪化と、その上地政学リスクをために、上げの段階でも売り乗せた向きがある。日証金信用倍率はさらに0.61となってきた。昨日の米国株などの下げにもかかわらず、日本株は殆ど下がらずスピード調整程度の調整。

最大益ボード指数ではNKがINXが、買い過熱水準を示すが、「買いシグナル」になった。NYは依然として「売りシグナル」が点灯のままだが。

6752パナソニック(100株単位)ボックスの高値1200円抜けから本格化と速報通りの動きに入った。押しは積極買い。

6728アルバック(1/14速報フォロー)

半導体製造装置の不振が業績の足を引っ張ったためだが、太陽電池製造装置は薄膜太陽電池一環製造ラインが2008年日経最優秀賞に選ばれた。今や世界のグリーンニューデール策で太陽電池製造会社は注目の的。07年8月10日高値5390円から08年11月21日902円まで売り込まれた。その安値売りの期日が今月から来月にかけてやってくる。売りの安値の信用期日買い戻しが、今後の上げ相場を主導する。

昨年の高値1903抜けで、いよいよじり高状況から上げ足が軽くなる。

8308りそな銀行(3/30速報フォロー)

銀行株の中で今年になって安値を付けた銘柄が多いが、当社の安値は昨年の10月31日725円まで値下がりした。既に2月27日に1729円と大幅値上がりを達成した。大幅な自社株買いでが貢献した分けだが、信用取り組みは0.34とその間売り残が大幅に積み上がっている。米国の金融不安で連れ安し、その間の悲観人気一層の売り残を積み上げとなった。その安値期日の到来が今月末にかけてやってくる。



今週の株式総括0403

2009-04-04 09:22:09 | 今週の株式総括
今週の株式総括0403
官は政の為政を助けるのが筋だが、官が政を馭する。政治家は代々世継ぎを繰り返し、2世3世は当たり前となってくると、官と政のもたれ合いは、避けようにも避けられなくなった。官から政に身を転じて、官の優位な環境がどんどん出来上がる。民の声が政に届くためにとか、表面の口述で議員に転身する次官など、選挙民の心を逆手に取る。そこにはいかがわしい議員ばかりとなるのは防ぎようがない。
 構造改革をと叫べども、金食い虫の官の改革をやらなければ、いくら増税しても財政改善などなし得ない。
小さな政府、小さな官僚制なければ、消費税をいくら上げてもダメ。官や政のただ無駄を支えるための増税を繰り返しているだけなのだ。
ようやく今ごろになって今夏公務員ボーナス減額を検討するという。民間に配慮と言うが選挙前の自衛策見え見え、米メディアが、日本の政治家を批判して、「政情不安の小国のよう」、「創造性欠く景気対策」とか「アタマのない東京」などと極評し、政情が安定しない小国のたとえ「バナナ国」と皮肉り、小沢問題は汚職と無能は日本政治の「大災難」と・・・。
千葉県知事選で矢っ張り小沢問題は、NOの回答を示した。あれだけカネまみれの人が首相となっては、すぐ自民政権と同じようにボロを出す。田中、金丸に仕えた金権政治の血はやはり流れているし今でも静かに脈打っている。少しでも永く党代表に留まる限り、もはや民主の政権奪取はあり得ないことを示した。
米国経済指標が下げ止まる中で、日本の4-6月期GDPの「大幅マイナス幅縮小」、もしくは「小幅プラスの可能性」が注目されだした。2期連続の大幅マイナスの反動増や米国景気の緩やかな改善、日米中など各国の政策対応の累積効果、円安と株高の好循環などが、急滑降からの下げ止まりと短期的なリバウンドをもたらす可能性が浮上している。
ヘッジファンドなどによる3月期末の空売りの損だし先送りで、期越えの4月から一斉に買い戻しを始めた。今は買い戻し主体だが、外国人売り買いは、買い越しに傾いてきた。日証金貸借倍率1倍割れ0.64倍とかってこんな数字は聞いたことがない。景気悪化で待機資金が、株式市場に「かわざるリスク」を感じだした。株価の急落がかってない100年に一度という景気悪化での売り込みであっただけに、今度は逆に100年に一度という「猛反発」があってもおかしくない。大きな転換点では、過去に見ないことも起こるもの。
 大方の投資家は、この株価急騰でもまだ半信半疑、投資意欲や余力は、先の急落でそがれてしまっている。ほんの一握りの投資家だけ恩恵にあずかっているだけ。しかし相場の一番おいしいのは、今が一番なのです。
「最大利益ボード指数」は、NK,NYともに売りシグナルが点灯した。あくまでもテクニカル的に見れば、種々の指標は過熱水準を示す。あくまで常識的に判断すれば、これだけ上がれば数値的には過熱を示すのも当然だが、大きな転機となるときは、数学的、統計的にだけでは判断できないことも起こる。しかし「最大益ボード指数」が両指数とも「売りシグナル」が、点灯したことは、大いに敬意を表して、「利食い優先の投資姿勢」で臨むべきだ。
http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/spb/kiji_kouzai.html
http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/spb/kiji_taiyoh.html

「ふくろう速報」には、こう記した。http://fukurou.sub.jp/
 4/3 am6:57配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第47弾
いよいよ空売りの買い戻しが期越えとともに本格化した。地政学リスクリスクも加わり目先の戻りで空売りをかけた向きも多い。日証金の信用貸借倍率は1倍を割れ何と0.64になっているのです。いかに悲観人気が先走りしていたか分かります。売り残の多い銘柄ほど反発力が強い。まだ当分買い戻しによる値上がりは続きます。
最大益ボード指数ではNK,NYともに過熱を示す「売りシグナルが点灯しました。25日移動平均から20%以上かい離した銘柄、回帰線から2シグマ以上の上方かい離銘柄は、適度に利食いも入れて、また押し目買いに・・・。
徐々に買い方に力が付いてくる。
ど真ん中銘柄の出遅れは、「6***XXXX」(100株単位)1月中旬からのボックスの高値1200円抜けから本格化。
国際優良株
http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/saiko/kokusai_yuryokabu.htm

来週からは低位株にも大幅な物色が拡がってくるか。
http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/saiko/teiikabu.htm